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フジロック'24の記録・備忘録

2日目のみの弾丸参加となりましたが、今年も行ってきました。

去年の備忘録はコチラ↓

過去の自分が残した備忘録を読み返しながら、ちまちまと準備を進めておりました。

ナイス、去年の自分。

去年の反省を活かし、今回変更した点を振り返る。

良かった点

◾️水筒を持参
去年、酒やジュースではなく無味無糖のお茶や水に飢えた経験から、緑茶をパンパンに詰めた水筒を持参。ずっと冷たいしお酒のチェイサーにもなるしホンマに最高だった。

◾️公式駐車場ではなく、民間駐車場を利用
これが一番の正解だった。
去年、ヘッドライナー終了後の公式駐車場(.みつまた駐車場)までの復路シャトルバス待ちが本当に地獄だった。2時間半待ちの大行列。余韻もへったくれもない。
意外と当日でも徒歩20分圏内の民間駐車場が空いているという情報を掴み、「金六イレブン」という会場から徒歩15分ぐらいの駐車場を利用。
いつでも徒歩で車までアクセスできる安心感がホンマに最高だった。

◾️サンダルを着用
やっぱ何よりめちゃくちゃ楽!
雨が降ろうが関係ないし、ライブを観たその足でそのまま川に着水できる悦び。

◾️モバイルファンを持参
無印の2,000円弱のモバイルフォン。
持ち運びを考えてかなり小さなものにしたが、ある程度大きい方が絶対に良い。

ざっくりこんな感じ。
準備も万端、会場も去年より涼しくとても気持ちいい風が吹き、人も少なかった為かなり快適なフジロックでした。

来年に向けた改善点としては、ご飯と飲み物を片手で収めることのできるトレーを買おうと思う。
両手塞がる場面がそれなりにあったので、大事!

一日を振り返る

2日目当日、朝6:30に出発。
新潟から湯沢までは車も少なく、渋滞も皆無。
途中サービスエリアに寄ったりしながら、8時半には会場に到着しました。

今回はオフィシャル駐車場を利用せず、近隣の民間駐車場「金六パーキング」を利用。

会場まで徒歩約20分ほど。
これが通勤とかだったら遠過ぎて鬱になるけど、フェスのテンションで全然一瞬でした。

朝イチからとにかく歩く、歩く。
そしてついに見えてくる入場ゲート!

1番テンションの上がる瞬間

今年はオレンジカフェで中華料理の「ローガモ」と「ビール」を早速キメてからの入場。
(写真、撮り忘れ...😭)

なんて幸せな休日なんだ、、、、、

毎年入り口付近で配られている、年度ごとに違うデザインのゴミ袋。


今年は「米」を素材に作られているらしく、煎餅の匂いがする不思議なゴミ袋でした。

◾️東京スカパラダイスオーケストラ

11:00〜 GREEN STAGE

最初に観たアーティストは、スカパラ。

予定ではこの時間、食べ歩きをしながら会場を端から端まで探索する予定でしたが、朝イチで呑んだビールで案の定具合が悪くなってしまい、座りながら観れるGREEN STAGEで休むことにしたのです。

グロッキーで前半集中できなかったけど、ゲストでTOSHI-LOW(OAU)やTAKUMA(10-FEET)が参加したりとか、ビールのCMで聞き馴染みのあるあの曲を演ってくれたりで、どんどん俺のボルテージも上がっていきました。ビールに殺され、ビールのCM曲で蘇らせられるという。

本当に盛り上げ上手というか、ライブが楽しいバンドという感じで、踊る人たちを眺めながらゆったりしていました。平和で非常に良い時間でした。

◾️Syrup16g

12:40〜 WHITE STAGE

スカパラを観た後は、道中でハイネケンを補充したりしながらSyrup16gを観にWHITE STAGEへ移動。

出演発表時は信じられなかった。
Syrup16gがフジロック出演...??
苗場で...大自然の中で...シロップ...????
と、非常にワクワクしておりました。

