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Poetry night

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詩と朗読と映像と。
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2022年4月の記事一覧

白詰草の野は静かなる

白詰草の野は静かなる

あなたへのささやかなる復讐は
わたしがしあわせになること
好き勝手に生きること

白詰草の花言葉「私を思ってください」「約束」「幸せ」「復讐」から生まれた、一つの覚悟のような詩。
そんな覚悟を積み重ねながら、人生を歩いていく。

🌙「詩と朗読 poetry night」第15夜は、「白詰草」をお送りします(3分)。スキマ時間に聴いていただければ嬉しいです。

★第1夜~14夜はコチラから。

高村光太郎②レモン哀歌

高村光太郎②レモン哀歌

わたしの手からとった
一つのレモンを
あなたのきれいな歯が
がりりと噛んだ

愛する者と別れる瞬間の透明な静けさ。
🌙「詩と朗読 poetry night」第14夜は、高村光太郎「レモン哀歌」をお送りします。スキマ時間に聴いていただければ嬉しいです。

高村光太郎①あなたはだんだんきれいになる/あどけない話 #13 stand.fm

高村光太郎①あなたはだんだんきれいになる/あどけない話 #13 stand.fm

「あなたはだんだんきれいになる」
「あどけない話」
高村光太郎の詩集『智恵子抄』に収められた2篇の詩。
智恵子を「神の造りしもの」といい、彼女と交わす会話を「あどけない」話という光太郎。
☆「詩と朗読 poetry night」第13夜は、光に満ちた美しい詩をお送りします(4分ほど)。

つらつら椿 #12  stand.fm

つらつら椿 #12 stand.fm

春に逢ったあなたと
柔らかい陽の降る野辺の径
椿の下を歩いた

「詩と朗読 poetry night」
第12夜は「つらつら椿」。
スキマ時間に聴いていただければ嬉しいです。