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プロテニスの世界に“就職”!新卒アスリートを応援する「社会人スキル向上プログラム」とは?

GODAI note編集部です。

桜舞う季節を過ぎて、少し汗ばむくらいの陽気になってきました。大学を卒業して4月に新たに「社会人」となったフレッシャーズの皆さんは、慣れない環境に戸惑いながらも会社員としての歩みを進めていることでしょう。

そんな中、会社員ではなく「プロテニスプレーヤー」という職業を選択し、この春からツアーに参戦している二人の選手がいます。今村昌倫選手(慶應義塾大学卒)熊坂拓哉選手(亜細亜大学卒)です。

その「新・社会人」の二選手を対象に、GODAIでは「プロ選手育成サポートプログラム」を提供しています。アスリートへの支援といえば競技活動における金銭的サポートが一般的ですが、それだけではありません。ポイントは「育成」というワードです。

何がこれまでのサポートと異なるのでしょうか?その「プロ選手育成サポートプログラム」の内容についてご紹介します!

一人の「社会人」としての成長をサポート

競技活動に対する金銭的サポート(スポンサード)はもちろんですが、それに加えて、社会人に必要なスキルが向上できるようなプログラムを提供することで、プレーしながら一人の社会人として成長できるようサポートするものです(プログラムの内容は後述します)。

また、プロテニス選手は一部のトッププロを除いて、出場するツアーの選定、遠征先のホテルや食事の手配、練習環境の確保などをすべて自分で行わなければなりません。アマチュア時代とは環境や立場が激変し、精神的にも孤立しやすい状況にあります。

そこで、このサポートプログラムが、彼らが気軽に相談できたり、活動状況のフィードバックを受けられるような「コミュニティ」の機能を果たすことで、精神的な孤立を軽減し、安心してプレーに専念できるような環境を整えることをねらいとしています。現に、二選手とは「Slack」を通じて頻繁にコミュニケーションをとっています。

「社会人スキル向上支援」と「発信・プロモーション支援」の二本立て

(1)社会人スキル向上プログラムの提供

対象選手には、競技活動の傍ら、社会人スキル向上のためのプログラムに取り組んでいただきます(カッコ内は向上が期待されるスキル)。

・大会の報告(要約力・分析力・PDCAマネジメント力)
・定期的な面談の実施(コミュニケーション能力)
・GODAI が主催する各種イベントへの参加・ファンとの交流(コミュニケーション能力・プロモーション能力)
・読書・読書感想レポートの定期的な提出(文章力・要約力)
・その他、各種研修プログラムの提供

(2)発信・プロモーション支援(テニスベア様との提携)

競技活動だけでなく、自らを「商品」としてプロモーションする活動が、プロテニス選手には必要となります。そこで、対象選手には、SNSを活用したプロモーション施策を実践していただきます。

実践にあたっては、空きコート・イベント検索サービスの「テニスベア」様と提携し、同社の持つウェブ・SNSマーケティングの知見をもとに、選手に対して研修やフォローアップを行います。

サポート対象選手

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今村 昌倫選手
所属: JCRファーマ
生年月日:1998年11月23日
出身:大阪府
経歴:清風高等学校(2014~2017)/慶應義塾大学(2017~2021)
主な戦績(シングルス):
全日本学生テニス選手権大会 優勝(2019)
全日本学生室内テニス選手権大会 優勝(2019)
全日本テニス選手権 準優勝(2020)

<今村選手コメント>
厳しい状況の中、サポートしてくださる方々に少しでも恩返しができるよう、感謝の気持ちを忘れず、学生出身の強みを活かして自分らしく頑張って参ります!
応援のほど、宜しくお願いいたします!

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熊坂 拓哉選手
所属:フリー
生年月日:1998年10月12日
出身:山形県
経歴:日大山形高等学校(2014~2017)/亜細亜大学(2017~2021)
主な戦績(シングルス):
関東学生テニストーナメント 準優勝(2020)
全日本学生室内テニス選手権大会 ベスト4(2020)

<熊坂選手コメント>
プロの世界に挑戦するにあたってこのような大変な状況の中、支えて下さる方々への感謝の気持ちを忘れずに、高い目標をもって、日々成長していけるよう努力していきたいと思います。

プロテニスツアーに「就職」するという決断

厳しいプロの世界に飛び込んだ彼らもまた“新卒1年目”。慣れない環境で不安を抱えながら戦っているのは、4月からスーツに袖を通したフレッシャーズと変わりません。

言うなれば、彼らはプロテニスツアーという「会社」に「就職」したといえるでしょう。ランキングで優劣が決まる、どの会社よりもシビアな世界といえます。

そんな過酷な世界にチャレンジする機会は多くの人に与えられるものではないし、チャレンジしようという決断もなかなかできることではありません。だからこそ、GODAIではこの「プロ選手育成サポートプログラム」を通じてフレッシャーズの二選手を応援していきます!

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