![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/78890343/rectangle_large_type_2_3fcba83a6a7d27d8e09921ab0b0d19cc.jpeg?width=1200)
Flo Monitor Armが好きすぎて、ハーマンミラーの正規代理店になってしまった話
こんにちは、PREDUCTSというメーカーをやってるgoandoです。本日このようなプレスリリースが出て、弊ストアで販売を始めました。
このnoteでは Flo Monitor Armが好きなあまり、ハーマンミラーと正規代理店契約を結びリセラーになってしまった話をします。
1. Flo Monitor Armとの出会い
かれこれ、2年前にこんなnoteを書きました。
iMacからモニターアーム式のディスプレイに乗り換える、という話なのですが、言ってしまえば Flo Monitor Armに乗り換えたくてiMacをやめたくらいのモチベーションでした。なにしろ「世界一美しいモニターアーム」とか言ってます。完全に個人の見解です。
ですが、それほどにFlo Monitor Armとの出会いは衝撃的で、その造形の美しさと機能美に惚れ込みました。
![](https://assets.st-note.com/img/1652957250415-5iMq1zReQQ.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1652957260455-l7jpAfg594.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1652957270999-uQ9nej2Vdo.png?width=1200)
では、なぜそんなに好きになってしまったのか、Flo Monitor Armの素晴らしさについて解説するので、多くの方に恋に落ちて欲しいと思います。
2. 秀逸なプロダクトデザイン
とにかく何と言っても、この造形の美しさです。モニターアームのシルエットが、他に類を見ないほどミニマルで印象的な佇まいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1652959224990-moOgQrdDBR.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1652958771556-rMRMoeed49.jpg?width=1200)
単なる造形だけの話ではなく、ここまでシンプルな構造である点にはデザイン上の秀逸さが隠れています。
それでは、ここからFlo Monitor Armの優れたデザインの数々にクローズアップしてみましょう。
3. Dリング
Flo Monitor Armのデザインで一際目を引く点に、VESAマウントを接続する「Dリング」があります。その名の通りDの形をしたアルミのリングです。
![](https://assets.st-note.com/img/1652957963859-BlaatoMAgm.jpg?width=1200)
Flo Monitor Armの製造元ブランドであるUKのメーカーColeBrook Bosson Saundersによれば、Floの全ての部品は複数の機能を持ったデザインになっている、と語られています。
※ ColeBrook Bosson Saundersはハーマンミラーのグループ会社の一つ
その「複数の機能を持った部品」の代表格とも言えるのが、このDリングだと見ています。
![](https://assets.st-note.com/img/1652959186378-UlozUMfZl5.jpg?width=1200)
アームに接続されたモニターが縦方向にチルト、横方向に首を振るための機構であり、更にモニターに装着したVESAマウントをワンタッチで着脱するための機能すら備えています。
4. Flo Spring Technology
Floはバネ式のアーム機構で、モニターの重量を支えています。
4つの国際特許の技術の総称である"Flo Spring Technology"は、しっかりと調整を行うことで、ディスプレイ位置の上下の調整を指一本で出来るようになるその操作感は、プロダクト名の「Flo(Flow = 浮遊)」の通り、まるでディスプレイが宙に浮いているような感覚すらおぼえる程です。
![](https://assets.st-note.com/img/1652957514351-My2gr243ai.jpg?width=1200)
そのバネ構造に目を向けてみると、下の写真のようにバネ自体がアームの中に収納されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1652959556495-c7l67264Da.png?width=1200)
ディスプレイの重量に対してバネの力でカウンターを当て、バランスを取っている訳ですが、そのバネの調整箇所自体が下の写真の様にアームのエンドの部分にひっそりと目立たないように隠れています。
![](https://assets.st-note.com/img/1652959452995-cNtxTvQxET.jpg?width=1200)
そしてアームにはバネの一部を覗くための窓が付いています。そのバネの一部に色が付いていて、窓にプリントされた目盛りを使って、ディスプレイの重量とのバランスを見るためのインジケーターになっています。
まさしく「ひとつの部品に複数の機能」です。
![](https://assets.st-note.com/img/1652959837631-ONyQzoZOBg.jpg?width=1200)
