年収と退職金の現実を、転職エージェントから言われた話し。本格的に転職活動に向けて重い腰を動かしたきっかけになった話し。

どうも、42歳で転職を決意し無事にキャリアアップする事に成功しました、五右衛門です。

最初に私が42歳という年齢で転職を踏み切った理由を書きましたが、50歳役職定年。という会社規定は本当に切っ掛けでした。

2019年の1月に動き始めたものの、ただ転職サイトに登録する。という動きだけでした。
当然、こちらから応募をしたりはしなかったので、ほぼ何のアクションも起きないまま数日が過ぎていきました。

そんな時に、以前務めていた会社の元取引先の営業のMさんから久し振りの挨拶LINEが来たのです。
彼は、元大手メーカーの営業をしておりましたが、現在は日本でも最大級の転職サービス会社で働いています。

彼が数年前に元大手メーカーを退職する際に、挨拶にこられその時にプライベートの連絡先を交換して何度か時々やり取りをしてたのです。

ただ、Mさんが転職サービスの会社に転職していた事はすっかり忘れていて、連絡が来てから思い出しました。
一通りの世間話が終わり

私「そう言えばMさん、転職斡旋の仕事に転職したんでしたっけ?」
Mさん「そうですよ!リクルートエージェントで働いてます。」
私「私の転職も斡旋してくださいよ!」
Mさん「え?本気ですか?本気なら信頼出来る腕のいいエージェントを担当につけますよ!」

この時から、私の転職活動に対する熱意とギアが上がった瞬間でした。

・転職しないとなぁ…とは思ったものの腰重いな…
・職務経歴書の書き方の本は読んだけど、これでいいのか?
・自分は本当に他の会社でも通用するのか?
・自分の強みってなんやろ?

こういう事が頭の中でグルグル交差して、なかなか活動に身が入らない。
1人でやってるとそんな事ないですか?私はそんな感じでした。

でもMさんから久し振りに連絡が来た事が切っ掛けで、転職の歯車が一気に回り出した瞬間でした。
結果的には、Mさんの務めているリクルートエージェントを通しての転職には至りませんでした。

ですがエージェントの担当様には非常に的確なアドバイスを頂き、素晴らしいサービスがあるので、転職を考えていらっしゃるなら是非とも利用する事をお勧め致します。
私が42歳でもキャリアアップに成功したのは、本当にリクルートエージェントのサービスやアドバイスがあったからだと確信しています。

そして、担当エージェントとの最初の面談の時の話です。一通りの面談を終え、現在の年収と当時の仕事内容を細かく聞かれ、私のスキルの棚卸しをしてもらいました。その結果、いくつか求人の案件を紹介して頂きました。

以前の会社は、給料は同年代の方より良いかも知れませんが、安定が無く役職定年も50歳でした。
もちろん退職金もありませんでした。

そう、退職金。最近は退職金の無い会社がどんどん増えているそうですね。私も転職活動を行う上でネットでわかる範囲で調べてみましたが、最近では1/3の会社が退職金は無いそうです。
ですが、私の所に回ってきた求人だけを見る限り半分の会社は退職金がありませんでした。

近年では企業年金の崩壊や、年金期制度の崩壊が囁かれています。イデコや企業型拠出年金401kの制度が出てきたのは国に年金を払っていく自信が無くなってきたのかもしれません。皆さん、積立しっかりやっていきましょうね!

面談の最後にエージェントからMさんが挨拶したいと言ってますが、呼んでいいですか?と言われたので
是非私もお会いしたいです。と伝えると、呼んできて頂きました。

世間話や転職のきっかけなど話している中、Mさんが真剣な眼差しで話やをしてくれました。

Mさん「現実的に厳しい言葉になるかもしれませんが、五右衛門さんは年齢の割にお給料をかなり貰ってます。世間でそれ位貰ってる人は殆ど居ません。正直、今以上の給料のでる会社自体が少な過ぎるので紹介出来る会社がほぼ無いです(私のスキルを加味した上で)。ですから、本当のアドバイスをするなら…
今の会社はすがっても居た方が良いのではないでしようか?」

以前の職場では年収で800万ほど頂いてました。
これは、私の以前の給料が良かった事を自慢してるのでは無く、逆にもっと沢山稼いでいる方を私は知ってます。 ただ、客観的に私の以前の職種からの転職として。という意味なのかもしれません。

ですが、Mさんの言っている事も十分に理解してました。私自身も貰いすぎてる位貰っているのではないかと…(笑)

結果的には、キャリアアップに成功し年収を上げる事が出来ました。
何が言いたいかというと、転職のやり方とタイミングさえ良ければ、有効求人倍率1.63倍の今ならチャンスはありますよ!という事です。

もちろん、希望の年収で転職する事はなかなか出来ません。正直、活動中の数ヶ月間はめちゃくちゃ疲れました。出来ることならもう二度とやりたくないです(笑)

ですが、42歳でも希望年収以上の興味のある職種へ転職出来たのは職務経歴書の書き方や、自己紹介の書き方、面接時のマナー。面接担当の方がどのような事を考えてるのか?を想像しながら対策を練ることが出来れば多くの人にチャンスが訪れると思います。

次回からはそんなちょっとしたコツを書いていこうと思います。

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