わたくし全然ニワカなので十数曲しか知らない感じで、恐れ多いですがまあまあ前方で観させていただきました。

Xで得た事前情報では新曲だらけのセトリをよく演るそうで、知ってる曲があればラッキーだな〜ぐらいの気持ちでしたが、蓋を開けてみれば人気曲のオンパレード!「生活」「空をなくす」など、激しいロックナンバーが続いて最高にカッコよかったな。

十数年ぶりの夏フェスらしいが、そんな雰囲気を一切感じさせない、硬派でヒリヒリしたライブでした。

どうしても会場の探索をしたくて途中で離脱したんだけど、離脱後に「Reborn」が演奏されたらしく非常にショック。昨年、傷心中の私をどん底から寄り添ってくれた最高の曲。
聴きたかった( ; ; )

その後は、遅めのお昼ごはん。
例年よりは快適とはいえ、素晴らしく暑かったので、冷たい梅茶漬けを食べました。

ここにきてやっとご飯の写真を撮りはじめた。

梅干しが容赦ない酸っぱさでほんまに最高。

◾️GLASS BEAMS

14:00〜 RED MARQUEE

今回の大目玉👀
音源、ライブ映像を見ただけで最高に気持ちいいのが確定していたので、観ない訳には行かない。

開演直前に27日唯一の通り雨があり(しかもかなり土砂降り)、GLASS BEAMSを観るためにテント内に集まった人間だけが雨を凌げるというアツい展開。どうどうと雨が降る中湧き上がる歓声と拍手(笑)この時点でかなり興奮したなあ

そんで、ライブはマジでめちゃくちゃ良かったです。音源で聴くより何倍もアグレッシブで攻撃的。ギタリストが特にゆらゆらと音に酔いながらギターを弾いていて、こっちまで揺れてしまう。みんな一心不乱に踊っていてクラブの如しでした。

ビジュアルやVJもアラビアンな、ちょっと怪しげなサイケ演出で本当にカッコよかった。
単独でもフェスでもいいから、是非もう一回観たい!!来年も呼んでください!!!!!!!!

◾️10-FEET

15:00〜 GREEN STAGE

その後、同行した家族に合流するため、家族のお目当てである10-FEETのステージへ途中合流。家族が大好きなバンドで、50過ぎの母親は一人でライブハウスに通うほど狂愛している。

私も家族から布教されるうちに容易く好きになりまして、「ライブが良いバンド」という話も聴いていたので楽しみにしておりました。

セトリはヒット曲のオンパレード。
シンプルでストレートだけど結局これが1番かっこいいんだと思わされるライブ。
京都人なので(偏見)MCも面白い。よく笑いを取っていた。

映画SLAMDANKの主題歌「第ゼロ感」の影響か、外国の方も多く、同曲が演奏された時は各所大盛り上がりでモッシュも起きていた。

私の目の前にいた女性4人組のグループが本当に楽しそうにはしゃいでいて、カメラマンに何度も抜かれていたので、アフタームービーとかで使われるヤツだ!と思っていましたが意外とそんな事もありませんでした。(ワンチャン私も写ってるかも!とワクワクしたのに!)

熱量の漲った、アツいライブで楽しかった!

その後、折坂悠太を観るためにWHITE STAGEへ向かったのですが、既に演奏が始まっていたこともあり恐ろしい混み具合。

なんだかんだノンストップでライブを見続けていて割と疲れていたので、折坂悠太は断念し、近くのところ天国で休むことに。

ところ天国に流れる川。
つめてえ

去年のやり残した事項の1つである、川の入水に成功!この為に今年はサンダル買ったんだ!!!

身が締まるほど水が冷たくて最高でした。

川に入りながら音漏れで折坂悠太の「さびしさ」を聴いていました。あまりにも夏。

「ジャークステーキ丼」を食べたんですが、、あの、、写真がございません、、、何故???


