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VS木内戦の振り返り

→チャンピオンの在り方→愛について→NEXUSベルトへの想い(この記事はめちゃくちゃ脱線します)

Evermove所属 河村チルドレンの
シンガーソングファイター 豪瑠です

試合に負けた自分の振り返りです。
ダラダラ書いて文章綺麗にまとまらないと思うので見たい人だけ見てください。
※夜行バスまでかなり時間があるのと、どうせ寝れないバスも7時間くらいあるので書くことにしました。(結局疲れで寝てしまい続きを月曜日朝に病院の待合室で書いてます)

本日はFightingNEXUS.36
通称 超NEXUS ニューピアホール大会
第3試合に組まれた
木内スキニーゾンビ崇雅選手との一戦

この試合は自分がSNSで発信したことがキッカケで組まれた試合。NEXUS旗揚げ10周年のこんな素晴らしい大会に出場出来たことをまず誇りに思います。試合を組んでくれた山田代表、対戦受けてくれた木内選手には本当に感謝で心がいっぱいです。

試合結果は1Rで肘を極められての1本負け
入場は120点、試合内容0点 自分の中で幻想が崩れたそんな試合でした。
入場は本当に最高で俺ってやっぱりスーパースターだなと自惚れました笑
でも試合が終わってみると、まだまだ自分って超弱いんだなって再確認しました。
やってきたことが100%出すのは試合じゃ難しいって言うけど1%も出せなかったのは初めてでした。

「マジか。」

負けたあと裏で何回言ったか分かんないですが10分くらい連呼してました。
もちろんながら絶対勝てると思って挑んでますし、コンディションも間違いなく過去最高に仕上がっていたので、負けたという事への理解が追い付かず、一晩経って勝負の世界って改めて残酷でなんて儚いものなんだと感じています。

でもこの負けで積み重ねてきたものが0になったなんて到底思ってないし、やってきたことも間違ってなかったと思います。実際試合が決まって2ヶ月でまた更に急成長出来たし、試合をしたこと自体に後悔はありません。ただ今日はそれがハマらず出せなかったという事なのかなと思います…。
自分自身めちゃくちゃストイックに過ごしてきたと胸を張って言えます。
でもそれは自分一人の力ではなくて、練習してくれるみなさんのおかげです。いつもありがとうございます。だからこそ勝ちを届けたかった…。

プロキャリア2年目初戦の今回、応援してくれる人がめちゃくちゃ増えたのと試合に負けても連絡くれる人がめちゃくちゃ増えたってのをとても実感しています。これってプロ1年目ではあまり無かったかなと思うんです。勝った時だけ都合よく連絡してくる人は居ても、負けても同じように連絡をくれるって言うのは、自分の積み重ねを少なからず認めてくれてたりするからこその変化なのかなと。会場で負けた後に知らない人達が話しかけてくれたりするのも素直に嬉しいからもっとお願いします!
あとは、去年の1年間NEXUSで沢山実戦経験を積ませてもらって、名前を売らせて貰えたからだと思ってます。改めて山田代表・NEXUS関係者一同に感謝です。

試合前も試合後も俺ってひとりじゃないんだ
そう思いました。

遠征させてくださった様々な選手やジムのみなさんにも感謝です。他の大会と日程が被ってEvermoveからセコンドが来れないという事態でも快くセコンドを引き受けてくれて、一緒に作戦を考えてくれた前所属のOOTADOJOの椋くん(PANCRASEの田嶋椋選手)とたっくん(プロフェッショナル修斗の松岡拓選手)、そして代表の太田さんにも本当に感謝しかありません。

でもプロでやる以上試合でインパクトを残せなかったことへの悔しさがあります。
同じ高校出身ってだけで気にかけてくださるUトレーナーや、別の選手の応援で会場に来ていた美人女子選手のY選手などと試合後お話した時に、「歌良かったよ」や「歌上手だったね」と慰めの言葉をいただく現状。やっぱりこれじゃダメだよな〜。歌も良かったよ!になってこそシンガーソングファイターだよなって思いました。

俺はいい意味で誰にでも勝てそうな気がするし誰にでも負けそうな選手なんですよ…。
安心して勝てるよねっていう選手になるまでまだまだかかりそうです。そうなった時には自ずとベルト巻いてると思います。

やっぱり王者ってのは絶対王者である必要があると思いました。そしてチャンピオンはやはり強くて優しくてかっこいい存在であるべきなんです。今のNEXUSのチャンピオンは男気のあるかっこいい人しか居ません。(みんなめちゃくちゃいい兄貴たちで凄く良くしてくれるんです。)

あと何年かかるのか分かりませんがあの地球の絵のベルトを巻くまでは何がなんでももがき続けようと改めて決意しました。
あえて内容は詳しく書きませんが、会場でとある選手とめちゃくちゃ沢山話したんです。俺は彼を追いかけ続けようと思うし本当に尊敬してます。

あとネタ抜きで、圧倒的に俺に足りてないのは〝愛〟なのかもしれない。

ここでも名前を伏せますが彼女をジムの代表に紹介して挨拶してる選手もいたりして、なんか憧れる人達の真似ってしたくなるじゃないですか?全部がかっこよく見えるというか。そんな選手から
「豪瑠モテそうだけどなぁ〜。愛のパワーって大事だぞ!」って言われたんです笑
女のケツを追いかけ回す気はありませんが、良い人がいたら支え合いたいですネ…笑
チャンピオンになったら自ずと女性が寄ってくるだろって思ってますが、逆も然りなのかもしれません。大切な存在ができて更に頑張れて、ベルトを引き寄せるとかって法則もあるのかもしれません。

