「なんでお店からお代を取らないの?」と、「なんでご馳走する側が10%多く払うの?」その1
再びごちめしスタッフ・今井了介です。
我々どもの ”ごちめし”を使ったアクティビティー「さきめし」に、沢山のコメント・シェア拡散・取材のオファーなど頂戴しております。
前回は「さきめし」にかける我々の想いを綴ってみました。そんな中「ごちめし」・「さきめし」に関して、お金の流れや寄付の在り方に様々な声が聞こえてきましたので、その中から最もよくお問い合わせのある2点について今回はお話したいと思います。
その2つが以下。
①「なんでお店からお代を取らないの?」
②「なんでご馳走する側が10%多く払うの?」
今回は、①についてお話ししてみたいと思います。
お答えします:①「なんでお店からお代を取らないの?」
ごちめしは、昨年6月からのテストマーケティング期間・そして10月末のローンチから、一貫してお店からは手数料や登録料を一切頂かない仕組みとなっています。(この点に関しては、コロナ対策&応援をうたい期限付きで手数料の引き下げを行なっている他社サービスさまとは異なる点かもしれません)
これに対して、沢山の利用者や友人経営者から「お店からもお代を頂くべきじゃない!?」との声をたくさん頂戴しました。
現在、ほとんどの飲食(クーポンやデリバリーなど)に関わるサービスは、20%〜30%、時には35%もの手数料を取っているのが現状です。しかしながらこれによってお店は利益の大幅なカットを強いられるか、一部デリバリーサービスではその分メニュー価格を上げることでユーザー側に負担を強いています。
余談ですが、日本のキャッシュレス化・クレジットカード決済が進まない要因の一つに、2%〜3.5% 程度の決済手数料すら、経営に響くくらいシビアな経営状態なお店が多いのも事実です。そのような飲食業経営の中、数十パーセントにも及ぶ手数料は相当な負担となることは自明ですね。
そこで私たちは目線を変えて、「日本一、世界一飲食業界に優しいFood Tech」を目指してごちめしを立ち上げました。
もちろん、お店からお代を頂けば、我々の売り上げは上がります。
しかしながら、私たちがごちめしを始めるに至った経緯として大切なポイントは、関わってくれる方々が、みな幸せな気持ちでいられるという世界観でした。
また、弊社だけの儲けが多いサービスに、皆さまそんなに肩入れしてくれるものでしょうか?
また以前私が綴ったnoteにも書いた「6万円の絆」にもあるように、戦後復興の昭和・拝金的な平成と比べると、もっと温かな人との繋がりを必要としている時代に突入していると思います。
本来お客さんは、予約やメニューの閲覧などたくさんのサービスを享受しているはずなのに、なぜかお店ばかりが大きく負担している...。
そんな「今までの当たり前」を、今こそ少し見直してみたいのです。
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