「桐谷さん流勝てる株の管理術&書き込みノート」が素晴らしかった
『ダイヤモンド・ザイ』2023年3月別冊付録の
「桐谷さん流勝てる株の管理術&書き込みノート」が
素晴らしかったので紹介します。
桐谷広人氏。
1949年生まれ。元プロ棋士。入玉が得意だった。
弟子にはアマチュアからプロになって話題になった今泉健司五段がいます。
1984年、東京証券協和会に設置された将棋部の師範をしていたことをきっかけに、独学で株式投資を学び始めた桐谷さん。
「財テク棋士」として著名になり、現在では、財テクに関する雑誌「ダイヤモンドZAi」や「日経マネー」にも、個人投資家として登場するようになりました。
桐谷さんは、株式を約400銘柄、時価3億円分を保有し、そのうち1億円が優待銘柄といいます。
棋士時代からノートをつけているという桐谷さん。
そんな桐谷さんのつけているノートは二種類。
「株の売買管理」ノートと、
そして桐谷さんを桐谷さんたらしめた
「株主優待情報」ノートです。
株の売買管理ノートに書くのは
5口座別の資産額と増減
→配当入金額も含め口座ごとに毎日書き出す。
仮想通貨ブームのときとかこれやらなかったので、
どこの口座が増えてどこが減ってるかわからなくなったりしましたね。
一律増えてるときはいいんですが、
乱戦模様になってくるときちんと把握できたほうがいいですね。
6日経平均とTOPIXの基準
→日々の相場の動きも記入
7売った株と買った株の記録
→その日売った株と買った株を同時に書いておく。
気になる銘柄管理で利回り4%超の銘柄を書いていきます。
そして、いつまで保有すれば優待を得られるかというのも一目でわかるようにしておきます。
「株主優待情報ノート」に書くのは
1発表された情報の分類
優待の変更内容の分類と、SBI証券の株価診断のスコアを参考までに記入。
2銘柄名や証券コード、権利確定月
3発表時の株価と1株あたり配当利回り
4優待内容と優待利回り
トレードのPDCAとしても使えますし、株は売買損益だけじゃないということをわからせてくれるノートですね。