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トリプルドライブブースターカップで優勝した話+レポート的ななにか
新年、明けましておめでとうございます。カミです。
年明けに遊ぶべきTCGとして、私はずっとヴァンガードを激押ししています。
かつて、スタイリッシュ坊主めくりと揶揄されたこともあるヴァンガード。
山札の上をめくった結果でみんなが一喜一憂、ワイワイ楽しめるカードゲーム。
長年色んなTCGを遊んできましたが、これよりもお正月向きのカードゲームを私は知りません。
さて、そんな新春一発目。地元のお店で
トリプルドライブブースターカップ
というイベントがあるとのことで、1年の計は元旦にアリ!!的な初詣精神で参加してきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1704566102200-Xsy2brbLk0.png?width=1200)
運よく優勝することができました。
新たな1年の始まりに弾みを付けられたようで、とてもうれしかったです。
前回に引き続き、簡易ながらレポートのようなものを書かせていただきます。
寝起きで朝昼食べないままヴァンガードをしに突撃したので色々と記憶違い、読みにくさはどうかご容赦ください。
環境について
公式サイトを確認いただければと思うのですが、今回のイベントはライドできるG3に制限があり、主にトリプルドライブブースターでの強化・収録のカードたちのみが使用できるレギュレーションとなっていました。
強化を受けた各種グリッター達はもちろん、天輪飛翔からのアニメウィルドレスデッキ、トリプルドライブブースター本体に収録されたルアンやゼドランスなど、何と当たるかは正直読み切れない状態。
大会の中心はやはりドラジュエルド、リアノーンあたりになるだろうというアタリを付けて、今回は大大大好きな絶勝ブルースを封印して、ユースベルクを使用することにしました。運試し感も強かったので
なにより、アニメ完結記念イラストのプレイマットがどうしても欲しくて……
対戦レポート
使用レシピはこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1704538704475-Kxc451l5jJ.png?width=1200)
新年の運試しということで、思い切ってレヴォルドレス体は各種1枚という人生を舐めたような最大値を目指した思い切りのいい構築。
レヴォル体を減らしたいというよりは、巷で騒がれる最強カードのせるがおんを厚くとって、ちょっとした早仕掛けとコルリーノへのリーチ力を高めたい、というのが狙いでした。
あと、ユースの負け筋に圧縮しすぎてのデッキ切れと、ドライブチェックでレヴォルフォーム捲っちゃってガード値よわよわ……があるので、そのあたりなんとかなればいいなーというブルーピクチャー青写真。
……なんだかんだ1点目にピン刺しのカードなんてそこまで落ちないでしょ!という浅はかな思いで組まれたデッキだったのですが、大会6試合中2試合で1点目にレヴォルフォームが落ちるという事態に見舞われたため、おそらくこの構築で遊ぶことはもうないと思います。ルール改定も近いですし。
ただ、せるがおんでの2枚確認と早仕掛け自体は今回とっても強かったので、考え方自体は活かしていきたいなと思っています。
1回戦:オルフィスト 先攻
スリーブやデッキケースからザクサスキーな人なんだろうなーと思いつつゲームを進めていると、こちらの1点目にピン刺しのゼストが落下。
絶望の中でもなんとかゲームを立て直そうと、コルリーノ捨てからテンペストを拾いセクアンナとフェルゴーサ2枚で場づくりを行うも、初撃受け超にてレヴォルドレスすら躊躇われる事態になり、そのままエンド。
返しにマスクスが飛んでこず、普通のレギス5パンだったのでなんとか耐えきり、ペルソナからテンペストの流れでヒールを捲ってようやく通常運転準備に。
5ターン目、ペルソナ+フルブラストで詰め切って勝ち。
2回戦:バヴサーガラ 先攻
ユースベルク側が非常にキツいと感じる相手の1人がバヴサーガラです。