格闘家になってからの3年間。練習ばかりしているせいかそれは関係無いのかは知らないけれど、彼女どころか女の子とデートとかもしてない…。

今大会の寝技決着の三試合。
三者三葉の三角でフィニッシュした河村チャンプ、横山さん、対戦相手の木内さんの三方は皆、奥様とお子様に恵まれ、まさに愛のパワーを見せつけ最高の親父を体現していました。

ちなみに試合の決まり手は三角締めではなくかなり特殊な変形のブイワンでした。
格闘技初めて3年ちょいあんな極められ方練習でもされた事ないです。技のバリエーションの多さで経験の差が出ました。知ってる技はディフェンス出来ても知らない技は何も対応出来なかった。経験値の引き出しの差が分かりやすく出てしまいました。
最初なんで極められたか本当に分からなかったんです。(そもそもアームバー以外で肘を極められる事は練習でもほとんど無いですし、ましてや同階級に取られることは想定していませんでした。)
相手の下に潜りリバーサルする際に三角を狙われることは対策済みだったので対応出来ました。そこから三角十字の狙いも知識の範囲内だったため対応出来ました。そうこうディフェンスしていたら腕が伸びていないのに肘がピキっと鳴って極められていました。
敵ながらアッパレって言葉が適切な気がしています。(一晩経ってみて思うのは、そこに行くまでの過程では沢山自分の判断ミスはあったものの、あの極めに関しては、木内半端ないって。そんなん出来ひんやん普通…。って感じでなかなかお目にかかれない芸術点の高い、まさにart足りてる作品にされちゃったなって感じでむしろ清々しい気持ちですよ)

てかこうやって試合後夜行バス乗って地方へ帰る時点で下積みって感じだよね。宿もカプセルホテルだったし。このハングリー精神大事だと思うんですよね。まだデビュー2年生だから。キャリア綺麗なエリート組とは違うと思いますし、まだまだ弱いからイロモノの部類だと思います。そんなの俺が1番わかってるんですよ。だからこそ努力し続けますよ。
「落ちこぼれだって必死で努力すればエリートを超えることがあるかもよ」ですね。まさに。

そんなに簡単に上手くいったら面白くないし。
もちろん負けっぱなしじゃ終われないけど、
遠回りくらいがちょうどいいんですよ。

お世辞抜きでファイトマネー安いけど、俺の中でNEXUSは本当に最高の舞台です笑

だから必ずいつかあのベルトを巻くんです。
アマチュアの時からあのNEXUSのベルトが夢です。
他の団体でベルトを取ったとしても、NEXUSのベルトを取るという目標は絶対に変わりません。
それは河村チャンプをはじめ歴代のかっこいいチャンピオン達がNEXUSのベルトに自分の価値を高めてもらい、そしてNEXUSのベルトの価値を高めて来たからだと思います。格闘技を3年しかやってない俺にNEXUSの10年の歴史を語る資格は無いですが、俺はNEXUSの看板選手の1人です。そういう自負を持ってやってます。
NEXUSは〜とかよく言われますが、じゃあそもそもNEXUSでも勝ったり負けたりの俺ってどうなるんやって思いますし、ここでもまた名前を伏せますが、とある選手がこう言ってました。(※かっこいいフィルターで言葉がちょっとキザなセリフに脳内改ざんされてる可能性大アリです笑)

「PANCRASEがどうとかDEEPがどうとかって言うけど別に差はねぇよ。目の前の景色見てみろよ。この会場パンパンにこれだけお客さんが来てくれてるんだ。俺たちがNEXUS盛り上げていこうぜ」

こんなの言われたら痺れますよほんとに。
だからこそ次ニューピアで試合する時は勝ちたいです!絶対勝ちます。
これでストロー級戦績トイカツ道場に2連敗だし
ちゃんとPFCチャンピオンは強かったです。
(応援に来てた心直がマイクでなんか言われて、その後木内選手のところに話に行ってたみたいだけど、そこはそこで俺が触れなくてもストーリー勝手に進むでしょう…。)

あーあーまたリベンジしないといけないものがひとつ増えたなぁ。今回の忘れ物はいつかPFCのベルトを巻くことで清算します!!
WARDOGにもデビュー戦の借りがあるし、今回はPFC。ケジメとしてベルト取らなきゃ行けないタイトルがどんどん増えていく。こうやって選手は引退できない沼にどんどんハマって行くんだろうな…。インディーとかさメジャーとか関係なくさ、やっぱりベルトとるってめちゃくちゃ大変なんですよ。

話がまとまりませんね。
要するに俺はやってきたこと後悔してないし
気持ちはもう切り替わってて次に向かって頑張るからこれからも挑戦し続けるし、正規なルートとは違うやり方かもしれないけど最後に必ずベルトを巻くから応援してくれよってことです!診察呼ばれそうなので行ってきます👋
→p.s:無事診察は終わりましたが大事には至らなかったです。2ヶ月ほどで完治しそうです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
そして名前を伏せた選手とは誰だったんでしょうね

ネタ引用元
大迫半端ないって、悟空の名言、Hump Backの歌詞など…色々探してみてください笑

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