自分と向き合い強みを見つけていく~仕事と音楽活動の「戦略」という共通点~
新卒でゴーリストに入社後、セールスの経験を経て、現在ではオペレーションチームの統括をしている濵田さん。
今回は入社後に初めて挫折した経験や趣味の音楽活動から学んだこと、自分の強みを見つけ現在にいたるまでに考えたことなどをインタビューしました!
1.入社のきっかけ
ーゴーリスト入社の決め手を教えてください。
”人”ですね!採用イベントで出会ったゴーリストのメンバーと話し、完全にフィーリングで決めました。正直なところ、事業については何も知らなかったのですが、自然体でいられたことが決め手になりました。
ー濵田さんはどんな就活をしていましたか?
就活中は、銀行員や公務員になってほしいという親の期待に応えたいと感じる一方で、本当の自分がやりたいことは違う、という葛藤がありました。幼い頃から、大学を卒業して立派な会社で仕事をする生き方が正しいと思い込んでいました。そのため「親の期待通りにちゃんと生きなければ」というプレッシャーを感じていましたが、そういう思い込みをちゃんと取っ払い、自分と向き合えるかどうかがすごく大事だと思います。僕は就活のときそれですごく悩んだし……。最後は一般的に正しいかどうかではなく、自分の中でええやんって納得できることや自分で行きたいと思った道を見つけられればいいと思うようになりました。
2.まずは色々経験してやれることはやってみよう
ー今まで大変だったことを教えてください。
セールスチームでメンバーの入れ替わる時期が重なり、チームが菊池さん(当時の上長)と新卒1年目である自分の2人だけになった時期が1番大変でした。プレッシャーをすごく感じて、ちゃんとしなきゃと強く思っていました。やらないといけないこと、知っておくべきことがたくさん見えているのに、上手くできなくて苦しかったです。その状況が続きめちゃくちゃしんどくなってしまい、「もう無理」という状態にまで自分を追い込んでしまいました。
ーその苦しい時期をどう乗り越えたのですか?
当時1番考えていたのは、「この仕事は自分に向いてるのか」ということでした。転職した方がいいのでは?と考えてみたのですが、転職できる気がしなかったんです。今はまだセールスとしてのスキルも身に付いていないのに転職できるようなスキルなんてない、とよく分かりました笑。このままではだめだと思い、それならばまずはできるところまで自分のスキルを磨き、辞めたいのかどうかはその後に考えよう、といい意味で吹っ切れましたね。
まずは自分を変えるために、できることも苦手なことも片っ端からとりあえずやって経験値を積むのが1番手っ取り早いと考えました。いろいろなことを頑張ろうというマインドに切り替わってからは、少しずつ自分の中に余裕が出てきて1ヶ月後には復帰することができました。
ー復帰した時の周りの反応はどうでしたか?
あまり変わらなかったですね。早めのリモートワークという感じで、業務量を抑えてもらいながら、休みつつ家でできることをやっていました。当時はゴーリストメンバーとの関係性が無くなったわけではなく、例えば飲み会があった時にテレビ電話を繋いでちょっと話すということをやっていました。もちろんすごく気を遣ってもらっていたと思いますが、前と変わらずみんなが接してくれたことが良かったです笑。
ー復帰してからは何をされたのですか?
はじめはインサイドセールスとして問い合わせ対応に注力していました。やれることは全部やっておきたいというマインドに切り替えたタイミングだったので、たまたまお声がかかった新卒採用やサービス展示会の出展もとりあえず全部やってみることにしました。他にも、全社合宿のイベント企画、動画編集など色々なことに手を挙げて同時に進めました。
ー新しいことを始めるにあたって不安はありましたか?