緊張して相手のマリガンの雰囲気から神ハンドを予想して考え事をし過ぎたのと、前戦のトラウマにビビってライド時に捨てたコルリーノの処理後にうっかりライドラインスキルを使うより先に手札からフェルゴーサを置いて山札を手に取ってしまう致命的なミス。除去デッキ相手に枚数損で始まるという最悪のスタートを切ってしまいました。
初撃ダメトリによって最速フルブラストでも思ったより詰め切れず、せるがおんで守護者を拾ってお茶を濁してエンド。返しにその日新発売の月ブシPRの絡みでヴェルロードが無理なく着地してた所作があまりにも強そうな動きすぎてビビり倒してました。
点を貰う機会を逸するわけにもいかないのでバヴのVアタックを2点からノーガードするとクリが捲れて5点になってしまうも、殴り返しのペルソナ+フルブラストでクリが2枚捲れて、お相手も全部は捌き切れず6点に届いて勝ち。
ドロー+4ドライブ+せるがおんで守護者を拾いにいくムーブがかなり強かった。単純にトリガーを拾うのもかなりいいですよね。
3回戦:極光 後攻
本大会一番の運ゲーでなんとかなった系の試合でした。
極光戦姫は、個人的に今回の大会レギュどころか全デッキの中でもユースベルクでマッチングしたくないデッキのひとつ。なので今回はユースを握ると決めた段階で極光のことは見ないつもりでいました。
初手にコルリーノがおらず、ちまちまやるしかないと思っていたら相手の先2のアタックで1点目にピン差しのガストがダメージに落下。
それだけでもう完全にゲームエンドの雰囲気だったのですがなんとかすべく、横に広げてきた相手のリアガードにVでアタックして札を取らせない方針で時間を稼ぐことに。
相手の監獄設置時にトリガーが三枚吸われていたので、そこの下振れを待つしかない!と思いつつ、しっかり相手の手から監獄へシュートする札が出てきたためトリプルドライブされるも、トリガーはなし。
3ターン目、気合いのテンペストで枚数を取りに行くが、トップ公開で1枚でもボトムシュートできれば使える前提でせるがおんを出していたのにも関わらず、トップ公開は2枚ともトリガー(しかも1枚は治)。
相手の先4で当然のごとくセラスの効果でせるがおんは監獄に収監される。しかしピュアライトにライドしてこず、セキュリティ君もいない様子だったのでほっと一息ついていたのですか、
![](https://assets.st-note.com/img/1704545429659-JiIjzPAH3Z.png)
リーフル・ロイヤーの効果で山札からセキュリティ君が着地→ピュアライトにライドされぐちゃぐちゃ。
ガード制限されたりしながらもギリギリ5点で耐えきり、返しにペルソナ→フルブラストでイドスファロを捲って相手の2貫ガードを貫通して勝利。
完全にオーバートリガーのおかげで勝てただけで、内容では完全に負けていた試合でした。
ユースはフェルゴーサのドローで紙一重を躱しがちなところがあるので、コルリーノが通過せずソウルを貯める流れを作ることができないまま進行すると本当に極光にはぐちゃぐちゃにされます。苦手。
4回戦:リアノーン 先攻
すごく有名なプレイヤーのかただったので緊張しながらファイトしました。
リアノーンはデッキタイプが3つくらいあり、どう動いてくるかを確認しながら進めるのですが、初手マーガレット切りから入ってきたので、ヴィヴィ型のどちらか、多分ラスタインパート入りだな~~と思いながらゲームを考えました。
手札が結構微妙だったこともあり、すこし後半に向けてガード値を節約したいなと思ったので前列にユニットを出してVで叩いてもらったりして、手元を浮かせていたのですが、単純にフルブラストの後の相手のドライブがちょっと弱めで、そのままペルソナ+フルブラストのゴリ押しが通ってしまい、意図したゲームとは少し違うカタチでしたが、勝つことができました。
このゴリ押しがユースの強みではありますが、真っ当にゲームが進んでいたら……と考えると、自分色々ミスったのかもなあと思ってしまいます。
5回戦:リアノーン(三色) 先攻
久しぶりにお会いした知り合いのプレイヤーさんでした。
手札が微妙な状態でのスタート。後攻1ターン目、相手がライドのみ攻撃せずエンドなど、点止めを強烈に意識した動きをしてきたので、その流れに乗る形でゲームをして得をする流れを引き込もうと思い、小さく小突いてちまちま削りつつ、今回もガード値を浮かせるようVで横を殴ってもらいました。
