【データと図解で徹底解説】YouTubeアナリティクス 詳細モード実践活用
1. はじめに
このnoteを見て頂き有難うございます。
YouTubeのチャンネル運営について発信しているGO@YouTube考察です。
YouTube運営者向けに、アナリティクスを基点とした発信をしてます。
このnoteは「YouTubeアナリティクスの詳細モード」を活用しながら自己分析する方法を実例解説します。
詳細モードはデータの組合わせにより様々な活用法がある中で、このnoteでは活用目的を3つ設定しています。
特に「自己分析」は私が一番大切にしている部分。
競合チャンネル・YouTube上の様々な動画をリサーチすると思います。そのリサーチ結果を活かす為には、自チャンネルに合う・合わないを判断できないと「抱えているユーザー」の為になりません。
チャンネルを分析しろと言われても「どうやってやるんだよ」という方もいると思います。
そんな方の為に、自己分析の方法を詳細モード基点で提案するのがこのnoteです。
現状は詳細モードを「使ったことない・見方が分からない」という方も沢山いることがアンケートで分かりました。
このような方も想定し、操作方法 ⇨ 実践活用できるまでを3部構成で解説しますのでご安心下さい。
そして、このnoteは下記にこだわっています。
難しい分析・計算は一切不要。読み終わったら即実践できる内容を厳選しました。
CH運営する上で「疑問・不安」に感じる内容も、アナリティクス詳細モードを基点に解説します。
① 自己紹介
普通のサラリーマンが子育てしながらYouTubeやっています。
YouTubeは2007年頃から「ギターの弾いてみた系」で始めました。YAMAHAプレイヤーズ王国やニコニコ動画の波が出てきた頃です。
収益という概念がなかった頃からやり続けてきた都合上「コンサル・教材・スクール」などで学んだ経験はありません。トライ & エラー & エラーの独学でやってきました(今は色々目を通してます)。
ですので、皆さんからすると違和感あるやり方があるかもしれません。
② 現運営チャンネルの実績
運営者が10名程しかいないようなジャンルなので、少し特殊に見えるかもしれません。
長期前提の資産型チャンネルしかやらない方針です。
具体的には「10年単位で需要が途切れないジャンル」に目を向けて、下記2つのチャンネルを運営してます。チャンネル③は準備中の新しいチャレンジです。
外注運営という概念がなかったので「企画・台本・セット制作・撮影・編集・サムネ・データ分析」を結果的に一人でやっていました。
運営CHは月1本で年間4,000万再生ほど。
長期需要動画を軸にし、高ランクでオススメされ続ける「自立した過去動画」を積み上げるCH設計です。ショート動画は投稿していません。
一年中リアタイ48時間が20万~30万再生をキープしているイメージです。
このチャンネルの詳細は下記です。チャンネル全体の再生回数が分かるデータも添付します。
100万再生以上が沢山ありますが、バズで伸びた動画は1本もありません。ずっと右肩上がりでオススメされ続けて、いつの間にか100万再生回っている感じです。
チャンネルの回し方は、リピーターを基点に関連動画で回し続ける運営です。
下の画像の通り「関連動画80%・ブラウジング10%前後」で回します。他のチャンネルも同じです。
このnoteでは、これらのチャンネルのデータを全開示して解説します。
本格的に参入してる方が10人程度のジャンルな為、この程度の実績公開でお許し下さい。
③ このnoteについて
このnoteは「YouTubeで稼ぐ」「再生数を伸ばす」ということに直結するような内容は記載してません。
「過去・現在のデータ」を振り返りながら「未来」を予測し、アナリティクスを通してユーザーと向き合うnoteです。
このnoteの骨となっているのは、インプレッションに関係する下記内容です。これらを「YouTubeアナリティクスの詳細モード」から読み取って、チャンネルの舵取りをします。
YouTubeアナリティクスの詳細モードは「運営データのデパート」です。確認できる情報が多すぎるが故、目的がない状態で覗くと大混乱します。
そもそも、アナリティクスを頻繁に活用しなくてもチャンネルは伸ばせます。アナリティクス自体見ないで突き抜けた結果を出す方も沢山います。
そのような方は、界隈でよく目にする「視聴者ファースト・視聴者満足」と言われる部分を、様々の視点で紐解いて動画に表現できているからです。
22年2月~5月の4ヶ月間でDM頂いた8名の相談を受けてみましたが「視聴者ファーストが大切」ということは皆知ってました。
では何故伸び悩んでいるのか….相談を受けて分かった共通点。
私の場合、このような方に「再生数が取れる企画・CHの方向性や伸ばし方」などのアドバイスは一切しません。下記を共有するだけです
CHの振り返り方
‖
CHの自己分析の方法
自分でチャンネルの事を把握できるようにならないと、クリエイターとして成長しないと考えています。だからこのような対応をします(今は相談受け付けてません)。
重要なのは失敗を失敗と気づき、原因を分析して改善を積上げることだと考えます。その為には「正しい振返り」が必要です。
