部屋探しの手順
不動産を購入するにあたって、まず物件を探すことが必要になってくると思います。
「どんな土地でどんな物件に住みたいのだろう?」 不動産を取得するにあたり至極根本的な疑問ですが、これがなかなか決められないんですよね …。基本的に不動産は地球上どこでも購入できますし、最近では月の土地だって購入できます。
さすがに月に住むというのはないと思いますが、住みたい場所っていっぱいありますよね。悩みます。悩むのが普通だと思います。
そんな方々にどこまで参考になるか分かりませんが、僕が物件を探すために行った手順を以下に紹介します。
① 探す土地を限定する → ② 1日1回必ず不動産サイトを見る → ③ インターネットで物件調査する
左から順に行ってみてください。
① 探す土地を限定する
まず「どこに住みたいのか?」ということを自分の中で決めることが重要です。これはなるべく詳細に決めたほうがいいです。(大きい道から離れた場所、川沿い、○○駅徒歩5分以内…)
人は選択肢が多ければ多いほど迷います。あえてここは入口は狭くして選択肢を減らした方がいいと僕は思います。
探す場所を先に特定することのメリットの一つ。それは早めに「相場感」を養うことができるということです。
実際に気に入った物件を見つけたときにその価格は「得」なのか「損」なのか。築年数、駅からの距離、エレベータ有り無し、向き、ペット可否… 色々な条件を加味した上でその価格はどうなのか?たぶん1ヶ月くらい同じ土地の物件を見続けているとなんとなーく分かってくるはずです。
② 1日1回必ず不動産サイトをみる
物件を探す際には、ほとんどの人が不動産サイトを見ているのではないでしょうか?もちろん僕もそうしました。僕が特に利用した二つのサイトを紹介します。
Yahoo!不動産
Yahoo!不動産はとにかく検索がしやすくホームページも見やすいです。しかし、今このサイトは「おうちダイレクト(仲介料無料。大家さんから直売)」というサービスを開始したため、不動産屋から嫌われてしまい若干ハブられている(というウワサです)
あまり聞いた事がないサイトだと思います。このサイトはレインズと呼ばれる全国の不動産情報が登録されているシステムのすべての物件が掲載されている唯一のサイトです。難点はすごく使いづらいこと。
とにかくお気に入りの情報サイトを決めて、決めた土地の物件を見続けることが重要です。はじめは「多いなぁ・・・」と思うかもしれませんが、2日目からは更新した分だけでよいので多分5分もあれば終わると思います。
見続けることで何となくその土地の「相場感」が身につくはずです。
③ インターネットで物件調査する
気に入った物件を見つけた場合、普通は調査を行います。調査ただ単に物件を見に行く、というだけではありません。インターネットで様々な情報を取得することが可能です。
例えば登記簿謄本。登記簿は不動産の情報が記された公文書ですが、これは誰でも300円程度払えば取得することができます。(登記情報提供サービス)他にも固定資産税、不動産取得税、相続税に関わる路線価情報も調べることができます。(全国地価マップ)
調査する内容は目的によって変わりますが、ここでは気になるであろう相場や口コミを調べることができるサイトを紹介します。
マンションレビュー、マンションナビがこのサイトに該当します。
これらのサイトはユーザー登録するだけで、その物件の過去1~2年の売買情報、賃貸をした場合の価格、土地の価値の概算、そして口コミを見ることができます。
マンションノートというサイトは特に口コミに特化しています。見るためには自分も口コミを登録する必要がありますが、近隣情報、建物の管理状況など住んでいる人しか分からない情報を得ることができます。
今このようなサイトはどんどん増えています。積極的に利用していくことをお勧めします。(中古マンションの相場を知ろう!相場が分かる優良サイト7選)
以上、この1~3を繰り返して、「ここは!」という物件を見つけたら、不動産屋さんに連絡して実際に物件を見にいくことになります。