ハロルド・ラミレスを獲得
皆さんこんにちは。CHC担当Masatoです。
連日の記事投稿となりました。
本日、カブスが、クリーブランド・"ガーディアンズ" から、外野手のハロルド・ラミレスを金銭トレードで獲得しました。
このラミレスの獲得によって、カブスの40人ロースターは38人となりました。
ラミレスの今季成績
ラミレスは、卓越したコンタクトスキルを持つ中距離砲で、19年のマーリンズ時代に11HRを打ち鮮烈なデビューを果たした選手です。
確かなゾーンコンタクト(21年 88.1 Z-contact%)のスキルを持っていますが、選球眼が悪いフリースインガーで、ゾーンの外を追いかけることがあまりにも多いです。(今季 45.2 O-Swing%)
このO-Swing%は、500PA以上の340人の選手の中で9番目に高いマークとなっているそうです。(ちゃんと調べられてなくてすみません..)
また、IsoP .134は、同じサブセットの中で281位であり、特に両翼外野手の仲間と比較すると、リーグ平均には遠く及ばない数字となってしまっています。
彼の対左(.275/.315/.400, 92 wRC+)と対右(.270/.306/.408, 90 wRC+)の数字はほぼ同じです。
守備面では、外野の3つのポジションすべてに出場した経験がありますが、左翼か右翼のどちらかでの出場が最も適しているとおもいます。
さらに、ラミレスは、マイナーオプションがないため、カブスは来年の開幕ロースターに彼を入れてキャンプインするか、さもなければ彼をウェイバーにかける必要があります。
スプリングトレーニングではベンチ入りを目指してライバルと争うことになるわけですが、この冬には外野手のライバルも続々と増える可能性もあり、ラミレスのロースター入りへの道は複雑になるかもしれません。
まとめ
ラミレスについて駆け足で簡単にまとめましたが、ファンの皆さんはいかがでしたでしょうか。すごく困惑するトレードだったかもしれません。
しかし、彼は持っている才能は素晴らしいものがありますので、上記で指摘した選球眼が改善されてくれば、カブス打線の上位打線の一角としての働きが期待できると思います。
Masato