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【統率者/EDH】《宴の結節点、ジェトミア/Jetmir, Nexus of Revels》デッキリスト+解説 ~歌って踊って満たすだけ~

※本記事は全編無料でご覧になれます。

こんばんは。Lapisです。
今回は第6回の統率者デッキレシピ+解説となります。
早速ですが今回の統率者はこちら。

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《宴の結節点、ジェトミア/Jetmir, Nexus of Revels》です。
「ニューカペナの街角」のスポイラーで見た段階から、面白そうだと思ってデッキも考えてはいたのですがそうこうしているうちに…。

公式からジェトミア統率者のデッキ紹介記事が出てしまいました!!!
ハイ解散!!!

…というのは簡単ですが、一応自分なりに考えたレシピがあるので紹介しておきましょう。上記記事と内容も結構違うのでね?

※本記事はウィザーズ・オブ・ザ・コースト社のファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。
©Wizards of the Coast LLC.

ウィザーズ・オブ・ザ・コーストのファンコンテンツ・ポリシー

1.デッキリスト

今回は試験的に「晴れる屋」のデッキ構築機能を使用してのデッキ公開となります。ご了承ください。
※想定デッキパワーレベル:Lv.5

※2022/5/23「ニューカペナの街角」までのカードプールで作成。

2.デッキ解説

特に難しく考えず、トークンを量産→ジェトミアの効果で全体強化→全員倒し切る、というシンプルなデッキです。ただまぁ、それだけだと捻りがないのでいくつかギミックをご紹介。

<「上陸」シナジー>

今回は「上陸」能力に関係のあるカードを多く採用しています。

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《硬鎧の大群》は上陸でトークンを生成しますが、土地が6つ以上あるとトークンではなく自身のコピーを生成するようになるので盤面があっという間に埋め尽くされます。

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《ゼンディカーの報復者》は自身のETB能力で出したトークンを上陸で強化できるため盤面全体のパワーを強化できます。

こうしたトークン戦術と相性の良いカードと、土地を場に出す能力がある《自然の知識》《耕作》などを組み合わせて盤面を強化し相手のライフを削っていきましょう。ジェトミアの能力が合わされば簡単に40点以上のライフを奪うことも可能です。

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上陸能力はありませんが《死者の原野》も条件を満たしていれば土地が出る度にトークンを生成するので、上陸ギミックのサポートを共有できます。このカードのために土地まで含め全てのカードの採用が1枚となっているので条件を満たすことも難しくないでしょう。

<全体強化>

ジェトミアの能力で全体強化ができるとはいえ、対戦相手3人を倒し切るには追加の強化手段もあるに越したことはありません。ということで横並びデッキと相性の良い全体強化を足してみました。

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《無形の美徳》はトークンすべてに+1/+1修正と警戒付与。トークンを攻防で活かして戦うことができます。(警戒はジェトミアでも付与できますが)

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《獣使いの昇天》は7回以上クリーチャーで攻撃すれば全体+6/+6という破格の強化を得られます。一見すると達成が難しい条件ですが、一度の攻撃で7体以上のクリーチャーが攻撃に参加すればその時点で達成となるため、大量のトークンをコントロールしていればそれほど難しい条件でもありません。

《ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ/Jinnie Fay, Jetmir's Second》

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スポイラー公開時、カード名から色々と話題になった1枚。ちなみにジニー・フェイはストーリー上はジェトミアの養女であり、情婦というのは誤訳です。邦訳班ェ…。
能力は自分が生成するトークンすべてを猫か犬に変換できるというもの。猫は2/2速攻、犬は3/1警戒とスペックが異なるため状況に応じて生成するトークンを選べるのはかなり便利。《軍勢の戦親分》などで毎ターン自動的に生成されるトークンもすべて犬や猫に変換して盤面の強化を行いましょう。

3.勝利手段

基本的には大量のトークンを並べてジェトミア+αの全体強化で殴りきることを目標としたデッキですが、他にも勝ち手段はあります。例えばこのカード。

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《鍛冶の神、パーフォロス》は自分のクリーチャーが出る度に各対戦相手にダメージを与えるので、パーフォロスがいる状態で大量のトークンを生成すればそれだけで相手のライフを削ることができます。パーフォロスのダメージでライフを削りきるも良し、削りきれなくても残った数点は生成したトークンとジェトミアの強化で容易に削り切れることでしょう。

