【肥満児の私がトレーナーになるまで①】太ったらダメなんだという価値観
誰しもが持って生まれたものがある。
たくさんの大人に
愛されすくすく大きくなり、
自分が大好きで可愛くて
セーラームーンになりきって
自信満々に育っていた幼少期。
プリンセスだし、大事にされたいし
可愛くぶりっ子でいたいし
写真も可愛く写りたい。
ただ、今は158cmと平均的な身長の私も
なぜか成熟が早く
年長の頃には園でも一番背が高く、
体重も30キロ近くあった。
”よく食べるね、大きくなるね、可愛いね”と
なんでも褒められて育ってきたはずなのに
小学校に入る頃から、
周りの声かけが変わってくる。
”太ってきてるけど大丈夫?”
”食べさせすぎなんじゃ、、?”
そう、
私は今も昔も食べることが好きで、
よく食べる。
周りの大人の愛ある心配の気持ちも
今となってはよくわかる。
でも、
幼い私にとってコンプレックスに
感じるには十分すぎる言葉で、
”私って太ってるんだ”
”太ってるってダメなことなんだ”
という価値観が芽生えることになる。
そんなこともあり、
小学校低学年の頃には
周りと比べ自分の体型を気にし、
自分が嫌になってくるのであった。