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(21日目)風の人、土の人
勉強会の夏合宿で新潟に行ってました。
新潟のよい会社を研究するというフィールドワークで、実際に会社見学をしたり、複数の地場企業の社長さんから直接話を聞いたりと、ものすごく濃い時間をすごさせていただきました。
ここ数日はそんな資料読み返して、久しぶりに図書館行って、レポート書いて … 一息ついた今は、いただいた大量の雪国まいたけを毎日食べて過ごしています。
昔は「見つけただけで舞い踊るほどうれしい」と言われていたまいたけ。天然は今でも入手困難らしい。まいたけの培養に成功した雪国まいたけさんはすごいね。
***
合宿で引率していただいた先生から「風の人、土の人」という言葉を聞いた。
(先生)「僕はね。風の人なんだよ。」
(僕)「風の人、ですか?」
(先生)「そう。風の人。種をね、運んでいるんだよ。いろんな所に行っていろんなことをやる。そして、また次の場所に行く。そこにはね、土の人がいる。ぼくは土の人に他所で知り合った人たちを紹介する。そうやって花と花をつなげていく。その土地に入るって難しいんだよ。けど、活動していくうちに(ここで一緒にやっていかないか?)ってお誘いいただける。それ自体はすごくうれしいんだ。けどね。(そのうちにねー)なんて言って。いつも断るんだよ。」
(僕)「土の人っていうのは、その土地に根付いて耕しているひとたちですか?」
(先生)「そう。それが土の人。君は何の人?」
(僕)「えーと… たぶん、風だと思います」
(先生)「そっかー。風かぁ…。風の人はね、とにかく身体を大切にしなきゃいけないよ。」
何気ない会話だったけど、この「風の人、土の人」という言葉が妙に心に残った。
今ゆっくりと、この言葉が自分にとってどんな意味を持つか、消化をしている。まいたけと一緒に。