夏にしかできない闘いがある〜2024函館競馬開幕〜

ダービーが、G1シーズンが終わったからといって競馬が終わるわけではない。終わることは同時に新しい始まりを意味するものである。そう、北海道開催の開幕である。
「だってだって言うなよこれが函館!夏競馬を見てから競馬を語ろう〜」とはJR(A)のポスターでよく見ますね?ウマ娘では合宿期間で一夏をトレーニングに費すので意識しないと思うのですが(現にこの間にレース出走を行うのは苦肉の策でしかない)、私は夏競馬を空白とは呼ばせない。いや、夏こそ競馬狂人の季節である。
開幕日なので勝負したいレースを複数記載しようと思っています。勝ったら早稲田7号館7-7で私と握手。


2R

◎11ネバーモア
○14ファイアンス
軸馬に関しては言うまでもなく前走が優秀。自身の走破時計1:53.8は、同日に行われた古馬1勝クラスの勝ち時計とのタイム差が0.2秒。5馬身突き放した3着リエータメンテは次走で勝ち上がっていて、現状の牝馬未勝利では格上。
相手ファイアンスは2走前を評価。ここでは終始12秒中盤を踏むタフな流れでレースを主導して2着に粘り込んでいた。ラスト1Fが14.2と落ちているのは坂が応えた分もありそうで、スピードの高さを考えても平坦1700で積極策を取れたら簡単には捕まらない予感がする。大外枠なら思い切った戦法に踏み切れるだろう。

4R

◎16スウィートリワード
前走のタイム1:20.6は秀逸。なぜなら、勝ち馬が記録した1:20.4は京都内回り1400で行われた過去10年の新馬&未勝利戦において2番目に速い時計なのである。
距離延長の効果もあってその前走ではポジション取りに進境が見られた。今回はさらに400m延長するということで、開幕週の馬場も味方につけて前々の競馬からの押し切りを期待したい。

10R

◎11エゾダイモン
昇級戦となった前走は課題となっている駐立面の問題を露呈して離れた最後方を追走し、直線でも外6頭目を回す大味な競馬になってしまった。当日は高速馬場だからそのロスが余計に響いていたが、後半4F11.3-11.4-11.5-11.4と全く止まらない流れで外から追い込んできた内容は通用の目処を立たせるものだった。
追走力に課題を抱える点で、時計がかかる洋芝になるのは良い方向に作用するはず。ゲート練習の効果が出て五分のスタートを切れたら十分勝ち負けになる。

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