「2025年の予測と芸術の抱負」~超ひも理論と神経細胞のダンス
世界が広がる2025年
2025年を迎えた今、私たちは技術革新と人類の哲学的探求が交差する時代に生きています。
この時代、AIの進化は加速し、生成技術は芸術や音楽の分野に新しい可能性を提供しています。AIはもはや道具ではなく、共に創作するパートナーへと進化しつつあります。
それにより、人間は自らの内面により深く向き合い、表現の本質を問い直す機会を得ています。
私はこの新しい時代を「ひも理論的時代」と呼びたい。物理学の超ひも理論が宇宙の根本的な構造を解き明かそうとするように、アーティストは神経シグナルや身体の動きを意識的に紐解き、それを音楽へと昇華させる旅に挑戦しています。
芸術の抱負 神経と音楽の統合
私の2025年の抱負は、脳、神経、指先の信号を完全に制御し、それを音楽という形で表現することです。
特に、即興演奏において脳の前頭前野、基底核、海馬、そして扁桃体がどのように協調し、ニューロンの電気信号が指先やペダルに伝わるのかを徹底的に研究します。
例えば、即興ジャズの演奏は「神経的なダンス」に他なりません。創造性の源泉となる前頭前野がアイデアを生み出し、それを大脳基底核がリズムに変換し、海馬が記憶から適切なフレーズを引き出します。
一方、扁桃体が感情的な高まりを制御し、音楽の生命力を観客と共有する。この一連の流れを完全に理解し、制御することが私の目標です。
超ひも理論的音楽の可能性
ひも理論は、9次元空間の宇宙が極小の振動するひもで構成されているという仮説を提唱します。これを音楽に適用するならば、指先やペダルの操作もまた、極小の振動によって生じる音の波であり、宇宙の一部を映し出していると言えるでしょう。
この観点から、私の抱負は「音楽を通じて宇宙と一体化する」ことです。
具体的には、次のようなプロジェクトを進めます。
鍵盤シグナルの電磁波変換
音波をリアルタイムで電磁波エネルギーに変換するデバイスの開発。
これは、音波データを電磁波としてエミュレートすることで、音楽が空間的・感覚的に体験される新たな方法を提供。
応用例:
コンサートホールでの立体的な音響体験。
脳波と同期して音楽体験を深めるセラピー用途。
開発ステップ:
鍵盤入力センサーと音波解析アルゴリズムの統合。
電磁波生成回路の設計と実験。
空間内の電磁波フィードバックを音波に戻す技術の実装。
AIとの即興セッション
AIがニューロンのパターンを解析し、演奏に応じた動画を生成する。
演奏者の感情と演奏データを取り込み、AIがそれに基づいた映像と音楽の即興を生成。
システム設計:
演奏中の脳波、心拍数、動作解析データをキャプチャ。
ディープラーニングモデルでリアルタイム解析。
演奏者の感情に応じた映像(抽象アート、物語性映像など)をAIが生成。
想定用途:
インタラクティブな音楽教育。
アートパフォーマンスやセラピー
健康とジャズの融合
肉体を知り尽くし、アプリとジャズの動的な即興を統合する新しい音楽スタイルの確立。ジャズ即興演奏に体の健康データ(呼吸数、心拍数、カロリー消費など)を反映し、音楽と動的な体験を統合。
設計例:
健康アプリが収集したデータをリアルタイムで演奏内容に反映。
プレイヤーの運動量やストレスレベルに応じた即興パターンを生成。
成果物:
演奏者が健康データとともに自己表現を追求する新しい音楽スタイル。
可能性:
ストレス軽減やウェルビーイングの促進。
医療現場での音楽療法。
未来への歩み
私たちは物理的な次元を超えた創作を目指すべき時代に入りました。手元で弾く一音一音が、宇宙の振動と共鳴し、私たち自身がひとつの宇宙として存在していることを感じる音楽。それが2025年の抱負であり、私が追求する音楽の形です。
この旅路は、音楽家としての成長だけでなく、哲学的・精神的な深みを得る過程でもあります。
それでは、今年一年どうぞ宜しくお願いします。