5. 取り付けのしやすさとワイヤリング
Flo Monitor Armは取り付けの体験も秀逸です。
ディスプレイアームの根本部分は、割と多くのプロダクトがゴツくなりがちですが、Floはこのように天板から生えているかのような佇まいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1652960159969-RfYgirkx16.jpg?width=1200)
天板裏のクランプについても、このようにネジが表側からほとんど露出しないシンプルな機構になっています。なお、Floは取り付けから調整まで、付属の六角レンチ1本で全て行えるように出来ている点も非常に秀逸です。
![](https://assets.st-note.com/img/1652960352640-GeuR0tsQob.jpg?width=1200)
アームとディスプレイのVESAマウントは別体になっており、アームをデスクに取り付けてから、VESAマウントを取り付けたディスプレイを前述のDリングに差し込むだけ、という着脱システムを備えています。
![](https://assets.st-note.com/img/1652960501495-vxnsuYZFJ8.jpg?width=1200)
また、このVESAマウントは左右どちらにも90度回転する機構を備えており、ディスプレイを縦にする事も出来ます。
![](https://assets.st-note.com/img/1652960657068-qYLds2hmfJ.jpg?width=1200)
ディスプレイへのケーブルはアームに沿ってガイドし、一部をアームの内部に収納することで、ケーブルをなるべく見せずにスッキリとワイヤリングすることが出来ます。
![](https://assets.st-note.com/img/1652960714036-2doANXoRNl.jpg?width=1200)
なお、私がFlo Monitor Armで使っているケーブルスリーブは別売りです。Alex Techというメーカーのものが質感が良くてお勧めです。
6. 数々のデザイン賞を受賞したプロダクトデザイン
ここまで紹介した優れた機構とプロダクトデザインに裏打ちされ、Flo Monitor ArmはRed Dot Design Award、National Ergonomics Conference & Exposition、Best of NeoConといった名だたるデザイン賞を受賞した実力を持っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1652960995207-JcJn7WlNlz.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1652962616285-Qe8Lu7Fw7W.png?width=1200)
以上、Flo Monitor Armの魅力についてご紹介しました。
7. なぜハーマンミラーの正規代理店になったのか
で、なぜデスクのメーカーであるPREDUCTSが、Flo Monitor Armを販売するためにハーマンミラーと代理店契約を結ぶまでになったのか。
PREDUCTS立ち上げの所信表明をした、こちらのnoteでも述べているのですが、PREDUCTSはそれ単体で完成したものではなく「成長していくデスク」を標榜しています。
従い、PREDUCTS DESKをプラットフォームとして様々なモジュールを組み合わせて理想の仕事環境を目指していますが、必ずしも全てのモジュールを自社で開発しようとは思っていません。
世の中にある素晴らしいプロダクトの力も借りながら、ベストな組み合わせを提案していきたいと思っています。その一つがFlo Monitor Armです。
![](https://assets.st-note.com/img/1652961713992-XHa7AnfBSf.png?width=1200)
もちろん、世の中に素晴らしいモニターアームは数多くあり、特にFloの耐荷重は3〜9kgと比較的軽いため、近年流行している10kgを超えるようなウルトラワイドモニターを支えることは出来ません。
しかしながら、32inch未満の比較的軽量なディスプレイに対しては、最適な選択肢の一つとして、PREDUCTSとしてお勧めしたいと思い、ハーマンミラーと代理店契約を締結しました。
モニターアームに限らず、PREDUCTS DESKとベストマッチする世界中のプロダクトをこれからも提案していきたいと思っています。
8. 先着20名様にノベルティプレゼント中
という訳で、PREDUCTSストアでFlo Monitor Arm販売中です。
Flo Monitor Armをお買い上げの先着20名の方に「Flo オリジナルマウスパッド兼クリーニングクロス」をプレゼントします。
![](https://assets.st-note.com/img/1652962178863-cFqx8bgfCJ.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1652962184450-YDaTa5P1hd.jpg?width=1200)
早いもの勝ちです。よろしくお願いします。
いいなと思ったら応援しよう!
![Go Ando / PREDUCTS / THE GUILD](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/232850/profile_82ae2869fc5a06eaa07b53a88092f68f.jpg?width=600&crop=1:1,smart)