ポップパンクの曲構成におけるコード進行
1. ヴァース (Verse) のコード進行
特徴: ヴァースでは物語が展開され、リスナーを引き込むための部分です。通常、コーラスほど激しくはなく、次第に高まる感情を表現します。
例1: I–IV–V (1–4–5進行)
構成: C–F–G(ハ長調の場合)
解説: シンプルで勢いのある進行。ストレートなロック感を与える一方で、強いメロディーを支えるバックボーンになります。
例2: vi–IV–I–V (6–4–1–5進行)
構成: Am–F–C–G(ハ長調の場合)
解説: 少し落ち着いた雰囲気から始める進行で、感情をこめた歌詞やメロディを引き立てます。サビに向けて徐々に高揚感を作る役割を果たします。
ここから先は
1,532字
¥ 100
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?