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機動戦士ガンダム ジーアクスにみるガンダム製作陣の想い(ネタバレなし)
みなさん、こんにちは。
ゲーム業界で働いてるとガンダムはベースの情報として知っていないと、ちょっと話についていけないものの1つですw
ということでこの1/17に公開されたサンライズとカラーがタッグを組んで制作されるTVアニメーションの新作「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) -Beginning-」の先行劇場公開作品を見ていないわけにもいかないので先日、見に行ってきました。この劇場作品はテレビシリーズからのカットを多数使った編集作品になっています。
どの程度が流用されているのかはテレビシリーズが始まって見てみないとわかりませんね。
1月17日から19日にかけて公開3日間の興行収入5.98億円、観客動員35万2000人を達成ということで、どうやらガンダムおじさん世代だけが観てるわけではなさそうな数字です。
私が働いてるゲーム会社でも観ている人は結構いて、20代、30代とさまざまな世代が観ています。
ただ、自分の高校生の息子とかは興味なさそうなので成人層での広がりがあるんだろうなと思っています。
ただ、若い世代は1stガンダムではなくSEEDとかなんなら水星の魔女から入ってる人たちが多いので、なんとなくしかわからない点があったと言ってましたが、それでも1つの劇場作品として楽しめたという感想を持っている人が多数でした。
実際、劇場にいた客層も30代が中心で40代以上は20-30%ぐらいという感じでした。
女性客もいましたがシングルではなくてカップル率が高かったです。
1979年4月7日にテレビ放送が開始された1stガンダムも私が記憶しているのは1981年3月14日に公開された劇場三部作の1作目を観に行ったのが最初です。
特に記憶に残っているのは1982年3月13日に公開された3作品目「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙(そら)編」です。
あの脱出艇に合流するアムロのシーンとかは鮮明に覚えています。
TVシリーズ開始時は4歳ですからギリギリ1st世代なのかもしれませんが、TVシリーズは再放送されたものを見ていたと思います。
しっかりと理解して見ていた世代は私よりもう少し上の年齢の人たちですね。
ちなみどうしてIMAXで観たかというと、1stガンダム作品がすごいな思っているのは音響もです。
音がこれほど重要に使われ、印象的に作用しているTVアニメーション作品ってなかったのではないかと思っています。
ぜひ、音にSE、BGMに注目して鑑賞してみてください。
劇場の大スクリーンで見に行ったのは映像の美しさのためというよりかは、最高の音響システムで鑑賞したかったからです。
さすがにIMAXの環境は自宅に作れないですからね^^;
近しいのは私が持っているWH-1000XM5での鑑賞ですかね。
このシリーズを愛用しているのは、大好きな音楽を最高の状態で楽しむためと映画を楽しむためです。
そしてIMAXで見る理由にした音響ですが、さすがカラーの制作陣です。
もう、のっけからガツンと効果的に使っていました。さすが分かってるいらっしゃるw
もう一気に引き込まれました。
たしかクレジットでは鶴巻監督が音監も務めいたような。
間違っていたらごめんなさい。
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ネタバレなしで書くのは難しいのですが、ガンダムとはなんなのか、ガンダム作品たらしめる要件はなんなのか、それが徹底的に研究し、議論されて構築されていること。
その上で、この時代に最新作のガンダムを作るのであればこういうものであれば観客の視聴者の期待を良い意味で裏切りつつ、ガツンと引き込むことができるのか周到に考えられ、そしてこだわるべきところにこだわって制作された作品になっています。
これまでのガンダム作品はもちろん知ってた方が良いですが、知らなくても楽しめるようになっていつつ、そこから過去作を知りたいに繋がるようになっています。
これぞIPシリーズの最新作のお手本のような完成度でした。
リピーターがたくさん出ていることからもそれを証明していますね。
私の知人は3回見に行った人がかなりの割合います。
さて、好評な興行成績に感謝して1月25日からは入場者プレゼントとして設定資料集を配布されています。
それが下記のものです。
閲覧注意のシールで封印されていますw
鑑賞してから開けてくださいねと書かれています。
これを持っているということはそうです。
私は2回観に行ったということです。
もちろん2回ともIMAXで観ました。
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すでに都心の劇場ではすべて配布し終わっていてない劇場も出ていますので、もしこれ目当てで行かれる方は劇場に問い合わせてから予約した方がいいと思います。
私の予想ではプロフェッショナルの流儀あたりが取り上げたドキュメンタリーがあるのではないかと思ってます。
放送されたらぜひ見たい。
そしてあって欲しい。
本当に魂込めて作品づくりしている人たちの姿を見るのが好きです。
自分もそういう人種だからですw
仕事として向き合っているようでは、本当に良いものにはならないんじゃないかと経験的に思ってます。
ということ鑑賞するか迷っている方はぜひともネタバレとかは見ずに見に行ってください。
見たほうがいいです!
ガンダムがそう言ってる
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