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パパになる決意|もうすぐ父親になる私の不安と本音

3ヶ月後に第一子が生まれます。
ここにパパになるまでの過程と決意を、ネガティブな感情も含めて全て正直に記録します。


子どもを作る決意

私はずっと子どもを作るか悩んでいました。

「子どもができたら自分の時間が少なくなる」
「結婚は離婚すればリセットできるけど、子どもはそう簡単にはいかない」

そんな私とは逆に、妻はずっと子どもを欲しがっていました。
結婚してすぐ、妻から「子どもがほしい」と言われて話し合いをした結果、1年待とうということになりました。

それが2023年3月です。


それから1年は自分のやりたいことをやろうと、
朝から晩まで仕事をしたり、休日も自分時間を持ってワークスペースに通ったり、たくさん旅行に行ったりしました。

夏になって「あと半年…」、
年を越して「あと3ヶ月…」。

約束の時が近くなってくるプレッシャーを感じながらも、心のどこかで「もう一年くらい延長できるんじゃないかな?」と思っていました。

そして約束の1年後ー。

私から話は出さずにいたら、妻から言われました。
「約束覚えてる?」

主語はなかったですが、すぐに分かりました。
私「覚えてるよ」
妻「で、どうなの?」
私「1週間考えさせて」

また先延ばしにしました。
その1週間の間にいろいろ考えました。
年齢の近い会社の人に相談したりネットで色々調べて、自分の気持ちをマインドマップに書き出しました。

そもそも子どもは必要?
自分の時間や自由に使えるお金が減ってもほしい?
メリットデメリットは?
今の奥さんで本当にいいの?
奥さんを喜ばせたいだけじゃない?
本当に自分の心から子どもがほしいと思う?

ここに書ききれないくらい自問自答しました。

結果的に私は子どもを作ると決意して、妻に伝えました。

これが2024年4月中旬です。

まさかそんなに早く…


子どもを作ると決めたところで、数ヶ月~もしかしたら1年以上できない可能性もあると思っていたのですが、
子どもを作ると決めてから数週間後の4月末に妊娠が発覚しました。

いつも通り仕事が終わって帰宅し、妻に検査後の妊娠キットを渡されました。
いきなり渡されて、一瞬渡されたものが何なのか分かりませんでした。よく見ると検査の線っぽいのが入ってて、

「もしかしたらこれが妊娠検査?ってことは妊娠したってこと!?」
頭の中はこんな感じでした。

私「これなに?」
妻「パパママになりましたー ^^」

私は良いリアクションができていなかったと思います。
正直、嬉しいという感情はほとんどなく、驚きが2割、不安が8割くらいでした。
まさかこんなに早くできると思っていませんでした。人生の色々な選択肢をガツンと閉ざされて、何かに囲われた気分でした。

不安の正体

私の不安は1つでした。

「自由が減ること」

自由とは主に「時間」「お金」
人生の選択肢の多さです。

今まで私はかなり自由に生きてきたと思います。

・仕事を急にやめて実家を出て上京したり(両親とはしっかり話し合いました)
・仕事を変えたいと思ったら変えたり(今まで4回転職しています)
・毎週のように趣味のサッカーを見たり
・サッカーを見るために新婚旅行をイギリスにしたり
・思い立って高額なものを買ったり(7万円のプロジェクター、4万円の枕、4万円のデスクチェアなど)
・結婚していながら朝帰りしたり(年に1~2回くらい)

とにかく自由に生きていました。

子どもが生まれると間違いなく自分の時間が減ります。
お金も足りるか不安でした。
妊娠が分かってからも「子どもができるメリットデメリット」を調べまくりました。
あれだけ調べて決断したのに…

不安からワクワクへ

3ヶ月後に出産を控えた今、徐々に不安が減って、ワクワクへと変わってきています。
不安が一切ないかと言われればそんなことはないのですが、不安の内容が少し変わりました。
以前は自由が失われる不安でしたが、今は出産や子育てに対する不安です。

「無事に生まれてきてくれるかな」
「妻の体調は大丈夫かな」
「ちゃんと子育てできるかな」

エコーで子どもの顔を見て
「自分に似てそうだな」とか、子どもの名前を考えたり、将来一緒にサッカーすることを想像したり、ベビーカーやベビーベッドを買ったり…。
出産する夢を見ることも増えました。

なぜ不安が減ったのか?はまた別の記事に書こうと思います。

パパになる決意

心の変化

子どもの頃から漠然と「いつかは自分にも子どもができてパパになるんだろうな」と思っていました。
4月末に妊娠が分かり、徐々に妻のお腹が大きくなっていき、お腹を触って赤ちゃんが動いているのを感じても、まだ信じられないというか、実感が湧かないままです。