あまりなかったですね。別に死なないし良いかなというメンタルでいました笑。自分の意志でやってみたいと思ったことに手を挙げて、そこでさまざまな成功体験を積めたことがよかったです。
3.「音楽活動」が教えてくれたこと
ー転換期として3年目に自分の強みについて考え始めたとのことですが、きっかけとなるエピソードを教えてください。
明確な決め手があったわけではないですが、関連性がありそうな部分だと趣味の延長でやっている音楽の話です。
音楽と仕事を両方やっていると双方で活きることがあるとよく感じます。
仕事に取り組む上で、龍さん(ゴーリスト代表)や菊池さん(当時の上長)が「戦略」という言葉をよく使います。「戦略とは戦うことを略すと書く。だからやることを増やすのではなく、やらないことを決めることが大事」と。
音楽に置き換えると、当時の僕はバンド活動を積極的にやったり、自分で作曲や編曲をしたり、さらにはどのようにバンド活動を続けるか考えたりと幅広く動いていました。一方でバンドの顔としてフロントに立つことが、本当に重要なのかという葛藤もあり、考えた結果、僕は作曲にフォーカスするべきだと固まりました。どこに自分のパワーを割くべきなのかと考えていた時期が、ちょうど仕事でも同じタイミングだったわけです。
ーそこからどのように仕事に転換して考えていったのですか?
セールスチームで1年一緒に働いた先輩は「めちゃくちゃ営業ができるセールスマン」でした。クライアントのことを第1に考えて、思いやりがあって情に厚いタイプ。僕はその先輩ほどクライアントの事を深くは想像できなかったので、やっぱり仕事には向き不向きがあると気づきましたね。自分にはその先輩のような強みはないと考え、じゃあどこに自分のパワーを割くべきなのか考えるようになりました。
4.強みを活かして仕事をする
ー音楽活動や仕事でさまざまな経験をするなかでみつけた強みはありますか?
僕の場合は営業力ではなく、要望の整理や調整力が強みだと気づきました。社内で要件定義をしたり話をまとめたりする場で、僕が入ったほうがスムーズに進む実感を持つケースがあり、僕の強みはここでは?と思いましたね。
セールスの仕事の中でも要件定義はやっていましたが、自分の進む方向や強みという視点で考えた際に、他の人は苦労する点が自分はそんなに苦労しないと感じることができました。ふとした気付きから自分が戦うべき場所はセールスチームではないのでは、と意識し始めました。
ーそこから濵田さんはどのようにオペレーション統括へ社内異動されたのですか?
まず自分の強みである要望を整理する力や調整力を活かそうとした時に、当時の上長が務めていたプロジェクトマネージャーという職種が近いと思うようになりました。開発に関する技術的な知識はないため不安はありましたが、やりたいことを言いやすい環境だったので、自分の強みを活かして新たなことにチャレンジしたいという思いを上長に伝えました。
そして現在ではプロジェクトマネージメントの一環として、オペレーション部の統括を行っています。オペレーション部はデータの取得から整備、管理さらには納品までを一気通貫で行うチームなので、チーム全体の統括として業務全体のプロセスを管理し、日々目標の設定や問題解決などに注力しています。難しくもやりがいのある仕事です。
ー今後の目標を教えてください。
現時点での僕の生き方は、就活の時には思ってもみなかった形だなという感覚があるんですよね。音楽をやりながら会社のことをして、周囲から見ても変な状態だと思います笑。でもこれは僕の中でバランスが取れている状態。自分の強みを活かして仕事をしつつ、自分のやりたい音楽ができる。このバランスを意識しつつ、もっと自由に生きたいと思っています。仕事にしても、音楽にしても、どんどん新しいことにチャレンジできるような環境を作っていきたいですね。
ー就活の時に使えるような強みの見つけ方はありますか。
僕は強みをなかなか見つけられなかったので難しいですね笑。すぐ使えるHow toなら、「過去を振り返る」と「他の人に聞く」ですが、それよりも、いかに自分の心に対して素直になれるかが大事だと思います。正直最初は強みがなくても死なないですし、無理に強みを見つける必要もないと思います。変に見つけた強みっぽいものを武器にしてよくわからない会社に入って、その先何十年も潰すぐらいなら、本心のままに居れる場所を探す方が良いと思います。
最後になりますが、ゴーリストに興味がある就活生にアドバイスをお願いします!
まず自分で調べてうちを見つけてくれた時点で、自分の意志で行動できていて本当にすごいと思います。ゴーリストは大手新卒メディアにも求人を載せていないので、自分の意志を持って動かないとゴーリストにはたどり着けないと思うんですよね。自分は何をしたいのか、何をした方が良いのかは自分以外にはわからないので、自分の心に素直になり、時間がかかっても納得のいく決断をしてください。応援しています!
\\当時の上長である菊池さんに濵田さんについて聞いてみた//
▼他のメンバーのインタビュー記事はこちら
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