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吃音だった件について

好きな日本語は森羅万象、中二病のボーボーザウルスです。

今回は僕が吃音で、現在も少し症状が残っているので紹介していきたいと思います。

まず、吃音とは言葉がうまく発声できない精神的な病気ですが、よくどもりとも言います。

僕は中学2年生の時から、吃音が出るようになりました。原因は人間関係によるストレスと、部活でずっとベンチだった事かなと思います。

自分に価値がないように思えて、塞ぎ込み、自分を出せなくなる感じです。そうなると言葉もうまく発声できない状態になってしまいます。

個人的にキツかったのは、話しているときに、

「何言っているかわからない」と言われる事です。

別に自分はなりたくてこうなったわけじゃないのに、何言っているか分からないと言われるとかなり傷つきました。

そんなこんなで大学3年まで、ひどい吃音に悩まされました。

症状は、言葉を一気に言おうとして、喉の奥に詰まる感じです。

このままでは、自分はストレスで死ぬと感じ、生まれて初めて精神病院に行きました。

最初は吃音症かなと思ってたのですが、病名は強迫性障害。

なんだそれ?

強迫性障害は簡単に言うと、分かっているけど無意味な行動がやめられない。

例として、潔癖症などが挙げられます。

確かにそういえば僕も出かける時、玄関のドアを閉めたはずなのに、何度も閉めたか、確認してしまうことが今でもあります。 

強迫性障害は吃音と関係があるらしく、

絶対にうまく話さなきゃいけないと言う強迫観念に駆られて吃音症になってしまうらしいです。

結局、そのあと薬を飲んで、カウンセリングを受ける生活をしていました。

僕も個人的に吃音を直すためにいろんなトレーニングをしました。

朗読をしたり、映画の好きなセリフを真似した人、喋りが上手い人のイントネーションを真似したり、喋るときの舌の位置を研究しました。

そのようなトレーニングのおかげで、現在はたまに吃るものの、うまく話せるようになりました。

世の中には吃音を持っている人はたくさんいる中、やはり差別的な目で見る人はたくさんいます。

しかし、障害はルーレットで決まってしまうものなので、理解をする努力ができれば、吃音症の人も生活しやすい世の中になるのかなと思います


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