私の小さな「夢」
生きていく上で、楽しいこともあれば悩ましいこともたくさん。そんな女性の悩みを、専門家に質問していくYoutubeチャンネル「GOAL IN TV」。番組を盛り上げてくれている出演者の一人、マルチタレント・わさびさんのコラムです!自分の人生を楽しく生きるためさまざまなことに挑戦する彼女の生き方についての連載。
あなたには「友人」と呼べる人はどのくらいいますか。
正直、私はそんなに多くないんですよね……。
振り返ってみると、ひとりでハードル走をやっているような毎日。
やるべきことが目の前にたくさん並んでいて、それを必死に飛び越えながら突っ走る生活をずっと続けてきたので、仲の良い友人と頻繁にコミュニケーションを取るということが習慣づかないまま、いい大人になってしまいました。
仕事と重なってしまい、友人の結婚式にはほとんど出たことがありません。
最初は誘われていた集まりも、顔を出すことが叶わないまま、声をかけられることすら段々となくなりました。自分が知らされていない集まりの集合写真を、幾度とSNSで目撃したことがあるような人生なわけです。
とっても寂しい気持ちになるけれど、これも自分の選んだ道。仕方ありません。
「仕事も失いたくないし、勉強もおろそかにしたくない。でも、仲間も失いたくない」
……あぁ私って本当にワガママだなぁ。
だけど、ある時ふと、世の中には私と同じような大人がたくさんいるのではないかと思ったんです。
仕事の休みが合わず、友人との付き合いがなくなってしまった人とか。昔は友達なんていらないと思っていたけど、最近ふと寂しくなった人とか。何となく友人との話題が合わなくて付き合いが希薄になってしまった人とか。
そして私は思ったのです。
「ああもう、“そういう人たち”っていう時点で私たち、超気が合うじゃん!」と。
だけどこんなコロナ禍ですから、人と人とのつながりがさらに希薄になっている。
だからこれから“そういう人たち”と一緒に、何か面白いことをやれないかな、そんな企みを持っています。
私は女芸人コンビとして活動していた時も、東京でバーをやっていた時も「人と人とのつながり」を一番大切なテーマとして考えていました。
みんなには伝わっていなかったかもしれないし、ありがた迷惑に感じる人もいたかもしれないけれど、常に誰かが新しい誰かと出会える時間を作ろうということに、ネタ作りと同じくらい注力していました。
結果、私たちコンビを応援してくれている人たちも、バーに飲みに来てくれる人たちも、多くの人たちが私を飛び越えて直接仲良くなっていきました。素敵な仲間の輪が広がっていくことが私の幸せでした。
でもどれもコロナ前のお話です。
今は緊急事態宣言こそ明けたけれど、このコロナ禍。時代にしっかりフィットさせて、新しく「人とのつながり」を感じることができないかなと、私たち夫婦は考えています。
そして、それには【集団ソロキャンプ】がぴったりなのではないかと思うのです。
キャンプ場にみんなで集まる。だけど、自分の世話は自分でする。
寝床や食料は自分自身で確保するけれど、友達を作って一緒に過ごしたっていいし、集団の中で一人を感じたければ一人になったっていい。
現地集合現地解散でもいいし、そこでできた友達と一緒に帰ったっていい。その日限りの友人関係だって別にいい。
たぶんそんなラフで選択肢のあるやり方が、一番今の時代に合っていると思うのです。
三密を避けた野外で、ベストな体の距離と心の距離をキープしながら。
私の小さな夢「集団ソロキャンプ」に、是非あなたも参加してみませんか。
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