黄色い傘の天使
それは、ある日の夕方17時過ぎに雨が降っていたのですが少しの間だから傘をささずに実家の庭のゴミを片付けて家に戻ろうとした時に
小学4年生くらいの黄色い傘をさした女の子が近づいて来て『あのっ。』と声を掛けてきたので
「なぁ〜にっ」て笑顔で近づいて聞いてみると
『この傘を貸してあげます。』と傘を差し出してくれたのです。
「あっ、ありがとう。でもね、すぐ後ろが家だから大丈夫ょ。本当にありがとうねっ。」と答えると
頷いて歩いていきました。実家に入ってお菓子でもあげようかなぁと思うも今の子供達はアレルギーとかあるかもしれないし、そうだぁ近くに自販機があるから飲み物をお礼にあげようと外に出るも居ない。
少し角を曲って探すとかなり遠くに黄色傘が見える
また、見かけた時にお礼でもしょう。と思いつつ実家に戻る時にふと、思う。
あの子は、この雨☔の中を私に傘を貸してあげていたら、ずぶ濡れで帰るつもりだったのかしら、、、
その思うと胸が熱くなって感動してウルウルしてしまった。
自分の事よりも雨に濡れている大人を見て気にかけてくれる、、、
自分の子供の頃を思い返すと恥ずかしくなってました。
黄色い傘の女の子の大きな瞳は純真で愛らしかったので今も目に焼きついています。
ご両親やご家族から愛されて育っているのだろうなぁ。
それにしても世の中は澱んで見えていただけに女の子👧の想いに触れて穢れた心が綺麗になったように感じました。
未だに女の子とは再会していませんが、
もしかして小さな天使👼からのサプライズだったのかなぁ⁉️
それ以後、ゾロ目の数字や天使の画像を頻繁にみています。