2018.8.14~15 香川旅行記(一日目)
最近は実家に帰る際の瀬戸内小旅行が習慣化しつつあります。
今年の夏は被災地ボランティア行こうか悩んだのですが、自分が無理なくできることを真面目に考えた結果、「いつもどおり観光をして地元にお金を落とそう!」と決めました。
僕の大好きな呉の大和ミュージアムも来場者数が激減しているそうです。みなさん、瀬戸内においでませ。関東にいるとみんな大阪より西に行ったことがない人が多いんですよ。驚くくらい。
来て、瀬戸内。絶対がっかりさせないんだから!
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さて、今年はどこに行こうかな … と考えあぐねた結果、今年は前からやってみたかった「香川のうどん食い倒れツアー」をついに実行に移すことにしました。まぁツアーといっても、1泊2日の間でなるべくうどんを食いましょう、というだけなんですが…
一日目の計画は、讃岐うどんの本場、丸亀でうどんを食べたあと、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(愛称:MIMOCA(ミモカ))へ。その後宿泊する高松へ移動します。
在来線が不通となっているので、広島から岡山まで新幹線で。岡山から瀬戸大橋を渡って丸亀に向かいます。
現在、広島、岡山、山口周りは在来線が不通になっていたり、本数が大幅に減らされていたりします。旅行される方は、事前に確認したほうがベターです。
一軒目。まごころさん。朝6時からあいてます。築地市場内のお店みたい。
丸亀では、小が1玉、中が2玉、大が3玉です。これスタンダード。
丸亀では「小」= 普通。 食べ歩きする場合「中」頼んだら1軒目で終了します。気をつけて~
まごころ ぶっかけ小400円+おいなりさん
このお店はうどんもおいしいけどトッピングがとにかくでっかい!かしわ天やてんぷら、肉 … 近くにこの店あったら週三で通うな…。
本当はあの「玉だけもらってつゆを蛇口からジャー!!」ってやつをやりたったんですけど叶わず・・・(あれ、どれを注文したらいいの?聞けなかった・・・)
よし!と勢いで二軒目。行きたいお店がお盆でお休みだったので、「喰うかい」さんへ。
もちろんここでは牛スジうどんを。
いりこ出汁とじっくり煮込まれた牛スジのパンチでなかなかの食べ応えでした。濃いい!
喰うかい 牛スジうどん 小 400円
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おなかが一杯になったところでゆっくりと駅まで海沿いを散歩。
貨物船がたくさん停泊していました。港町だなぁ…
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猪熊弦一郎美術館は丸亀駅の目の前にあります。
珍しいと思うんですよね。駅の目の前の美術館。
普通は少なくとも徒歩10分の少し閑静な場所に建てるものですが、「みんなに親しまれる美術館を」という猪熊先生の意向と当時の丸亀市長の意見が見事に合致してここに建てられたそうです。
猪熊先生の抽象画がとにかく愛らしいエントランス。
なんというか、とても地元に愛されているという雰囲気がある美術館でした。かといって、世俗にまぎれることはなく、きっちりとアートスペースとしての佇まいは崩していない。素敵な美術館でした。
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美術館を堪能したので、丸亀を後にして高松へ。
Kinco. ホステル+カフェへ。
古い倉庫を改装した内装はどかーんと抜けていてとても気持ちがいいホステルでした。
(フランスから来たフリーWEBエンジニアの彼。ずっと仕事してました)
高松には有名な建築として、香川県庁(丹下健三設計)も立ち寄ったのですが、残念ながら耐震工事のためほとんど見学できず…
夜の街に繰り出して写真を少々。ちょうどお祭りをやっていてにぎやかな雰囲気でした。
ホステルの方に聞くと、高松は若い人の移住者が増えているようです。確かに街中でも地方都市にしては若い人が多いような… とても活気のある街でした。
高松の繁華街でおいしいお魚とお酒をいただいて、いい気持ちでホステルに帰る途中、ふと見上げると夜空にきれいな三日月が輝いていました。
これにて、一日目終了です。