ただ、準備は進めています。
服を買ったりベビーカーを買ったりするうちに、「本当にパパになるんだなぁ」と少しずつ実感しています。

責任

独り身の時は自分のことだけを考えれば良いので楽でした。
悩みや不安も自分のことだけで、自分のことは自分が一番よく分かっているので対処しやすいです。
しかし、家族が増えると悩みや不安も増えます。しかも、相手が何を考えているのか分からないため、伝え方や伝えるタイミングなどに気をつけなければなりません。

自分だったら「こうすればいいじゃん!」とシンプルに考えることも、相手にとっては共感や適切なアドバイスが必要になることもあります。

子どもが生まれると、確実に不安や悩みも増えますが、その反面、子どもがいなければ感じられなかった幸せも増えるはずです。
子どもと公園で遊ぶ時間が幸せと感じるかは、今は正直分かりませんが、少しずつ家族としての幸せを見つけたいと思います。

目指す父親像

子どもの可能性を広げる父親になりたいと思います。
私の両親は、どちらかと言うと私に対して制限をかけることが多かったです。
門限が早かったので、夜遊びのようなことはあまりできませんでした。学生のうちにしかできないような遊び方もしたかったなと思いつつ、親としての心配も理解できます。

ただ、サッカーだけは続けさせてくれました。
サッカーは小学校から高校まで続けてきたもので、そのおかげでサッカーを通じて出会った仲間とは今でも交流があります。
私も自分の子どもに、色々なことに挑戦する機会を与え、自分の「好き」や「得意」を見つけてもらいたいと思っています。

欲を言えば、サッカーを好きになってプロサッカー選手になってくれたら嬉しいなと思います。

今後の行動

私がやらなければいけないことは、家族に向き合うための「余裕」を作ることです。
具体的には、「時間」「お金」「心」における余裕を確保することです。

・時間
現在の生活は、平日は5時半に起きて自分の時間を作り、ご飯を食べて定時より一時間早く出勤しています。残業は平均30分~1時間で、帰宅後はご飯を食べ、シャワーを浴びて22時半~23時には就寝します。
今の生活では、休日こそ余裕はありますが、平日はかなり忙しいです。

時間の余裕を作れるとしたら、残業を減らすことです。
定時より一時間早く出勤したのは、子どもが生まれて残業ができなくなることを見越して始めました。残業よりも早出の方が仕事のパフォーマンスは高く、人が少なくて集中できるので、子どもが生まれた後も生活リズムに合わせて出社と退勤の時間を調整しようと思っています。

・お金
妻は働くのが嫌いで、私は働くのが好きなので、私が稼ぐ役割だと思っています。ただ、今の私一人の収入では十分な余裕があるわけではありません。また、今の会社ではインセンティブの比率が高く、月々の収入が変動します。安定して収入を増やすには役職者になることが必要です。

これからは一時的な収入ではなく、長期的に見て収入を得られるようにスキルアップにも注力し、仕事に向き合っていきます。

・心
自分の心に余裕がないと、人を気にかけてあげることは難しいです。
先日、妻がコロナにかかったとき、一緒にご飯を食べられないと思い、自分の食事だけを済ませて帰宅しました。しかし、妻のご飯については考えていませんでした。
その日は仕事がうまくいかず、自分のことで精一杯だったため、心に余裕がありませんでした。

余裕がなくても対応しなければならない時もありますが、会話や行動が雑になり、関係が悪化することもあります。
日々の生活には辛いことや苦しいことも多いですが、それも心の余裕を作るための経験だと捉え、ポジティブに向き合おうと思います。

自分自身へのメッセージ

3ヶ月後にパパになります。
今はまだあまりパパになる実感がありませんが、我が子がどんな顔で生まれてくるのか、私に似ているのか、妻に似ているのかが気になります。

赤ちゃんは元気に生まれましたか?
愛犬と赤ちゃんは仲良く遊んでいますか?
仕事と育児の両立はできていますか?
妻に愛想を尽かされずに、家事・育児ができていますか?
育児で大変な妻を気遣ってあげられていますか?
自分の時間より子どもとの時間を優先したいと思うほど幸せですか?

今の私が想像している以上に大変なこともあれば、幸せなこともあるんだろうなと思います。
とにかく無理しすぎずに二人で協力して、家族みんなが幸せにいてくれたら嬉しいです。

From ゴエモンぱぱ🏯🌸🍃

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