『余命六ヶ月のS級美女』に書評をいただいていました
2年前に発行した、恋愛小説・ナンパ小説『余命六ヶ月のS級美女』に書評をいただいていました。
読書メーターというサイト。
「美人に一目置かれるようになる接し方を、小説形式に落とし込んでいる本。した手に出ることで自分を安売りすると逆効果。相手を多少ディスることで興味を持ってもらえるようになるとのこと。「ぼくは愛を証明しようと思う。」で紹介されている恋愛工学が根底になっており、上記著書を読破した方にはおすすめしたい一冊となっている。」
きっちり読んでいただいてありがたいなという感じです。
「美人に一目置かれるようになる接し方を、小説形式に落とし込んでいる本。」
まさにそうで、僕のしたいことは、恋愛・ナンパのノウハウを、読みやすく小説に落とし込むということで、この本では「美人」をテーマとして書きました。
「した手に出ることで自分を安売りすると逆効果。相手を多少ディスることで興味を持ってもらえるようになる」
これは、『ザ・ゲーム』で「ネグ」と呼ばれ、『ぼくは愛を証明しようと思う。』で「ディス」と呼ばれていたテクニック。
「ネグは、ちやほやするのともコケにするのとも違う。その中間にあたる行為だ。ネグの目的は、彼女に関心がないことを表現しながら、彼女の自信を失わせることにある」(『ザ・ゲーム』/ニール・ストラウス)
「ディスるというのは、ディスリスペクト、つまり蔑むという意味だが、恋愛高額では、ギリギリ笑える範囲で相手を馬鹿にしたり、からかったり、失礼なことを言って、恋愛対象として相手に興味がないように振る舞うことだ」(『ぼくは愛を証明しようと思う』/藤沢数希)
「子猫は動かなくなったひもにはもはや興味がないんだ。女が脈ありサインを出してきているということは、ひものおもちゃをつかまえようとしている子猫と同じなんだ。こっちがすぐにこたえてしまっては、ひもをつかんだ子猫と同じになってしまう」(『ぼくは愛を証明しようと思う』/藤沢数希)
この2つとやや違う視点で、大学時代の頃から僕はネグ・disを自然に実践していた。
どういうことかというと、コンパに行くと、当時遊んでいた友達は、大体可愛いコに会うやいなや
「可愛いねー!」
と褒め殺しにしてしまっていた。
それが僕は疑問だし不満だった。
可愛い女のコは、ただでさえ時価総額高いプレミア株なのに、なんでそれをさらに褒めて、手の届かないところにわざわざ自分たちで持っていってしまうんだと。
引き上げるんではなく、もっと引き付けないとダメなんじゃないかと、常々思っていた。
そしてその考えは間違っていなかった。
その辺のことも書いてある小説です。