見出し画像

エンゼルス 夢のローテーション

 長年の課題となっているエンゼルスの先発ローテーション。

 去年の問題点はブルペンだったが、開幕ローテーションの層の薄さは否めない。Syndergaard投手とLorenzen投手を獲得したとはいえ、それでも補強の必要はある。

トラウト、大谷、レンドンがいるMLB最強クラスの打線があるとはいえ、投手が打たれてしまったら元も子もない。

ロックアウトが明けたら補強してほしい投手を挙げて、夢のローテーションを組んでみました。



現段階のローテーション

1. 大谷翔平
2. Noah Syndergaard 
3. Patrick Sandoval 
4. Jose Suarez
5. Michael Lorenzen
6. Jaime Barria

現段階で、未知数の投手が多い。大谷、Sandovalは昨年飛躍し、Syndergaardも実績は十分だが、いかんせんケガだけが心配だ。

 大谷は二刀流によって多くは投げられないだろうし、Syndergaardも故障明けのため、イニング数は制限されてしまう。SandovalとSuarezはまだ経験が浅いため、年間を通して投げられるかはわからない。Lorenzenは先発としての経験が浅いため、多くは見込めない。


というわけで、今回のサイトでは夢の先発ローテーションということで紹介していました。


先発1.Chris Bassitt

画像7

夢のローテーション、エースとなるのはChris Bassitt投手です!

エンゼルスにとって、Bassittはとても理想的で魅力的な選手になるだろう。アスレチックスがファイアーセールを行うかはわからないが、アスレチックスからエース級の投手を獲得すれば、レギュラーシーズンの結果にも大きくかかわってくるだろう。

Bassittはここ2年間で防御率2.90で、142ERA+だった。昨年は初めてオールスターにも選出された。

Jim Bowden氏によると、エンゼルスは既にBassittについてアスレチックスと大きかれ小さかれ交渉を行ったといわれています。

だから、エンゼルスはBassittについて動き出しており、これは良いサインだ。アスレチックスはまだ主力選手を放出していないので、アスレチックスがファイアーセールを行うかはわからないが、十分に起こり得る。

↓Bassittの成績

スクリーンショット (9)

理想のトレード
OAK (Chris Bassitt) ⇔ LAA (Kyren Paris, Ky Bush, Arol Vera)


先発2.Carlos Rodon

画像8

Carlos Rodonは今オフにエンゼルスとFAで既に交渉を行ったとみられている。もしRodonがエンゼルスと契約すれば、Syndergaardと同じように、証明が必要な選手である。

Rodonは今年もケガをしたが、シーズン後半とポストシーズンでも投球し、今は健康であるということを証明した。彼は現在健康なので、ロックアウト明けに一番にゲットすべき選手だろう。

MLB内部者や元GMのJim Bowden氏によると、価格はSyndergaardと同等くらいと見られている。つまり、来年2100万ドルくらいということで、ブルペン補強にもお金を回せる余裕はできるだろう。

Rodonは昨年オールスターに選出され、ノーヒッターも達成し、サイ・ヤング賞投票も5位に入った。

↓Rodon の成績

スクリーンショット (11)

理想の契約
3年6000万ドル


先発3.大谷翔平

画像9

大谷翔平選手が3番手に入ってくれば、エンゼルスは間違いなくポストシーズン進出に近づくだろう。大谷は昨年、エースとして君臨し、オールスターでも先発出場した。

大谷はMLBの中でも、良い投手であり防御率3.18、WHIP1.090は投手の成績だけでも十分すぎる成績だが、彼はそれに加えてMVP級のバッティングしているのだ。球威は十分だが、後半戦は制球が格段に良くなり、来年は多くのイニング数を稼いでくれることも期待できる。

スプリッターは球界屈指の空振り率・被打率で、ストレートも同エンゼルスのIglesiasよりもいいといわれている。彼の強みはなんといっても自信を援護できることで、文字通り "Unstoppable (止められない) "。

MLB屈指の知将Maddon監督のもと、来年も更に化けることも十分考えられる。

↓大谷の成績

スクリーンショット (13)



先発4.Noah Syndergaard

画像10

このローテーションの中で一番才能にあふれているのはSyndergaardで、本領を発揮すれば、2022年に所属予定のエンゼルスのどの投手よりも一番良いキャリアの持ち主だ。

彼は勝負強さの持ち主であると思う。通算のプレーオフの成績は防御率2.42、FIPは1.64である。ハマってしまえば誰にも止められず、これだけ高いレベルで投げられることも証明している。

過去にはワールドシリーズでの登板経験もあり、彼が登板した試合は実際に勝っている。

もしエンゼルスがワイルドカードを勝ち取ることができれば、彼は最大の当日の先発候補になるだろう。過去にワイルドカードに登板した試合は7回を投げて無失点である。

"ソー(Thor : Syndergaardのニックネーム)がもしエンゼルスのワイルドカードで7回無失点で投げれば、勝ちも同然だ。8回にはAaron Loupが出てきて、抑えにRaisel Iglesiasが出てくるのだ。MLB最強の打者が2人もいるので得点しないわけがない。最強のワイルドカード構成だろう。

↓Syndergaardの成績

スクリーンショット (15)



先発5.Patrick Sandoval 

画像11

彼もエンゼルスが頼ることができると証明されている投手の1人だ。Sandoval は昨年ケガで離脱してしまったが、来年はいよいよブレイクしそうな投手だ。

17試合 (14先発)で防御率3.62、9イニング当たりの奪三振は9.7だった。特に決め球のチェンジアップは奪三振率・被打率ともに優秀で、空振りが奪える。

キャリアハイのWHIP1.207で、リリーフよりも先発向きだった。先発防御率は3.39、リリーフ防御率は6.14であった。

SuarezとSandovalのプロスペクトコンビは2021年、実力を発揮し、Wise投手コーチとの相性もよさそうで、更に活躍の余地がある。

↓Sandovalの成績

スクリーンショット (17)


先発6.Jose Suarez

画像12

Jose Suarezはこの中だったらおそらく6番手に入り、Lorenzenはブルペンに回ることになるだろう。

2021年、シーズン途中から活躍を見せ始め、初めはリリーフとして使っていたが、途中から先発ローテーションに並びはじめ、最後の5試合では防御率2.97、被打率.202だった。9月には自身初の完投勝利を決め、今年に大きな光をもたらした。

大谷、Sandoval、Suarezの先発3本柱は今後数年は君臨していくことになるだろう。

↓Suarezの成績

スクリーンショット (19)


まとめ

この夢のローテーションが組めれば、十分にア・リーグのコンテンダーとして勝ち続けることができるだろう。このチームには4人のエース候補がいることになる。これにメジャー屈指の打線が加われば、優勝も夢じゃないだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?