仲間作り=関係の中に家を持つこと
キャリアアップに一番重要なものは、ホームを持っていること、仲間のコミュニティがある事なんじゃないかと思うようになってきた。
そこまで社会経験がなく、ビジネスマインドみたいなものに染まり切れていない自分でも、ひとつの会社に沈み込んでいくことの危険性みたいなものは薄々感じるようになってきている。
そこがダメになった時、自分の中で育っている武器が、その会社用のものしかなくて、絶望する。どんな環境でも活かせるように、武器を研いでおくことで、自信をもって社会人でいることができるのだろう。
で、そのために必要な態度が「いつでも今勤めている会社を手放せるという感覚」「クールに手段として企業を見る感覚」だと思う。
だけど、人間ずっとクールではいられない。クールでいるということは、自分の本性を出しすぎないことでもあり、結構体力のいる事だろう。
だから、クールさを取っ払って、何でもバーッと話せてしまう関係性の在処が必要だ。
「帰る場所」が絶対に必要だ。
「帰る場所」は空間的ではなくてもいい。「実家のような安心感」というネット由来の概念があるが、それを感じられる関係性があればいい。いつでも帰れるところに、その関係性があればいい。
表現変えれば、それ即ち、「家」を感じられる関係である。
【家的な関係性(家族、恋人、仲間)】を拠点として、社会で戦うのだ。
戦うときは、どんなに猫をかぶっても、どんなに狡猾でもいい。
ただ、「家」があり、「家」で癒されることができれば、僕たちはこの社会で何だってできる。
「モンスターハンター」シリーズで、僕らはそれを疑似体験した。
あの、村(家)と狩場(社会)が露骨に線引きされており、帰る⇔戦うのシフトをしっかりと意識できる、あの体験。
あれを、現実社会でも持っておきたいなと思った。
自己啓発セミナー、異常な集団主義的経営、似非宗教団体。
ぜーんぶ、「家」のない人たちを狙ったものだからね。
そこに食われるんじゃなく、戦わないと。