一斉攻撃で一人しか相手を倒せなかったとしても、ジェトミアの能力で警戒を付与できていれば攻撃後の隙を減らすことができ、先制攻撃を付与していればブロックされたとしても相手クリーチャーを一方的に倒すことも可能。それでもブロックにより自分のクリーチャーの数を減らしてしまう時もあるでしょう。そんなときはコレ。

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破壊不能を付与するインスタントです。これにより相手の計算を崩してクリーチャーを残したり相手クリーチャーを一方的に打ち取ったりすることも可能。インスタントなので防御時にも使えるほか、横並び戦術が苦手とする全体除去呪文にもある程度対策ができるので、そういった意味でも相性が良いカード達です。

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大量に並べたクリーチャーを《孔蹄のビヒモス》で超強化し一気にゲームを決めるプランもあります。十分な数のクリーチャーがいれば、ジェトミア無しでもゲームエンド級の打点を稼げます。《召喚の調べ》でデッキから直接場に出すことも可能なので、後半はフィニッシュルートの一つとして覚えておくといいでしょう。

4.デッキの動かし方

<序盤>
序盤はマナクリーチャーを並べたり土地を延ばすカードを使い、使えるマナを増やしていきましょう。

<中盤>
《硬鎧の大群》《軍勢の戦親分》などトークン生成カードを並べクリーチャーを並べていきます。十分な数のクリーチャーが並んだらジェトミアを召喚し相手にダメージを与えていきます。

<終盤>
大量のクリーチャーをジェトミアの能力で強化し一気に勝負を決めにいきましょう。《鍛冶の神、パーフォロス》のダメージや《孔蹄のビヒモス》の全体強化なども活かせば、相手全員のライフをゼロにすることも容易です。

5.このデッキの長所・短所

<長所>トークンを攻防に活用できる。物量攻めで無理矢理に突破が可能。
クリーチャーを大量に並べるデッキのためブロッカーには困らず、攻撃の際も数を頼りに強引に殴りにいくことができます。特に相手の使用する統率者が、以前紹介した《鋼の魂、ワイレス》のようなワントップ型の場合は相手の攻め手を鈍らせることができるため優位に立ち回ることができます。

<短所>全体除去に弱い。飛行に対する防御が薄い。
先述の通り、横並び戦術を取るデッキの常として全体除去にはめっぽう弱いです。破壊不能付与である程度の対策は取っているもののマイナス修正系の除去は防ぐことができず、トークンは多くが初期のP/Tが低いのもあって全体強化が間に合わないと除去の餌食になりがち。盤面を一度崩されると立て直すのも時間がかかるので注意。

余談ですが、多くの種類のトークンを運用するため盤面がごちゃごちゃになる場合が多く管理が面倒、というのも短所と言えば短所。自前で見やすいトークンを用意してわかりやすく場を整えられるよう準備しておきましょう。

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6.最後に

今回は以上となりますが、いかがだったでしょうか。
正直、公式サイトで似たようなデッキが紹介された時点でお蔵入りにしようとも思ったデッキなのですが、せっかくデッキを考えたので記事として紹介できて良かったと思います。
ちなみにブログやYoutubeの動画等でもジェトミアを統率者にしたデッキが各所で紹介されています。やはり一家のボス、かつ明確に命を刈り取る形をした能力だからか人気ですね。この記事以外にもデッキサンプルはたくさんあるということで、気になる方は色々参考にしてデッキを組んでみてもいいのではないでしょうか。

個人的には「ニューカペナの街角」の世界観はとても好みで、他にも統率者にしたいレジェンドはいるので、もう1~2個はデッキ紹介をしたいところ。やるやる詐欺にならないよう早めに書き上げるつもりですので、良ければまた見に来てくださいね。

あと晴れる屋のデッキ登録機能、イラストでデッキリストを出せるので見やすくて良いですね。いちいちデッキリストを文字起こしするのも面倒だったし、Moxfieldのような海外サイトだと英語名のみでわかりにくかったりしたので、ここまで見やすいのはとても嬉しいです。不便な点もありますが、もう何回か試しに使っていこうと思います。

では今回はこれまで。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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