【ヴァンガード:天智覚命】ロートバイザー デッキ【解説】
☆はじめに
いつもお世話になっております。
ブースターパック『無幻双刻』で登場したブラントゲートの新しいライドライン、《ロートバイザー》。
旧シリーズに存在したクラン「ノヴァグラップラー」を受け継ぐ新アーキタイプとして告知され、話題を呼んだロボットデッキです。
男の子の魂を揺さぶる鋼のボディとビッグな重火器。
パワーアップ能力を持ったリアガードのスタンドと、コスト回復を駆使して戦う姿。
そして絶妙にちょっと扱いにくく調整されたテキストそんなとこまで再現せんでいい
長所も短所も併せて、多くのユーザーのイメージする「ノヴァグラップラー」そのものといっていいでしょう。
ブースターパック【天智覚命】にて強化を受けたことで、抱えていた弱点が克服され、以前よりグッと使いやすいデッキとなりました。
(最初からこれくらいの出来でリリースしてほしかったという気持ちはありますが)
本記事は、旧シリーズでノヴァグラップラーを遊び続けていた私が、ロートバイザーを色々試した結果と、構築のお話やプレイにまつわることを記事にしています。
後半部分から、大体ブースターパックひとつ分ほどだけ、おひねりを頂いております。
よろしければ、ご覧になっていってください。
以下は目次となります。
※10/11デッキレシピ2に記載ミスがあったため改稿
☆ロートバイザーデッキとは?
このデッキでしっかり勝つのであれば、まず最初に、ロートバイザーというデッキが置かれている状況を理解する必要があるので、簡単に前提の振り返りを行います。
ロートバイザーは、ガード訴求力のある攻撃で相手の手札を削り、最終的に高打点のリアガードを複数スタンドさせ、相手のシールド値を上回って寄り切りを狙うビートダウンデッキです。
数あるビートダウンデッキの中で、このデッキが持つ大きな強みはCBコスト、EBコストの操作ですが、闇雲に溜めたり使ったりしているだけではあまり強さを生かすことはできません。
簡単な例で言えば、CB1を回復するアリーナオーダーをCB1を支払ってセットしても、それだけでは収支的に得ができません。
そのCBは、盤面的にはただ裏返って表になっただけだからです(実際にはVの効果条件のクリアなどの要因になりますが)。
置物を置いただけにしないためにどういうゲームを作っていくかが、ロートバイザーで戦うためのひとつの指針になります。
(もちろんギミックとしてそもそも極端に不利なマッチングなどもあり、そういった相手に勝つのはかなり苦労するので、あくまで指針という言葉を使わせていただきます)
環境最前線!……とまでいうのは正直中々大変ですが、きちんとゲームをすれば、今、あなたが思っているよりずっと上のパフォーマンスで応えてくれます。
☆ロートバイザーが目指すゲーム内容
以上を踏まえて、ロートバイザーがどういうゲーム内容を目指すかという話になります。
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