ヤンキーと物理
久々に大学始まりました
久々に来ると大学楽しいですね
楽しいというか面白いの方が感覚的には合っている気がします
今日は一コマだけあって「構造力学Ⅰ」って授業なんですけどね。
私は建築環境系の学部で学んでいるのですが、
わりと感覚で動いたり、アイデアをそのまま形にしてみる!みたいな脳筋系授業が好みで、
座学系の授業は眠くなったり、あーこの時間バイトしたら2000円くらいは稼げんな、とか考えてしまう訳です
だから苦手意識がありました
構造力学Ⅰの教授は、専攻相談会みたいなので少し話したことあるかなくらいの関係でおもろそうだな、あとちょっと癖強でめんどくさそうだなくらいの印象。
まず構造力学ってめちゃくちゃお堅くて面倒くさそうじゃないですか、だから構造の先生だし、ってそんなイメージ。
だからそんな乗り気じゃなしに、単位の為に、くらいで授業行ったんですよ
したら先生、来て早々、
「合気道って、すごいと思いませんか?」って。
え?みたいな笑
構造?力学?どない?みたいな笑
そしたら先生、NHKでジャニーズの岡田さんが武道の素晴らしさについて語る番組の話をし始めて、合気道って相手に力を与えて、無意識に相手が反発する力を入れた時にふと力を抜くと、勝手に相手が転げ落ちる、全く理にかなった種目なんだ!!!!って熱弁。
手を前に組むと無意識に骨盤が後傾して、頭が前傾する、人の体の重心てのは基本1番重たい頭がある所にくるわけだから、例え胸を押されても後ろによろけたりしないんだ!!!みたいなね。
それ聞いて私、あーヤンキーが前傾でオラつくのって理に適ってんだなとか思って。
単に前のめりで喧嘩腰なのではなく、押されても後ろによろけないための前傾か、彼らは物理なのか、とか思って。
その後先生は普通の顔してベクトルとか、重力の向きであるとか、授業を続けるんですけど
あー大学ってこういう感じだったな、
大学が面白いのってこういうのだったな、
と久々に思い出した今日でした。
追記
ちなみにこの先生は私的に
伊坂幸太郎の「砂漠」に出てくる西嶋に喋り方がそっくりなんですよ。
といっても小説の中の人物なので、本当にただの私の脳内のイメージと解釈の中で、なんですけど。だから、そういうのもあってこの先生のこと結構すきなんですよね。笑
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