人という字は人と人が支え合っているとは言いますが
ここ数年ずっと考えてきた悩みについて
私は誰かの相談に乗る時、自分のコンディションがとても影響してしまう
大抵最初の相談に乗るときは自分のコンディションがいい時
いい時じゃないと新しい相談に聞くよ!と言ってあげられないからだ
自分の精神が安定している時はめちゃくちゃ感情移入して話が聞ける
感情移入しすぎて冷静な立場で「こうしたらいいよ」とか言えないので、これはこれで良いのか悪いのか分からないが、とにかく相手の立場で共感しながら話が聞けるのだ
問題はその後
相談してくれた人の問題ってのはそう簡単に解決することなんてなく、今日はここが辛かった、ここが自分ってダメでどうしようという相談が続くことが多い
相談してくれることはすごく嬉しい話してくれて頼ってくれて
絶対にあなたの味方だし親身になって話を聞いてあげたい
心の奥ではそう思っていても、その時自分が何かに追われていたり、自分も何かに悩んでいたら、万全の体制で聞いてあげられない
万全ではないのにもう相談して来ないで!とは言いたくない
結果煮え切らず歯切れの悪い相談相手として一番よくない自分のまま相談を受けてしまうのだ
こういうことって皆さんありますか?
あってくれるとちょっと救われるんだけど、
理想は2パターンあって
①相談を聞く数時間だけは自分のコンディションは置いておいて、まっさらな状態で相談が聞ける
②今は自分のコンディションが整わないことを相手にちゃんと伝えて、改めてコンディションがいい時に相談を聞く
でも②はさ〜、自分が相談したいとき思うことがあるんだけど、
今!今この時に話聞いてほしい!って時あるじゃないですか
だから後日聞いても40%くらいの出力でしかないというか、もう大丈夫!ってさせちゃうことも大いにあると思っているんですよね
となると①の自分に、なりたいよなぁ、、、
すごく大きな相談に乗った記憶が今までに2回あって、その2人とも私は最後まで並走してあげられなかった
初めはすごくよく話も聞いたし、ああすればこうすればってお互いに話しながらすごくすごく考えた
でもやっぱりずっとその人と同じ熱量で考えてあげられない
だってその問題を抱えているのはその人であって私ではないから
重たい荷物は一緒に持つよなんて、そんなこと言う人いるけれど、私だってできればそんな良い人間になりたいけれど、
そんなにできた人じゃなかった
自分がしんどい時はその子の悩みを放って自分の悩みで両手が塞がってしまうのだ
今でもその2人のことは大事に思っている
思っていると言いながら、あの時最後まで聞いてあげられなかった自分が、何を偉そうにとも思う
思い出してはずっと苦しい
相談ってとっても難しいですよね
2人がバランスを取り合うのが
しんどくて相手に全体重預けてもたれかかってしまいたい時ってあるけれど、
それをやってしまうと相手だって立ってはいられない
お互いにって、本当に難しいと思います
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