【MLB戦力分析2022】シカゴ・ホワイトソックス
今回は、昨シーズンア・リーグ中地区優勝のシカゴ・ホワイトソックスです。再建期を終え、昨年見事地区優勝を果たしたチームで。
どうぞ!
2022年開幕ロースター予想
〈スタメン〉
〈控え選手〉
〈注目選手 (野手編)〉
私が注目するホワイトソックスの選手は、Luis Robert選手です。Robertは今後期待の若手選手で、2020年シーズン前に6年総額5000万ドルで契約しています。主にセンターを守り、昨年は出場試合数が少ないけれども打率.338の高水準でコンタクト率が高かった印象で、守備も3年目にしてゴールドグラブ賞をしたことがあるなど期待できます。今年は打率3割程度、30本塁打も可能な選手です。
〈先発投手〉
〈救援投手〉
〈注目選手 (投手編)〉
私が注目するホワイトソックスの投手は、Dylan Cease投手です。Ceaseは2019年にメジャーデビューした将来のホワイトソックスのエース候補です。最速160km/hのストレートに、カーブをコントロールよく投げます。昨年は初めてローテーションを守り抜き、LynnとRodonの活躍に隠れていましたが、まずまずの成績を残していました。今年はサイ・ヤング賞のダークホースに挙げる人もいます。
〈主な入団・退団選手〉
【入団選手】
【退団選手】
〈勝利のキーマン〉
ホワイトソックスの勝利のキーマンに挙げる選手は、Tim Anderson選手です。主にリードオフを任されているショートの選手で、昨年のフィールドオブドリームスの球場での試合では劇的なサヨナラホームランを放ちました。今季は長打力の向上も期待で、2018年以来の20本塁打を達成できる可能性もあります。ただ、打率の割に出塁率が低いのが難点で、選球眼に磨きを加える必要があります。
〈総評〉
野手は、昨年のメンツにほぼ変化はなく、控えのHamiltonとGoodwinがFAで流出した程度なので、あまりに多数の故障や不調が無い限り昨年並みの打撃力を見込めます。
投手は、昨年好投を続け、ノーヒッターも達成したCarlos RodonがFAで退団してしまいました。その枠には現段階で昨年主にリリーフをしていたKopechが入る予定です。救援はTeperaが抜けましたが、Gravemanが加わったので戦力強化と見ます。これでブルペンには昨年のクローザー経験者が3人いることになるので、例え誰か1人が離脱したとしてもそこまで影響はないと思います。
ア・リーグ中地区では多くのチームが低迷する中、ホワイトソックスが抜きんでているため、今季も地区優勝に挙げる声が多いです。