外来がん治療認定薬剤師 【お試し問題集】
はじめまして、やぎざいしと申します。
僕は急性期の2次救急病院で病院薬剤師をしています。普段の担当は「救急病棟」と「外来化学療法」です。兼業WEBライターとしても活動させて頂いています。
2022年4月、ずっと目標であった
「外来がん治療認定薬剤師」の資格を取得することが出来ました。
がんに関わる「がん化学療法TraceNote」というサイトも運営しています。
その中で「外来がん治療認定薬剤師はどんな資格なのか?」という記事も書いています。
よかったら、こちらもご覧ください。
あなたは、この癌に関わる術後補助化学療法について理解していますか?
あなたは、この癌に関わる薬の作用機序を理解していますか?
あなたは、この分子標的薬が関わるターゲット分子を理解していますか?
あなたは、この薬の用法用量と相互作用を正しく理解していますか?
今回は、そんな内容を踏まえたこのがん資格の取得にかかる勉強と問題についてのお話をしていきたいと思います。
がん認定資格取得のための勉強の悩み
僕はがん認定資格を取得するまでの5年間、
参考書での勉強や、実際の患者さんとの服薬指導を通じて自分なりに一生懸命「がん」に関わる勉強をしてきました。
でもその過程では、何度も大きな壁にぶつかり、悩んできました。
その悩みとは、
「参考書やインプットの勉強は出来ても、実際に、それがどのくらい自分の身になっているのかが分からない。」
「勉強を始めたけど、周りに教えてくれる認定所有者がいない。分からないことがあるのに、パッと聞ける人もいない。調べても出てこない・・・。」
「自分のいまの、がんに関する知識の定着度はどのレベルなんだろう?アウトプットや定着度の確認をするための問題集があれば・・・。」
というものでした。
薬剤師のがんの認定資格にはいくつか種類がありますが、どの資格についても、必ず「筆記試験」が要件として用意されています。
そのどれもが専門的で独学では、かなり厳しい難しい内容になっています。
がん患者さんの命を預かる薬の専門家として、全てのがん種に関わる内容と、その薬物療法に関わる知識を広く深く正確に問われるものになりますので、当然のことではあります。
にもかかわらず、がん資格のための問題集などは現在、存在していません。
つまり、現場で実際に使っている知識でない限りは自分の定着度を確認することがほぼ不可能に近い状態になっています。
また、医療において。特にがん領域においては、
「実はこうなんだよ!」
「この部分はこういう理由でこうなってるよ!」
ということや、実臨床に携わっている人でないと知りえることが出来ない部分がたくさんあります。
逆に、
「その部分、実は明確な理由はないんだ。」
という答えや明確な理由がないものも中にはあります。
そのため、独学で行っていると答えのない情報を探すために、永遠とネットや文献を調べて、長時間ひたすら無駄な労力をかけて彷徨うことになってしまうことがあります。
(実際に僕も、何度もそうした経験で苦労しました。)
勉強の悩みを解決するための問題集
そんな僕が過去に抱えて悩んだことを、同じように経験する人を1人でも減らすべく「がん資格取得のための問題集」を作成しました!
それに加えて、問題に関する内容とその周辺知識についての解説書付です!
初学者では思い当たるために時間がかかるかな、と個人的に思っている情報をたくさん付加情報として詰め込んだつもりです。
(付加情報も含めて、全部で約15000文字の内容になっています。)
解説書には問題の内容が参考書籍の何ページに記載があるかまで書いてあります。
みなさんが最大限効率よく勉強出来るように配慮しました!
なので、皆さんが問題を解いたあとにその内容がどこに書いてあるのか?を自分で探す手間も省けるようにしてあります。
僕ががんの勉強をするときに使用していた参考書籍である3種の神器はこちらのツイートを参照してください。
今回はお試しで10問だけですが、
評判が良ければ今後も幅広く作成していく予定です。
内容は、外来がん治療認定薬剤師の筆記試験を参考にして、より本番に近い形で定着度の確認が出来るような問題を作成したつもりです。
あなたは、この癌に関わる術後補助化学療法について理解していますか?
あなたは、この癌に関わる薬の作用機序を理解していますか?
あなたは、この分子標的薬が関わるターゲット分子を理解していますか?
あなたは、この薬の用法用量と相互作用を正しく理解していますか?
そんな内容になっています。
外来がん治療認定薬剤師の取得を目指している先生は、是非ご活用下さい。
医療薬学会のがん専門薬剤師、病院薬剤師会のがん薬物療法認定薬剤師の取得を目指されている先生にも、知識の定着度確認のための問題集としてご活用いただけたら嬉しいです。
最後に
僕のこの問題集を使って効率よく勉強をして、がんの勉強をする人や認定薬剤師を目指す人の中たちから、僕と同じように悩む人が1人でも減ってくれたら嬉しいなと思っています。
そして、がん認定の有資格者が増えることで、
日本中でより多くのがん患者さんをサポートすることが出来る広い知識を持った薬剤師が1人でも増えてくれることが僕の願いです。
僕のツイッター(@goat_invest)のDMやリプライから、問題の感想を頂けたら嬉しいです。
それでは、力試しでぜひこの10問を解いてみてください!
▼以下、がん領域勉強のための対策問題集(10問)は有料(800 or 1000円)で閲覧可能です▼
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