適切な距離感
9月の後半に誕生日祝いで焼肉をご馳走した時に、チラッと聞いた。
「大学は?どうするの?」
「自己推薦で受ける」
・・・今はそんなのがあるのか(いや、昔からあったのか?)
そして宣言通り、姪っ子は自己推薦で見事に大学に合格した。
妹(姪っ子の母)からのLINEを見て、在宅勤務の仕事中にあまりのうれしさにジタバタした。
なんと立派で誇らしいこと!
今日が在宅勤務でよかった。
鼻息も荒く「お祝い!お祝いっ!!」
また焼肉をご馳走するか?
何か欲しいものはないか?
大学の入学式は私も見に行きたい(叔母だけど)
興奮していたが、はた、と気付いた。
待て、待て。
落ち着け。
姪っ子は友達も多いし、バイトもしていて忙しい。
いくら優しいからと言っても、叔母さんが「焼肉行く?」とか「入学式、見に行っていい?」とか絡んできたら・・・めんどくさいだろ?
いかん、いかん。
つい喜びのあまり勝手に盛り上がってたけど、叔母さんと姪っ子という距離感を見誤るな。
そう。
叔母さんは「大学合格したの!?すごい!おめでとう!」と言って、そっと金だけ渡せばいいんだ。
・・・さ、寂しいぃ・・・
めそめそ。
うちには子どもはいないが、いたとしたら、私はすごい過干渉になっていただろう。
なんと鬱陶しいことか。
わかってる。
猫もかわいくてかわいくて触りまくって「しつこい!」と怒られるくらいだ。
適切な距離感。
気を付けたい。
・・・なるべく。