(22日目)Give And Take
周りはすっかりと秋めいて、朝起きると「さむいな」って思うことが多くなってきた。太陽フレアとか北朝鮮の電磁パルス兵器とか、なんだかもう社会がみんな破壊したくてたまんないんじゃないかって感じのニュースしかなくて辟易するこのごろ。ついに衆議院まで破壊、じゃない、解散してしまった。
職を失うであろう彼らはなぜかみんなで万歳三唱していた。正直言って、ものすごく気持ち悪い光景だった。何がそんなにめでたいの?渋谷の109の大きなディスプレイでこの光景見てた人たちどんな気持ちだったんだろう?
僕は万歳三唱が大嫌いだ。いつだって万歳三唱は戦争を連想させる。
きっと、広島に生まれたせいもあり散々反戦の英才教育を受けたおかげでトラウマにでもなっているのだろう。万歳はぼくにとってぜんぜん万歳ではない。戦前の残滓を見せられているような、そんな薄ら寒い気持ちになる。
そんなにめでたいならみんな国会議事堂で一列に並んでチューチュートレイン踊れよ。ポカリのCMに出れるくらい身体全身で喜びを表せよ。
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以前Twitterで、自分が余裕がない状態なのにボランティアとか人を助ける行為をする人が危なっかしくて仕方がない。まずは自分を救うべき、という内容を投稿したことがある。
こうは言ったものの少し思うことがあったので。
ビジネスの世界ではこんな言葉がある
「まず与える。そして得る」
与えないと何事も得られない。いつだってTakeよりGiveが先なのだ。得ることばかりでは真の豊かさは得られない。
自分を守って、自分を大事にするあまり、自分のことだけを考え、閉じこもってしまうと返ってもっとだめになってしまうことだってある。
受け取る以上に多くのものを与えるGiverになるにはやはり身体が資本。
守ることで助かる自分もいる。救うことで助かる自分もいる。