Yoogle🌟＃７ 【奪われた高３ 全国制覇への道🏅】

《奪われた高３というステータス》

２０２０年度＝優吉の高校３年生は
初の緊急事態宣言発令という、実に不穏な空気の中でのスタートとなりましたが、
これまでの集大成となるこの年の目標は

〇    ８００mでの、インターハイ優勝
                                 国体優勝
                                Ｕ１８日本選手権優勝

〇    全国高校駅伝２区への出走
                                 及び区間賞の獲得

陸上留学🇺🇸を成功させる為の条件としても
この年に８００mにおいて高校チャンピオンと
なる事は最低限の目標でした。

でも、目標はことごとく奪われて行きました。

4月 高校総体支部大会⇒中止
5月        同    県大会   ⇒中止
6月        同    関東大会⇒中止
8月        同   全国大会（インターハイ）⇒中止
10月     国体                ⇒延期

インターハイの中止は史上初の事でした。
この年の甲子園も、中止。

全ての高校３年生の目標、夢が
理不尽に、不条理に奪われた事
ここまでの苦楽を共にしてきた仲間たちが
何の区切りも無いままに不本意な引退を
せざるを得なかった事
そして何より彼らの、行き場の無い憤りを思うと
本当に無念でしかありません。

だけど

出来ない事を嘆くのではなく。

高３というステータスを失った君たちを
何とか救ってあげたいと、沢山の大人たちが
あらゆる方面で尽力してくれていた事を
知っていて欲しい。

そして高３というステータスを失った君たち
だからこその強さを手に入れたハズだと信じて
この世代の子たちが、高く大きく羽ばたく事を
楽しみにしています‼️✨✨

《希望のヒカリ》

最低でも高校チャンピオンという目標を掲げて
スタートした高校最後の１年でしたが
相次ぐ大会の中止により
スタートラインに立つ事すらできないままに
ジリジリと時は過ぎ
夏休み恒例の、駅伝に向けての強化合宿さえ
この年は行われなかったのです。

もうホントに絶望しか感じてなかった夏の終わりに、１０月➡️インターハイ代替大会の開催が
決まるのです。

例年１０月の広島では、
Ｕ１８およびＵ２０の日本選手権が行われているのですが、このＵ１８の方をインターハイの代替大会として開催して頂ける事になったのです😆

《予選》

２０２０年１０月２３～２５日
於:エディオンスタジアム広島
全国高等学校陸上競技大会２０２０

残念ながらこの大会は無観客での開催でした。
選手の関係者のみ、人数制限で入場可能との
事で、実は小学校時代から中学、高校とずっと
優吉の大会のほぼ全レースをパパと観戦してきましたので、日本一がかかったこの大会‼️
どっちが行くか❓で若干揉めましたが
「高校最後の大会だからママが行っておいで」
と😊
あざぁ～す😁

予選の観戦は
これまで見てきた数多のレースの中でも
ズバ抜けて緊張しました😵‍💫😵‍💫😵‍💫🤮🤮🤮

通常全国大会に出場する選手は、各地方･
ブロック予選を何レースも勝ち抜いて来ているので、お互いの実力というのをある程度わかった状態でスタートラインに立っているんですけど、
今大会はその地方･ブロック予選が一切行われていないので、情報として１年位前のＰＢ
（自己ベスト）しか持ち合わせていなかったのです。隣りいる選手がこの１年でどれくらい伸びたのか？現時点の持ちタイムはどれくらいなのか？
まったくわからない訳なんです。相手がどんな
ヤツなのかまったくわからないという事ほど
恐いことないですよ

そして更に言えば、優吉自体も、ほぼ１年振りのレースであり、この１年の間にどれくらい速くなったのか遅くなったのかが一切不明😭😭😭
私一人で震えてました💦💦

予選は全５組
準決勝無しで、各組１着＋３が決勝へ
（各組の１着と、全組の２着以降の選手をタイム順に並べその上位３名《これを＋３と表記します》を合わせた、計８名が決勝に進出）
１着＋３という条件もたいがいですよ
１着になれなかった時点で
予選落ちの確率が爆上がり💦💦💦

予選➡️１着     １＇５２＇３１

😆決勝残った〜〜〜😆
ゴール後も暫くの間は体の震えが
止まらんかった〜〜💦💦

決勝は２時間半後٩(🔥▽🔥)۶
疲労回復に全力の２時間半です💪

※※※なんかパパが、観戦を私に譲ってくれてパパの好感度が無駄に上がるとアレなんで
付け加えますけど結局、私とパパ、２人とも観戦する事も出来たんですよ実は！😅

《全国大会決勝‼️》

日本一がかかったレースではありましたが
実は予選よりもだいぶ落ち着いて至って静か～に観戦しておりましたよ😄

予選の全レースを観た事により、相手の力と
優吉の力が把握出来たお陰です。

実は元々、二見君との勝負になるのではないか？と事前に予想し、広島へは《対  二見君》としてのレースプランオンリーで乗り込んでいました。
だからこそ、二見君以外の未知の第三者がいた場合に、そこに対応できるかどうかが不安で
それを見極める予選が異常な程の緊張感だった訳です😅

ですが決勝は予想通り二見君が１周目から飛び出し、更にそこに誰も付いていかない（いけない）状況を見て、やはり二見君との勝負になると確信。

であれば、優吉のレースプラン通りでいけば
最後には追い付ける計算になっておりましたので、《いける😊👍》と思っておりましたよ
🥇😁

決勝➡️１着  １＇５０＇２１😆

初の全国制覇 😆 高３

《このご恩はいつか必ず・ ・ ・》

全国高等学校陸上競技大会２０２０

この大会、何度も繰り返しますが
石井家にとっては、優吉の日本一がかかった
ヒッジョーに大事な大会でしたが
顧問にとってはこの時期
全くそれどころではございませんでして😅

３年連続での全国高校駅伝出場がかかった
千葉県予選が目前でしたので、広島は
顧問は勿論の事サポートの部員さえも一切同伴
無しの優吉完全放置でした😂
レースは全日、ＪＡＡＦ（日本陸連）が生配信してたのにそれすら観てくれてなかったばい😭
（どーゆー事よ⁉️😤）

幸いにもこの大会には同じ八千代松陰から
走高跳でジョエル優人君が出場していましたので（１年生ながら４位入賞✨翌年のインターハイでは見事優勝しました🏆✨おめでとう😆😆
アメリカで優吉待ってるよ〜〜〜😁）

そちらの顧問とサポートさんが、一緒に優吉の
面倒を見てくれました😌サポートさんの存在はホントにありがたい訳で、サポートさんがいなかったら勝てるもんも勝てんのです！
マネージャーさんも同様ですが
裏方さんには改めて敬意しか、ない🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️

で、レース終わった後で短距離＆跳躍顧問へ
挨拶に伺ったところ、その日の優吉の夕食は
お祝いにオレがご馳走しますから、と😆
優吉の顧問でもないのに、、、、、

海鋒先生‼️あざぁすっ😭😭😭😭😭

海鋒先生とは、この時が初対面でしたが
「先生🙇‍♀️

すみません🙇‍♀️

ありがとうございます🙇‍♀️

優吉の夕飯は１人分では全然足りません！

あと、コーラも付けてあげてくださいっ💦」

と、ちゃんと言いました🤣

先生‼️この時のご恩は必ず‼️

いつか優吉が返しますっ‼️‼️‼️🙇‍♀️