買いたい馬 2024/06/29編
ここからが本当の夏競馬だ……(梅沢富美男)
福島
8R
◎7スプレーフォール
4走前の未勝利勝ちは外の3番手からコーナーで早々に前を潰しに行ってのもの。4馬身後ろの2着ダンツティアラは最後方から追い込んできただけで、まともに追走した3着以下はさらに4馬身突き離されていた。
東京1600を使った前走、2走前はともにハイレベル戦の4着も直線では外にもたれて伸びあぐねていた。右回りという点でもスピード任せの競馬ができる点でも福島1700は合いそう。
函館
4R
☆3ハテナビト
昨秋の福島での2戦はいずれも優秀。1戦目で先着されたワイワイレジェンド、コトホドサヨウニは共に世代戦の1勝クラスを勝ち上がっている。2戦目も4着以下には6馬身の差をつけていて現状の未勝利なら格上の存在。
流石に7ヶ月明け、+14kgで出てきた前走は久々の影響が大きかったはず。揉まれない外枠が理想だが、相手関係的には一度使われたここで目処を立てたい。
12R
☆6モデルハント
未勝利を勝った際は、真冬の中山らしく乾いて差しが決まるタフな馬場コンディションの中を逃げて前半1000m62.6を緩みなく刻み、ラスト1F13.9と止まりながら牡馬相手に後続を完封してみせた。
春先までに使った世代戦の2戦はいずれも序盤の先行争いが厳しすぎた上に馬場もかなり力を要していた。3ヶ月ぶりの前走はコーナーまで楽な手応えで運べていたが、仕掛けのタイミングを待っているうちに外から早々に捲られると戦意喪失。牝馬限定戦なら積極的に運べば後続をすりつぶせるだけのスピードは持っているので、叩いて2戦目なら馬も鞍上も同じ轍は踏まないと見た。