【MLB戦力分析2022】ボルティモア・オリオールズ

こんにちは。ハルです。

公式戦が約1週間延期してしまいました（正しくは中止か）。できるだけ早く解決して、開幕するのを願うのみです。

公式戦の開幕も遅れたということで、これから30球団ごとに戦力分析を行っていきます。ロックアウトで移籍は進まないので、ロックアウトが明けて動きがありましたら、随時追加していきます。

では、今回は昨年はア・リーグ東地区5位だったボルティモア・オリオールズです。

2022年開幕ロースター予想

〈スタメン〉

1. Cedric Mullins (CF)
2. Ryan Mountcastle (1B)
3. Anthony Santander (RF)
4. Trey Mancini (DH)
5. Austin Hays (LF)
6. Ramon Urias (SS)
7. Rougned Odor (2B)
8. Kelvin Gutierrez (3B)
9. Jacob Nottingham (C)

〈控え選手〉

・Anthony Bemboom (C)
・Jorge Mateo (UT)
・Ryan McKenna (OF)
・DJ Stewart (OF)

〈注目選手 (野手編)〉

　私が注目するオリオールズの野手はCedric Mullins選手です。昨シーズンは両リーグ1人だけ30-30 を達成し、トリプルスリーまで、打率も.291だったので、MVPのダークホースになることもあり得るのかなと思います。オリオールズの再建の柱の選手となるでしょう。

〈先発投手〉

1. John Means
2. Jordan Lyles 
3. Bruce Zimmermann 
4. Keegan Akin
5. Zac Lowther

〈救援投手〉

CL. Tyler Wells 
SU. Cole Sulser
SU. Tanner Scott
MR. Dilon Tate
MR. Jorge Lopez
MR. Paul Fry 
MR. Joey Krehbiel
MR. Cionel Perez

〈注目選手 (投手編)〉

　注目の投手は、John Means 投手です。昨年は振り逃げによるランナー1人のみの準完全試合を達成しました。オリオールズで唯一2桁勝利が狙える投手だと思います。ただ、トレードの噂も出ていて、今後の去就が注目されます。

〈主な入団・退団選手〉

【入団選手】

・Jordan Lyles (SP, FA)
・Rougned Odor (INF, FA)
・Cionel Perez (RP, ウェーバー)

【退団選手】

・Matt Harvey (SP, FA)
・Fernando Abad (RP, FA)
・Pedro Severino (C, FA)
・Hunter Harvey (RP, DFA)

〈勝利のキーマン〉

　私がキーマンに挙げるオリオールズの選手は、Ryan Mountcastle選手です。昨年はルーキーながら33本塁打を放ち、新人王投票でも6位に付けました。打率がもう少し向上して.270辺りになり、守備力も向上すれば相手からしたら対戦したくない選手となるのは間違いないでしょう。

〈総評〉

打撃力 ↗
守備力➝
投手力➝
機動力➝

野手陣は、Pat Valaika 選手の位置にRougned Odor 選手が入り、多少ではありますが、戦力アップと言えます。投手力もMatt Harvey投手のところにJordan Lyles投手が入ったので、戦力が下がっていることはないと思います。

今年もあくまでタンキングの姿勢を保つと思うので、多くの主力選手がトレードで放出されることもありえなくはないでしょう。

ただ、楽しみなのは傘下のマイナーでプロスペクト達が着々と成長をしている点です。球界トップクラスのプロスペクト、Adley Rutschman選手を始め、Grayson Rodriguez 投手なども数年後にはチームの主力となっていることでしょう。特にRutschman 選手は今シーズン中の昇格が期待されていて、新人王の獲得の可能性もあります。

今年勝つというよりは、数年後を見据えてのシーズンとなりますが、楽しみな選手も多いですね。