「正しい振返り」の方法は何でも良いのですが、一つの武器となるのが
アナリティクスの数字はユーザーの足跡なので、ユーザーと向き合う一つの指標と言えます。
これを活用した「正しい振返り」を行うことで、目標に向かうレールに軌道修正する事ができます。このイメージが下図です。
詳細モードの活用方法・存在すら知らない人でも「データと向き合って運営してみたい方」であれば、運営の引き出しが増えるnoteになるはずです。
他にもこのnoteはこんな方々におすすめです。
逆にこのような方々にはおすすめしません。
何を優先するかは運営者次第ですが「自分に合った運営方法を見つける」というのも大切だと思っています。
自分に合った運営方法の選択肢として、このnoteの内容を提案できればと思います。
2. 詳細モードとは
詳細モードを「情報のデパート」と表現しましたが、それっぽく言うと「ユーザー評価の構成要素を確認できるもの」です。
下記に詳細モードのイメージを用意しました。
① 詳細モードのイメージ
通常のアナリティクス = 体重計だと思って下さい。体重や体脂肪率を確認することが出来ます。
一方でアナリティクス詳細モードは、体重や体脂肪率だけでなく「数値の構成・状態」まで細分化されたデータを確認することができます。
詳細モードでは「体重」一つとってもその構成要素=臓器単位で重さが分かります。更にその臓器の細かい情報まで入手できます。
ここで皆さんに質問です。
普段の生活で構成要素単位の情報は必要?
答えは「必要ない」が大半ですよね。
図3の構成要素を常に気にして生きている方は稀だと思います。では少し見方を変えて次の質問です。
構成要素の情報が必要な時はどんな時?
この質問に対しては、下記の答えが当てはまるのではないでしょうか。
異変を感じて健康診断が必要な時に、構成要素単位の情報が必要になります。この情報から原因を分析し、処方箋をもらうわけです。
では、上記の例をYouTubeに当てはめるとどうでしょう。次項では詳細モード活用の流れを考えてみます。
② 詳細モード活用の流れ
チャンネルを運営していれば、誰でも不安・異変を感じることがあるはずです。
特にアナリティクスは「数字」で結果が出るので、表面上の数字しか見てない場合は不安を煽るような指標になってしまいます。
具体的には、アナリティクスを見て下記のような動きに不安・異変を感じる方が多いです。
このような時、私は詳細モードで「データを構成要素単位まで分解」して原因を探ります。この作業が①項で説明した、処方箋をもらうまでの流れに該当します。
通常のアナリティクスの数値は、全トラフィックソースの平均値・合計値です。これをトラフィックソース毎に分解します。このイメージが下の画像です。
図4の通り分解すると、サムネイルが「どこに」表示された時に「どんなスコアを残したか」が浮き彫りになります。
例えば、登録チャンネルフィードの数値が通常値に対して悪ければ「登録者の反応が鈍い」と分かるので、振返りの基点が一つできます。
実際に詳細モードでクリック率を分解したのが図5です。
振返りの流れは、対象となるスコア(クリック率や再生率)をトラフィック毎に分解し、自CH内の平均値と比較。その平均値より高ければ自CH内の伸びなかった動画、低ければ伸びた動画と比較して各々の理由をストックします。
この作業から分かる通り、投稿後に「伸びた動画・伸びてない動画」を分解して比較し「失敗・成功の共通項」を見つける事を大切にしています。
有料部分ではもっと詳しく解説します。
実際に分解した数値を組合わせ、長期需要動画が後伸びするか確認したのが下のツイートです。
後伸びを早期に確認できると精神安定剤になり、サムネ変更などで迷ったりすることもなくなります。
難しい作業や分析は何一つしていません。数字を突き合わせただけです。
ここまでの話では、下記を感じていればOKです。
次項からは、詳細モードの使い方から実践活用までを徹底解説します。
読みながら手を動かせる内容なので、アナリティクスを開いて「自己分析・改善項目の洗い出し」をやっていきましょう。
そして、この先は有料部分です。
目次・無料部分を読んで「少しでも迷っている」ならば、今手にとるべきではないです。おそらく、有料部分を読み進めると更に迷いが生じます。
「揺るがない運営の軸」があり「情報の取捨選択」ができる方。さらに、下記条件に当てはまる項目が多ければ、記載している「チャンネルの動き・数字の傾向」と合う可能性が高いです。
このnoteは「値上げ・初回割引き・初回特典」がないので、いつ手にとっても条件は同じです。
ですので「今このnoteが本当に必要なのか」を時間かけて考えて頂きたいです。
購入者の感想を見ても「初心者向けではない」などの率直な感想もあります。
「YouTubeで収益化条件未達・始めたばかりの方」は、このnoteではなく以下をオススメします。これらは私が実際に購入して「幅広い層に良いと思ったもの」です。
それでは、一緒に学んでいきましょう。
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