AirHelpで飛行機遅延の補償金を受け取った話
久々に面白い出来事があったので記録として。
今年の7月末からスエーデンに住んでいる知り合いに会いに行ったのですが、帰りの飛行機(コペンハーゲン成田行き、スカンジナビア航空)でトラブルが発生。車輪がコントロール不能とのことでコペンハーゲン空港に戻ってしまったのです。
「だから飛行機は嫌いなんだ!」と不安な気持ちを怒りで何とか抑えこんでいたのですが・・・ 次のフライトは結局明日になり、ホテルも割り振られ一息ついたところ、「これは補償ものなのでは・・・?」という疑念が湧きました。
僕は空港やホテルでフライトが一緒だった旅行代理店の添乗員、旅慣れた大学教授、外国の方などに今回の件に関して補償が聞くのかどうか確認したところ、一様にみな口にしていたのは、「賠償はない」「飛行機は安全に目的地に運ぶことは義務化されているが、オンタイムであることは補償していない」ということでした。
それでも今一つ納得できなかった僕は自力で調べることにしました。するとこんなサイトが。
飛行機の遅延・キャンセル時にお金を取り戻せる「AirHelp」GigaZine
AirHelpとはどうやら飛行機の遅延、ロストバゲッジに対して航空会社に補償を請求してくれる会社のようです。以下注意事項。
補償の根拠となる法律がヨーロッパとアメリカのものであるため、請求できるケースは限られてきます。 ~Gigazine記事より
ちょうどヨーロッパでトラブルに合い、遅延(Delay)という内容もサイトより補償対象となっていたので、ダメ元で登録してみました。(↓ 登録後の確認メッセージ)
そして約2か月後…(その間もAirHelpから何度か進捗のメッセージは来ていました。とても親切です)無事420ユーロを受け取ることができました。
本当は600ユーロだけど、手数料で150ユーロ、銀行振り込みの手数料30ユーロを引かれての価格のようです。(ちなみにAirHelpは料金が請求できたときのみ手数料がかかる仕組みのようです)
こういった機関を通さなくても英語力に自信がある方なら航空会社に直接交渉して補償を得ることができるかも・・・。
今後アメリカやヨーロッパに旅行に行く予定のある方は旅行保険と合わせて知っていおいたほうがいいかもしれません。
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