買いたい馬 2024/09/21編
★★☆中山7R〈決め手引き出せるか?〉
◎14マッスルバック
大江原比呂騎手が騎乗するのはデビュー間もない3月以来。当時は好スタートから積極的に運びすぎてしまい、かなり時計がかかるコンディションの中山D1800mを前半5F通過62.3の超ハイペースで逃げると4角を迎える辺りで早々にガス欠。参考外にしていい敗戦。
芝での1戦を挟んでからダートで走っている近2走は溜める競馬に切り替えて結果を出しつつある。前走はスローペースかつ加速ラップの前残り展開を4コーナーで外の4番手から強気に進出して目立つ脚を使えていた。
追える騎手ではないだけに切れ味を引き出せるかどうかは疑問も、前走比で斤量が4キロも軽くなるのは良いはず。本日の中山は直線追い風でチョイ差しを狙うタイプには向くコンディション。
★☆☆中山11R〈待望の枠遂に引き当てた〉
◎15シゲルホサヤク
ここまでの全4勝は全て8枠で挙げたもの。父父ホワイトマズルらしく揉まれる形、砂を被る形が苦手で前走のNST賞も内で頭を上げて苦しくなっていた。2走前の安達太良Sは外の揉まれない位置を確保すると、ハイペースを外から強気に追い上げながら4着に粘りこみ、外から追い込んできた3着馬パウオレを再度差し返そうとするしぶとさを発揮していた。
OP入りしてからの11戦で8枠を引き当てることはこれまで1度もなかったが、12戦目の今回で遂に念願が叶った。しかも大外枠なら万が一の心配もいらない。
★★☆中山12R〈直線追い風も味方につけて〉
◎15イージーオンミー
前走の麒麟山特別は超ハイペースを向正面から動き続け、4角でも外の5列目を回すロスの多い騎乗が響いた。2走前の利根川特別は直線を絶好の手応えで迎えたところで馬群に突っ込んでブレーキがかかった。同じくらいの手応えで伸びてきた勝ち馬カンピオーネは今夏OP入りを果たしている。牝馬限定戦ならここまで使ってきた牡牝混合戦よりも相手関係は楽になる。
★☆☆中京11R〈ワンターン×外枠で前進必至〉
◎13エミサキホコル
4走前の大島特別では外の番手につけると、ハイペースを馬場の真ん中からただ1頭2馬身突き抜けての勝利。3着マウントベルと5着ストライクがこの後に勝ち上がっていてレースレベルも悪くなかった。
不器用なうえに揉まれ弱いタイプで、3,2走前は馬群の中に入って馬が嫌がっての敗戦。比較的外目の枠を引けた前走は1周コースということもあってコーナーの加速どころでついていけなくなった。今回は2勝クラスを勝ち上がった当時以来のワンターンの外枠。外の2頭よりも自身の方が速いはずで強気に立ちまわれば勝機も。