空の鳥を見なさい。byイエス
人は、ついつい明日のこと、明後日のこと、未来のことを考えてしまいます。
しかし、イエス様は、なんと仰せられたでしょうか?
マタイの福音書 6章
25 ですから、わたしはあなたがたに言います。何を食べようか何を飲もうかと、自分のいのちのことで心配したり、何を着ようかと、自分のからだのことで心配したりするのはやめなさい。いのちは食べ物以上のもの、からだは着る物以上のものではありませんか。
26 空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。それでも、あなたがたの天の父は養ってくださいます。あなたがたはその鳥よりも、ずっと価値があるではありませんか。
27 あなたがたのうちだれが、心配したからといって、少しでも自分のいのちを延ばすことができるでしょうか。
28 なぜ着る物のことで心配するのですか。野の花がどうして育つのか、よく考えなさい。働きもせず、紡ぎもしません。
29 しかし、わたしはあなたがたに言います。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも装っていませんでした。
30 今日あっても明日は炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこのように装ってくださるのなら、あなたがたには、もっと良くしてくださらないでしょうか。信仰の薄い人たちよ。
31 ですから、何を食べようか、何を飲もうか、何を着ようかと言って、心配しなくてよいのです。
32 これらのものはすべて、異邦人が切に求めているものです。あなたがたにこれらのものすべてが必要であることは、あなたがたの天の父が知っておられます。
33 まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。
34 ですから、明日のことまで心配しなくてよいのです。明日のことは明日が心配します。苦労はその日その日に十分あります。
引用:Ⓒ新日本聖書刊行会 新改訳聖書 2017
イエス様は、「鳥は働かないのに、それでも天のお父様は養ってくださるでしょ?」「あなたがたは鳥よりも価値があるのだから」と言っていますね。
そして、イエス様は「人が明日のことを心配する習性」をよくご存じです。全知全能の神様ですからね。なんでもお見通しです。
その上で、「明日のことは心配しなくていい。明日のことは明日が心配する」と仰せられています。
苦労はその日に十分あります。
苦労が嫌なのは人間の本能や習性的なものですが、キリスト者には「特権」がありますね。
それは何か。鳴いても笑っても、終末(大艱難時代)に近いとされる現在においては、遠くない未来に「携挙」があるのです。
この「携挙」された後は、もう苦労はないのですから、鳴いても笑っても、苦労できるのは今のうちです。
「携挙」されたら、もう苦労なんてないのです。
だから、私は今日も苦労することができています。
もう、あとちょっとだから――。
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