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「普通じゃつまらない」――そんな自分が求めているもの
普通を嫌う自分は何を求めているのか?
「普通に生きる」という言葉に、いつからか違和感を抱くようになった。
普通に学校を卒業して、普通に働いて、普通に結婚して、普通に子どもを育てる──。
それはそれで素晴らしい人生だと思う。
けれど、自分がその「普通」の中にいる未来を想像すると、なぜか心がざわついてしまう。
自分はこんなもんじゃない──
そう自分を奮い立たせる気持ちが、常にどこかにある気がする。
でも、それはなぜなのか?
「普通を嫌う自分」は、本当は何を求めているのか?
この記事では、自分の気持ちを深掘りしながら、その答えを探していきたい。
「普通が嫌だ」と感じ始めたきっかけ
その感覚が芽生えたのは、高校を卒業して地元で働き始めた頃だったと思う。
大学に進学した友人たちは、自由で楽しそうな生活を送っているように見えた。自分は嫌な思いをして働いているのに、彼らはバイトして遊んで、自由な時間を満喫している。
そして数年後、彼らは自分より良い企業に就職して、高い給料をもらう。
その現実が虚しくて仕方なかった。
シンプルに、自分の人生が「つまらない」と思っていた。
このままじゃ嫌だ──
そんな気持ちが、上京や転職といった行動の原動力になったのかもしれない。
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普通を嫌う自分が求めるもの
振り返ってみると、「普通を嫌う自分」はいくつかのものを求めているように思う。
1. 「特別」でありたいという願い
「普通」ではなく「特別」でありたい。その根底には、誰かに認められたいという気持ちがある。
前職で上司やお客様に評価されたことも、今の自分を作っている気がする。
「お前はもっとできる」「将来が楽しみだ」
そんな言葉をもらうたびに、自分はもっとできる人間だと思いたくなった。
2. 比較の中での勝利
特別感だけでなく、周りとの比較も大きい。
同級生や同期が活躍している話を聞くと、素直に「すごい」と思う一方で、「悔しい」と感じることもある。
勝ち負けにとらわれたくないと思いつつ、同じ条件でスタートした人たちと競い合うことで、自分の価値を確かめたい気持ちは拭えない。
3. 成長と未来への希望
「こうなるだろう」という未来が見える日々は、どうしても退屈に感じてしまう。
だからこそ、挑戦したり成長したりして、自分の未来を自分の手で変えていきたいと思う。
その過程が自分らしさを感じる瞬間でもある。
認められたい気持ちと行動のずれ
ただ、「認められたい」という気持ちが強いわりには、行動が追いついていない自分がいる。
行動量が少なかったり、結果が出なかったりする時に、自分に対してやりきれていない感がある。
逆に、やりきったと思える時もある。
1年間資格試験の勉強を続けた時
フルマラソンを走り切った時
ジム通いを習慣化できた時
人から見れば小さいことかもしれないが、私の中では自分で決めたことをやり遂げたことに達成感を感じた。
そんな時は、「これでいい」と自分を納得させられるのだと思う。
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行動と数字の力
行動量と数字は、やはり大事だと思う。
効率を重視しすぎて行動量が少なくなるよりも、まずは行動量を増やすことが重要だと思うようになった。
成果は数字で示すのが一番分かりやすい。
数字で見える成果は、周りにも伝わりやすいし、自分自身のモチベーションにもなる。
だからこそ、行動量を増やし、数字で成果を示す──
それが、自分が「こんなんじゃない」と思い続ける気持ちを形にする手段になると思っている。
まとめ:普通を嫌う自分は、どこに向かうのか?
「普通を嫌う自分」は、結局何を求めているのか?
それは、自分の可能性を信じて、特別感や成長実感を得たいという願いなのかもしれない。
同時に、周りに認められたり、比較の中で上に立ちたいという承認欲求もある。
どちらが主なのかは分からないけれど、この気持ちが行動の原動力になることは確かだ。
ただ、その原動力を結果に結びつけるためには、行動量と成果を意識し続けることが必要だと思う。
この記事を書きながら、自分自身へのメッセージとして、こう締めくくりたい。
「普通を嫌う自分」がいる限り、挑戦し続けよう。
そして、
その挑戦を通して、自分自身を納得させられる未来を作っていこう。
それが、普通じゃない自分でありたいと願う自分の生き方なんだと思う。
From ゴエモンぱぱ🏯🌸🍃