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【CHC】シカゴに現れた2人の新生

皆さんこんにちは。CHC担当Masatoです。
MLBも開幕してはや1ヶ月。40試合ちょっとを消化しました。
今年のMLBは、KCのボビー・ウィット・ジュニア 、SEAのフリオ・ロドリゲスなど、続々と各球団のトッププロスペクトが華々しいデビューを飾って盛り上がっている中、カブスにも、新たな新戦力がメジャーの舞台に姿を表しました。

◼️ クリストファー・モレル (Christopher Morel)

モレルは、1999年6月24日生まれのドミニカ共和国出身の22歳。2015年のインターナショナルFAで契約金70万ドルで契約しました。弟は、同じカブス傘下でプレーする、ラファエル・モレル (Rafael Morel)。
MLB Pipelineのランキングではカブス傘下21位にランクインしていた逸材で、高い身体能力を活かしたプレーが光り、マイナーではCF、3B、RF、SS、2B、LFを守った経験のあるスーパーユーティリティープレイヤーです。
打撃はとにかくバットスピードが速く、昨年のマイナーでは、18本塁打をマークしています。
今シーズンはダブルAで開幕を迎え、28試合に出場し
打率.306、出塁率.380、長打率.565と好成績をマークしていました。
ニック・マドリガルやニコ・ホーナーらが相次いで故障離脱した影響もあり、コールアップされたのでしょう。
マイナーリーグ時代は、なかなか苦労していた印象もあり、ついにモレルがメジャーの舞台に上がる日が来たのだと感無量です。

そして、17日のPIT戦の8回にウィズダムの代打として出場し、メジャーデビュー。なんとメジャー初打席でいきなりホームランを放つ衝撃のデビューを飾りました。

ものすごい煽り散らかしてますねぇ..笑

5月21日 vs ARI戦での第2号

現在も、カブスの上位打線の一角として、非常にソリッドな活躍が光ります。これからも、メジャー最強のユーティリティプレイヤーを目指して、長くメジャー活躍するような選手になることを期待しています。


◼️ ブランドン・ヒューズ (Brandon Hughes)

Brandon Hughes

ブランドン・ヒューズは、1995年12月1日生まれの26歳。ミシガン州出身で、ミシガン州大から2017年のドラフトで16巡目(全体495位)で指名され、契約金70万ドルで入団。いわゆる下位指名のプロスペクトで、各紙の現地有力紙のプロスペクトランクにも一切名前が入っていなかった知る人ぞ知る選手でした。
元々は、外野手の選手でしたが、19年に投手転向。この転向が彼の人生を大きく変えたと言って過言ではないでしょう。
今シーズンは、2Aで開幕を迎え、4月の終わりに3Aに昇格。最速99mphの威力抜群の速球とキレ味抜群のスライダーを武器に、2階級計16回2/3を無失点、被安打5、与四球3、奪三振は22と支配的ピッチングを披露。メジャーの中継ぎ陣が蓄積疲労で軒並みパフォーマンスが不調になっていたこともあり、見事メジャー昇格を掴みました。
正直、いずれ昇格するんだろうなとは思っていましたが、まさかこのタイミングとは思わず、ヒューズに関しては、サプライズ感がすごかったです。

ヒューズのデビュー戦 (5/17 vs PIT戦)
6回1死の場面で、ダニエル・ノリスに代わって登板。
1.2回、被安打0、失点0、与四球1、5奪三振の完璧デビュー

ご両親も観戦に来られていたそうです。素晴らしいデビューを見せられて良かったですね!


ここまでも、頼れるリリーフの一角として貴重な戦力となっています。蓄積疲労や登板過多による故障が怖いですが、少しでも長くロースターに残ってほしいです。


2人ともメジャーデビュー本当におめでとうございます!
これからもカブスの勝利に貢献してください!

〜Masato〜

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