卓球概論1(練習編)

卓球概論を定期的に書くこととする。

まず卓球に大切なのは健康な体である。やや痩せ型〜標準体型(筋肉があるのは良い)が望ましい。痩せ型、肥満体型でも他のスポーツに比べて体型の差が力量に現れづらいとはいえ、スポーツである以上体型は重要である。普段からフットワーク練習を重ねて体力をつけるだけでなく、ランニング、筋力増強を目的としたトレーニングを行うべきである。

食生活も配慮しなければならない。脂肪分や糖分の多いものは摂り過ぎないようにし、かつ、野菜やタンパク質(肉類)を大量に摂取する。中国の選手は大量のご飯と過酷な練習によってあの体型を維持している。練習量の少ない我々は食べ過ぎに注意せよ。

冒頭でも述べたフットワーク練習であるが、これは練習の軸となる。2時間ある練習時間のうち1時間は取るべきである。フォア(バック)andミドルのフットワークで基礎的な動きを確認した後、2本2本のフットワークで回り込み、飛びつきの脚の運び方を確認する。次に下回転を打つところからフットワークを開始するなど、工夫をしたものを行う。台上ストップからのツッツキをドライブする練習も重要だ。前後の動きは試合で最も重要な動きである。前陣ドライブから中陣ドライブのフットワークも取り入れられるとなおよい。

下回転を打つことが得意な人(得意にすべき)はツッツキをさまざまなドライブで打つ練習をせよ。回転量もスピードもないドライブを打って、練習だと思っている人がいるが、それは意味がない。 
当てたらオーバーするような回転量orブロックを弾き飛ばすようなスピードのドライブを打つことを練習という。下回転サーブ→ツッツキをドライブ→ショート打ちと言った練習が非常に実践的だ。試合でよくあるのは、下回転をドライブした後に、上回転を打つと面が狂ってオーバーミスをすることだ。ブロックされたボールは上から叩き潰すように打て。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?