仙台↔︎きてみ〜な の楽なルート
ツールド三陸を走った時に、名取のサイクリングクラブの代表と知り合いになりました。
オープンの時に「自走で行きますよ」とおっしゃっていただいたのですが、片道平坦な道で75キロ。
遊んでいただける時間も短くなってしまいそうだなって。(オープンイベントは10月下旬なので日も短くなっているし)
そこでルートを見ながら、「サイクルトレインワープ」を入れれば良いじゃん!と気づきました。
阿武隈急行線のサイクルトレインは、土日は制限なし。邪魔にならないようにすれば、問題なく乗れます。
阿武隈急行線は、福島駅から槻木駅までを結んでおります。槻木駅はJR乗り換え可能な駅となっています。
ただし、槻木駅は、JR乗り入れであるため輪行袋に入れないと改札が通れませんので、「サイクルトレインワープ」には使えません。
そこで、一つ手前の東船岡駅が乗り降りを行う駅とします。
仙台駅から東船岡駅までの距離は、32キロくらい。RideWithGPSのルートはこんな感じ。
ここから、阿武隈急行線に乗り移動します。きてみ〜なに向かう時に利用できる駅は、
やながわ希望の森公園駅、梁川駅、新田駅、二井田駅、大泉駅、保原駅、上保原駅くらいになります。
個人的に勧めるのは、梁川駅になります。
この駅をおすすめするのは、阿武隈急行の乗り方にも関わってきますので、まずはその説明を。
【阿武隈急行の乗り方】
阿武隈急行は有人、無人の駅があります。無人駅には、駅舎らしい駅舎はありません。もちろん、きっぷの自動販売機もありません。
都会の方は普通に使われていて、これが使えるだろうと思っているSuicaなどの交通系カードも使えません。
(福島交通では、バスでもSuicaは使えません)
ではどのように乗車し、運賃を支払うかとなりますが、まず乗る時には、電車のドアのよこについている「開」のボタンを押してドアを開けます。(自動でドアが開く、は都会だけの話になります)
さらに注意すべきはワンマン運転時。電車の乗るために開くことができるドアが制限されます。(1両目の最後のドアなど)
指定のドアしか開かないので、指定のドアをあけて整理券を取ります。
降車する際には、運賃表で運賃を確認しての上、運転手の後ろにある運賃箱に該当のお金を入れて、一番前のドアから降車します。
車掌がいるときは、無人駅から電車に乗ってもすぐに車掌が切符を売りにきてくれます。
有人駅から乗降する場合は、自動販売機で切符を購入、改札を抜けて乗車。
降りるときは、切符を改札で渡す、となります。
地方の電車って、ちょっとルールが難しかったりするんですよね。
さて、本題です。梁川駅を勧めるのは、有人駅でありながら、小さい階段しかない(保原の階段はきつい)。
しかも、改札の横から出やすい、外には、寄贈されたサイクルラックが置いてあるので、準備がしやすいです。
コースですが、梁川駅からきてみ〜なまでは、軽いのぼりになります。「ちょっとスピード乗らないなぁ」くらいの感覚で走れます。RideWithGpsでのルートはこんな感じ
阿武隈急行の時間さえきちんと調べておけば、輪行の手間もないのでギリギリに飛び込んでも乗車可能です。
ちなみに、自宅から梁川駅に行き、サイクルトレインで740円で東船岡駅へ、そこから32キロ走って仙台へ行く。やすいなぁ。
私が最寄り駅(保原)から新幹線を使うと3670円。
時間は3倍以上かかるから、時間がある時の移動手段には良いかな。
船岡は春に桜の名所としても有名なので、このコースを使って、来春は船岡の桜、仙台宿泊。。。なんてありかも。
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