【私怨】主語ので〜っかいオタクたちへ
久々に界隈の話題総ナメ、2023年を代表する舞台が誕生してしまいました。
『Club キャッテリア』の騒動の詳細についてはわかりやすくまとめられている方がいらっしゃるので、そちらをご覧ください。
この件を受けて、知り合いのPオタクが
「推しがPの関連する仕事に出て欲しくないとか言う奴は来るな。Pの舞台に出演しないで滅されるのはPじゃなくてお前の推し。Pは平等に観に来れるように優しさで本確やってるだけ、嫌なら来んな。」
という旨の発言をされていました。
これを読んで、私は不快な気持ちでした。
もう少し具体的に言うと「あ?誰?誰が発言してるの?オタク?オタクがこれ言ってんの?は?だる!黙れ!」と、顔を真っ赤にして鼻息荒くなりました。
久々にお気持ちでも書こうかなと思います。
私がこの件に対してやたらと首を突っ込んでいる理由は、他でもなく推しが出演しているからです。
正直言ってこの舞台のPの関連するお仕事には関わって欲しくありません。(察しが良い方はわかってしまうでしょうが、これは今回始まったことではなく、また今後も関わらないことは不可能なので、かなりダメージがでかい。)
本人確認に関しては、運営が論理的に説明のつくやり方でやるのであれば特に何も思わないので、正直どっちでも良いです。
とはいえ、今回のような「不可解な本人確認や、お客様に対してはなから犯罪者扱いともとれる対応をするのが当たり前の運営がバックについている俳優」と自分の推しが一緒に仕事をするのは嫌です。
せっかくおしゃれしてIQ7のニコニコ笑顔で現場に行ったのに、犯罪者扱いされたら私の心は死ぬ。また、今回のように作品の内容以外の部分が騒動になるのは私の思い出にとってノイズですから、嫌だと思うのは自然な流れではないでしょうか。
Pの方のファンであればそれでも我慢が出来るのかもしれませんが、私には出来ません。Pではなく自分の推しを観に行っているからです。
だからといって別にPを貶そうという気持ちはありません。私はストレスなく推しが見たいというそれだけですので、今回の件でPに思うことは特に、ない。
何か言うとすれば「企画プロデュースという立場だったから、矢面に立つことになってしまって大変でしたねえ〜」くらいです。
ただ、冒頭の発言をしたオタクには申したいことがあります。
あなたがPを推していることは、あなたのステータスではない。
Pが売れているのはあなたの手柄ではない。
Pから来んなと言われるならまだわかるのですが、なぜただのオタクに来るなと言われなければならないのかわからない。
ここ数日は今回の件をニヤニヤしながら検索するのが日課なのですが、同様の発言をされている方が散見されます。
運営やPから「嫌なら来ないでください」と発表があったなら、その発言も飲み込みましょう。(粉の漢方を水無しで飲み込む感じですけど。)
しかし、そんな事実は私の知る限り、ありません。オタクが勝手に運営やPを代弁した気になっているだけです。
太宰治『人間失格』に、こんなシーンがあります。
何か主張をする時、主語は「私」です。
主語が「私」ではない主張をする時は、そこに事実や根拠が無ければ成立しません。
議論をする時は、どんな時も主語は「私」そして「あなた」です。
主語を「私」でなく、もっと大きなものにすり替えたからといって、あなたの意見は強化されるわけではない。
人気がある俳優を推しているからといって、あなたはただのオタクです。
私と同じ、ただの奇っ怪でキショい、オタクなのです。
どんな人、どんなもの、どんな作品を推していても、どんな主張をしても、全員、ただのオタクです。
平等・公平を語りたいのであれば、まずは主語を「私」で話せるようになってからお願いします。
(本人に送ったろかな…と思ったけど、お気持ち書いてたらどうでも良くなったのでやめました。自分で吐いたツバをゴクゴク飲ませるようなマネはさすがにヤクザすぎますからネ!)