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SIGMA fp Webカム化とリグ遊びへの誘い

全国のリモートワーカーの皆さま、こんにちは。

前回このようなnoteでSIGMA fpのWebカム化をご紹介しました。

その後、fpをWebカム化に使用している機材についてご質問いただく事が増えてきたので、現在使っているものをまとめておきます。

1. SIGMA fpボディ

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何はともあれ、これが無いとはじまらないSIGMA fpボディです。

こんなかわいいボディでスチル・シネマはおろかUVC(USB Video Class)に対応しておりUSBを挿すだけでWebカムになってしまう驚愕の事実が明らかになり、世間を驚かせています。

fpについて以前こんなnoteも書いてるので、よろしければご覧下さい。


2. Peak Design Clip

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アルカスイス規格のプレートなら何でもいいのですが、私はPeak DesignのCaptureにもそのまま装着が可能なアルカスイスプレート、Peak Design Clipを付けています。

Peak Designの素晴らしさについて、以前noteを書いたのでこちらもよければご覧下さい。


3. Leofoto MT-03+LH-25 

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Leofotoの雲台付き卓上三脚です。MT-03が三脚部分でLH-25が雲台です。卓上三脚にしては少し高価ですが、素晴らしいプロダクトです。

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4. DMW-DCC8

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SIGMA fpの外部電源用ユニットです。fpをWebカムにする際に難点なのがUSB充電しながら使用する事ができないため、1時間程度でバッテリーが切れてしまう所です。

fpのバッテリーを4つ所有しているので、取り替えながらミーティングをこなしていたのですが、バッテリーが切れる度に毎度充電するのはさすがに面倒くなり、モバイルバッテリーから電源を取るようにしました。

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このようにバッテリーのハウジングからケーブルを出して電力供給できるようになります。DMW-DCC8というのはSIGMA社外品なので、ご使用にはご注意ください。
※Amazonリンクを貼ろうとしたら売り切れでした。


5. PowerBank 16800mAh

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モバイルバッテリーは何でもいいです。私は山に持っていくのに軽量+大容量で探して見つけたこのバッテリーをWebカム用に使ってます。

まだバッテリーを使い切るまでは試してないですが、Webカムとして10時間くらいは駆動できると思います。


6. SmallRigモバイルバッテリー用ホルダー

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さて、ここから当noteのもう一つのテーマ「リグ遊び」に入っていきます。

リグというのはカメラに周辺機器を装着して拡張するための機材の総称で、下の写真のようにボコボコとネジ穴が空きまくっている金属のパーツ達を一般的に指します。(たぶん)

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リグは映像撮影のカメラで使われる事が多く、過去に映像にチャレンジした事があるせいで私の家にはリグのパーツが多数転がっています。

今回三脚にLeofoto MT-03を選んだのは、脚にリグ全般共通の規格の1/4インチのネジ穴が空いており拡張性があるのが理由です。

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このようにSmallRigのバッテリーホルダーを脚に取り付けて固定する事が出来ます。かっこいい。

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モバイルバッテリーを付けるとこの様になります。かっこいい。こうして自分の用途に応じて好きな部品を取り付けて拡張する事が出来ます。超楽しい。

更に、fpから垂れた外部電源用のユニットもそのままでは見た目に良くないので、三脚の別の脚に固定します。今の所適当なパーツが見つかってないので暫定的にマジックテープで固定しました。

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この写真を撮っている間に、モバイルバッテリーの裏に付けた方がスッキリするんじゃ?とか思いついて取り付け場所を変更しました。

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これで多少スッキリしました。いずれは余ってるケーブルを切って最適な長さに調整しようと思ってます。


7. SmallRig SIGMA fp専用ケーブルクランプ

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SmallRigのSIGMA fp専用のパーツです。

これはfp本体に取り付ける部品で、クランプを締める事によってfpに接続しているケーブルをガッチリ固定する事が出来るという代物です。

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USB-Cケーブルのような細いケーブルを挿している時に、接続部に強い力が加わるとケーブルはおろか下手をするとカメラ本体にもダメージを与えてしまう可能性があります。

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こうした故障を防ぐために、シネマカメラではリグにクランプが付いているものがあります。なお私の場合は単にカッコいいから付けたかっただけです。

ちなみに「SmallRig」はリグ専門のメーカーで、私の知る限りでは世界一リグの品揃えが豊富です。

あらゆるカメラのリグを揃えているので、お使いのカメラの機種名で検索してみて下さい。きっと時間を忘れて貪るように食い入ってしまうはずです。

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8. RODE VideoMicro

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うちに転がってたRODEの小型コンデンサーマイクです。

マイクについてはまだ全然知識がないので、とりあえず装着してます。

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これまたうちに転がってた小型雲台を使って三脚に固定します。


9. SIGMA 24-70mm f/2.8 DG DN Art

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最後にレンズです。SIGMA 24-70mm f/2.8 DG DN Artのズームレンズを使っています。Webカムにズーム必要なの?と思われそうですが、案外便利なのでその点も含めてご紹介します。

とりあえず装着するとこんな感じです。デカいです。

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デスクの上ではiMacの隣に鎮座しています。

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この位置から24mmで撮るとこんな画になります。

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そんなに顔を見てほしい願望がある訳ではないのですが、私自身は相手のかおが大きく見えた方が微妙な表情が掴めるので、コミュニケーションのためにアップで映す事が多いです。

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たまにリラックスした内容のミーティングの時などは、立ち上がってストレッチとかしながら話したりします。そんな時は広角にしてアングルを上向きに調整したりしています。

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こういう調整が出来るのも一眼Webカムの良い所ですね。という訳でWebカムにはズームレンズおすすめです。

24-70mmのLマウントがAmazonに無かったので、Eマウントのリンクを貼っておきます。


あとがき: なぜリグは楽しいのか

以上が現在の私のSIGMA fp Webカム機材まとめに加え、リグ沼へのお誘いだったのですが、なぜリグ遊びが楽しいのか改めて考えてみました。

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リグはプロダクトとしては完成品でありながら、非常に高いカスタマイズ性を持つため未完成のような状態でもあります。

したがい、自分の頭に思い描いた事をすぐに形にして試すプロトタイピングを容易に行う事が出来ます。

自分の様なディスプレイUIが中心のデザイナーにとって、ソフトウェアやグラフィックデザインのプロトタイプは簡単ですが、手で触れる事が出来るプロダクトのプロトタイピングはなかなか難しい。

そんな自分にとって、プロダクトの姿をガチャガチャと組み替える事ができるリグはとても楽しい。まるで子供の頃に親しんだLEGOのようです。

こうした理由で自分はリグに楽しみを見出してる気がします。ぜひこの沼に一緒に入ってみてください。

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