◾️くるり

18:00〜 GREEN STAGE

「7月に地元のライブハウスにツアーで回ってくる」というニュースがきっかけで、今年の頭にちゃんと聴き始めてどっぷり浸かったバンド。

故に7月にライブを観たばかりだったのですが、くるりは毎回予想のつかないセトリで演ってくれるので、ワクワクホクホク。7月のライブも最高だったし、大好きなバンドのライブが2ヶ月連続で見れる幸せを噛み締めながら30分前にWHITE STAGEに到着、待機。

メンバーが登場し、一曲目が「奇跡」。
これ本当に、今回のフジロックのベストシーンです。
夕方のうっすら暗くなり始めた空の下で聴く奇跡はあまりにも感傷的で、寂しくて、人前で泣きそうになってしまった。
今年のフジロックを振り返るとやっぱり真っ先に浮かぶ光景。
誰か、YouTubeにUPしてくれませんかね?

その他のセトリは殆ど7月に見た単独と同じでしたが、大好きな「California coconuts」や「永遠」〜「ワールズエンド・スーパーノヴァ」の痺れる繋ぎを改めて体感できて幸せでした。

人気曲が披露された時に上がるオーディエンスの歓声で、本当に色んな世代の人から愛されるバンドなんだな〜と実感しました。

その後は、ヘッドライナーのKRAFTWERKまで時間もあったので探索をすることに。
今回まだ足を踏み入れていなかったWHITE STAGEのそのまた先へお散歩です。

きれい!
きれい!

朝霧牛乳を飲んだり、やたらとヒッピーなショップで可愛すぎるズボンを買うか買わないか30分迷ったりしながら、涼しくて快適すぎる夜の会場を練り歩いておりました。

で、もう少しでKRAFTWERKの開演時間だったのでGREEN STAGEに戻り出すのですが、その道中で少し眺めたSamphaがあまりにも気持ち良すぎてちょっと立ち止まって観てた。

むちゃくちゃ響く重低音と透き通るハイトーンボイスが圧巻で、散策せずに観るべきだったと後悔しました。実際、かなりベストアクトと名高いライブだったみたいですね。あーん。


◾️KRAFTWERK

21:10〜 GREEN STAGE

テクノの神様、生ける伝説、ドイツのビートルズことKRAFTWERKが日本で観れるという奇跡、こんなん大して悔しくなくても見逃せない。

21:10から15分ぐらい、SEの不協和音が流れ続ける光景、異常でめちゃくちや興奮した。

その後、大画面のコンピューターグラフィックに合わせて流れ出す爆音のテクノサウンド!音圧凄くて疲れごと吹っ飛んだな。

メンバー4人はステージに直立、MCなども挟まず淡々と演奏され続ける音楽、わかりやすい緩急はつけずにストイックに繰り返される電子音と、テクノの始祖らしい、大人びたシックなかっこよさが溢れていて本当にカッコよかった。痺れた。
約2時間ずっっと目が離せなかった。
私的ベストアクトです。

途中で坂本龍一のcoverを演奏してくれたんだけど、周りの方々の啜り泣く声が聞こえてきて、この日初めて泣いた。「Radioactivity」なども含め、喜怒哀楽のあるライブだったな。

KRAFTWERKを堪能した後は、ボードウォークを歩くはずだったのだが、閉鎖されてました。
マジで悔しい。後悔すぎる。
来年はなんとしても、夜のボードウォークを歩きたい。

翌日仕事というあり得ない問題を抱えていた為、ボードウォークを諦め体力も僅かな我らは帰宅することに。

一応そーめん食った

総括して、やっぱりフジロックは最高!
全ライブ良かったし、お天気も良かった。
1ヶ月後とかにしみじみ振り返ると本当に幸せな気持ちになれるね。

来年はField of Heavenのアーティストをもっと楽しみたいと思います。

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