お互いにそろそろいい感じに疲れてきており、3ターン目の最速フルブラストの際に気持ちが先に行き過ぎてボトムシュートを言い忘れたり、逆に相手の方がハピタットとマスクを同一ターンに使おうとしてしまったりと、ぐだぐだの様相を呈しながらも最終6ターン目、デッキに残り1となったフルブラストを引き込むために、せるがおんブーストのリアガードから攻撃に入り、しっかりドライブでフルブラストをゲットして通して勝ち。
せるがおんの良さが出た試合だったと思います。
6回戦:ユースベルク 後攻
初手がいまいち。最速フルブラストができなさそうな気配でした。
マリガンの傾向から逆に相手の手札は神ハンド寄りだと思いました。先攻最速フルブラストをする気マンマンの神ハンドユースは小さい要求にガードを切ることが基本的にできないのと、手札が弱い状況のままユース相手にフルブラストを雑に投げ続けられるのはたまらないので余剰シールドか枚数を貰うためだけに後手1ターン目から2パン。先攻2ターン目に相手のかたがVでこちらの前に出したせるがおんを叩いてくれて、返しにフェルゴーサを出してさらにダメージ有利を取りにいきました。ヒールで返されたらもうしょうがないの精神。
相手の先攻3ターン目のVをノーガードして1点になり、フルブラストでフェルゴーサがボトムに消えたのですが、フルブラストに完全ガードを合わせて止める。相手のかたはヒールクリを捲ったのにリアガードで攻撃してこず、1点止めをされた状態で後手3ターン目に突入。
3点まで入るつもりでゲームしていたので面食らいましたが、とりあえずフルブラストを打ち返して4点まで突っ込みました。
相手のペルソナ+セクアンナ+フルブラストにせるがおんで拾った完全ガードを当てて、横を素通しして4点まで受けた後、セクアンナを付けたこちらのペルソナ+フルブラストがヒールをめくり3点まで点数が戻り、こちらが優勢に。
返しのペルソナをしっかりいなして、5ターン目にこちらが超トリガーのイドスファロを捲り、相手の2貫ガードをぶち抜いて勝ち。
点止めされていなければ普通に挽き肉にされていたかもしれないゲームでしたが、そこの思い切りの差で勝てたのかな……いやオーバートリガーのおかげだな……というか自分のプレイで勝ったというよりは流れに揉みくちゃにされている間にたまたまラッキーパンチが当たったなぁ……というような印象でした。もっとこの流れを制御できるようになりたいです。
ということで、6-0にて優勝しました。
我ながらなんだこりゃ!?という内容にもほどがありますが、まぁ勝てたのでヨシということで……ギリギリの綱渡りばかり通したけど結果的に優勝することができてよかったよかった……プレマの画、最高………
ユースベルクは引きだけの新年あけまして坊主めくりデッキだとずっと思っていたのですが、今回改めて使ってみて少し印象が変わりました。
自分が弱い時にどうするか、時間を稼ぐにはどうするか、というのを効果テキストのやりとりではなくカードの配置……差し合い?を誘導するようなカタチで進めるゲームをこのデッキでやるとはあまり思っていませんでした。
最速フルブラストが理不尽の押し付けすぎるが故の話ですし、点を止められること自体はユース側も実際キツいわけではありますので、なんともというところです。
……まぁ、ヒールしないとフルブラストが完成しないなんていう事態は、100パーセント自分の思い切りの良い人生を舐めた構築のせいなのですが。
ただ、ユース相手に点止めをしたいという思考と、まさか今ダメージに落ちたレヴォル体がデッキに1枚しか入ってないなんて多分だれも思わないだろうと思うので、ユース側から「ゆっくりしようよ!」のサインを送ると案外みんな乗ってきてくれるのはちょっとだけ救われました。もう2度とやらないで生きていたいです。
初乗りテンペストくんの強さに感謝。
とはいえなにをおいてもデッキの強さのおかげで勝てた大会でした。
対戦していただいたみなさん、ありがとうございました。
最後に、いつも私に親切にヴァンガードを教えてくれる友達や遊んでくださるみんなへの感謝の言葉で、今回のレポを締めたいと思います。感謝感謝。
では、またいずれこういう機会がありますように。
これからもヴァンガード頑張っていきます。
あとExtreme Hearts(エクストリームハーツ)というアニメが面白かったので、なにかタイミングがあえば是非見てみてください。Huluとかで見られます。