【データと図解で徹底解説】 投稿頻度に依存しない長期運営CHの仕組み
この無料noteを読むと下記が学べます。
実際の運営に基づいた私の経験論とデータです。
上記3点について以下の目次で話を進めます。
0. はじめに
こんにちは。
X(旧ツイッター)でYouTubeアナリティクス中心の発信をしていたGOです。
今はnote購入者限定の「非公開アカウント」で発信していますが、色々事情があってメインアカウントでの発信も少し復活しました。
細かい自己紹介・私が参入しているジャンルに興味がある方は、有料noteの無料部分を見て下さい。
ここでも簡単に自己紹介をしておきます。
さて、本題です。
なぜ私がこのnoteを執筆したのか。理由は2つ。
まずこのツイートを読んで下さい。
このツイート。
下記に該当する方は「グサッと来る内容」だと思います。
事実、上記3点で悩まれている方が沢山いるのを把握してます。
「最近YouTubeが上手くいっているか?」というアンケートを取ると、以下の結果になったことからも、需要があるテーマだと思いました。
加えて、下画像の通りご指名があったので執筆しようと思いました。これが1つ目の理由です。
「トレンドばかり追いかけないで、これからは長期運営することが大切」など、表面的なツイートはよく目にすると思います。
しかし、皆さんが知りたいのは「どのように長期運営するか?」の中身ですよね。
この「中身」についての発信を見かけないので、初めての方は未知の領域だと思います。
経験上、年単位の長期運営をする場合は「トレンドの波に乗る運営とは別の舵取り」が存在するので、その中身について「一つの実例」を紹介したいと思いました。
合わせて、長期運営は投稿頻度の話もセットなので、発信する良い機会だと思ったのが2つ目の理由です。
ちなみに…
「長期」という言葉について、想定している期間に個人差があると思いアンケートを取りました。
70%以上の方が年単位の運営を「長期」としており、YouTubeがある限りずっと…という声も30%以上あります。
最近は下記のような声も聞くので、回答結果は「願望に近いアンケート結果」だと推測します。
このような界隈の空気感からも、投稿頻度に依存しない長期運営CHというのは需要があるテーマだと思っています。
特に「トレンドに乗れなくなった人」や「毎日投稿で疲れ切った人」にとっては、助けになる部分があるかもしれません。
そのような方々へのメッセージも含め「何を考え、どのようにインプコントロールしながら運営していくのか?」について実例で解説します…
が…
見方によっては「こんな運営してる。すごいでしょ。」という自慢に見えると思います。
違う見方をすれば「自分のジャンルでこのnoteのような動きを積上げるには何ができるか?」という、考えるきっかけになると思います。
それでは、最後までよろしくお願いします。
1. 投稿頻度に依存しないCH とは
1項では投稿頻度に依存しない長期運営CHが「どんな動きをするか?」について、皆さんが見慣れているアナリティクス画面で紹介します。
難しいことは考えずに
という実例を見て頂くだけで構いません。
インプレッションがどうのこうの….など難しい話は後半にじっくり記載しているので、1項では長期運営の雰囲気を感じてもらえればOKです。
雰囲気を感じるって結構重要です。目指すべきルートがなんとなく見えてきますから。
1-1. 再生数の推移
さっそく、投稿頻度に依存しない長期運営CHがどのような動きをするのか見てみましょう(紹介するCHはショートなしです)。
下の画像は、2022年 1年間の再生数の推移です(運営4年目のCH)。
1年間の投稿本数が9本で4,400万再生。リアタイ20万再生をずっとキープしている状態です。
これを見た人の中には、こんな計算をした人がいるはずです。
計算は合っています。しかし、実際の動きはその計算に当てはまりません。
実際は、投稿した9本は488万再生/本まで到達しておらず、そのかわり
「高ランク動画が再生され続けている」
という状態が未投稿期間の再生数を支えています。
その証拠として、同じ2022年の過去動画含めた再生数を示します(同一CH)。この数字は2022年だけの動画単体の再生数です。
1年間で投稿したのは9本だけですが、投稿動画以外にも「数十万〜数百万再生レベルで再生され続けている動画が複数ある」ということが分かります。
上で紹介したのは2022年のデータなので、2023年 1月〜9月の途中経過も見てみましょう。2022年より更に投稿数が少ない部分にも注目してください。
低ランク動画を毎日投稿して「目標再生数 = 収益」をキープする。私はこの運営を「力技運営」と呼んでいます。
「力技運営」で走り続けて「許容範囲の新規:リピーター = 3:7ぐらい」で安定流入させ続けられる力量・体力があれば全然OKですが、今回紹介する長期運営はそのパターンではありません。
紹介するのは、未投稿期間の再生数を「一次関数的に再生され続ける動画」で構成し、投稿頻度に頼らなくても高水準で再生数をキープ。その間に「高ランク動画をじっくり制作して積み上げる」という好循環な運営です。
この運営スタイルは知ったところで「私もすぐやってみよう」と思う人は少ないと思います。
理由は簡単でこの2つ
いくら時間をかけて1本を制作しても、②を把握していないとインプがすぐ収束して積み上がりません。
投稿頻度に依存しない長期運営を目指すのであれば、②を把握⇨具体化できて当然の話です。まだ把握している段階ならば、このnoteを読む前にやる事が沢山あります。
少し厳しい言葉も混じりましたが「再生数の推移」と「どのような積み上げ方をするのか」について雰囲気は分かって頂けたと思います。
次項は、インプレッションの話も織り交ぜながら「積み上げ」について、具体的に解説していきます。
1-2. 初動多再生型と長期比例型
前項で「高ランク動画を積上げる」と記載しましたが、具体的に「どのような動画を積上げるのか?」について解説します。
まず結論。
下記2パターンのどちらかをメインにして積上げます。
と言っても…想像がつかないと思いますので、上の文章を頭に入れながら実際のグラフを見て下さい。
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