社内一のマルチタスクで10,000名超えの学びをサポート。New Business Development最勝寺綾
ここで発信していくのは、GOメンバーのポートフォリオ。
コーポレートサイトだけでは伝えきれないメンバーたちのカラーや強みについて、できるだけくわしくお伝えしてまいります。
The Breakthrough Stories第13回は、 New Business Developmentの最勝寺綾(さいしょうじあや)。
約12年間リクルートに勤め、学習サービスの立ち上げなどに携わったのち、独立。フリーランスで複数企業の事業立ち上げをプロジェクトマネジメントとして経験し、2021年11月にGOにジョインしました。GOでは延べ13,000名以上のビジネスパーソン・学生が受講したスクール事業の責任者を務め、強い責任感とその頼もしさでプロジェクトを率いています。
家事と育児をこなしながら、妥協なく仕事に打ち込む最勝寺の、今を形成する印象的な出来事や、働く上で大事にしていることについて聞きました。
友人からの無茶ぶりきっかけで、GOにジョイン
——これまでの経歴と、GOにジョインしたきっかけについて教えてください!
2006年にリクルートに入社し、サービス・商品の企画開発・マーケティング業務を経て、「スタディサプリ」(オンライン学習サービス)の立ち上げに携わり、コンテンツ開発責任者として働いていました。
2018年にリクルートを退社してからは、フリーランスとしてさまざまな企業の事業開発案件のプロジェクトマネジメントを担っていました。そんななか、リクルート時代の上司でもあり友人でもある山口文洋さん(現LITALICO社長)から「GOって知ってる? 多分気が合うと思うからちょっと話聞きに行ってみて〜」という無茶ぶりメールをもらい、フラッと軽い気持ちでGOオフィスに訪れたのがきっかけです。
そこで、三浦さん・福本さんから当時ローンチしたばかりの「THE CREATIVE ACADEMY」*の話を聞き、クリエイティブな発想を社会にインストールしていくおもしろさと可能性に惹かれて、スクール事業に関わらせてもらうことになりました。
*THE CREATIVE ACADEMY……GOが運営する、次世代のクリエイター・ビジネスプロデューサーの育成を目的とした教育プログラム
——最勝寺さんは「THE CREATIVE ACADEMY」の責任者なんですよね。
はい。もともと、このプログラムは2020年にスタートしたのですが、当初は広告業界のクリエイターを中心に展開していました。しかしながら、受講者の声を聞いてみると、このスクールで学べる「新たな価値を生み出すクリエイティブの力」は、広告業界だけでなく、あらゆるビジネスシーンにおいて必要とされていて、業界や業種問わず求められている力であると感じました。
それは、私自身がリクルート時代に痛感したことでもあって。そんな想いもあり、今はスクール事業責任者として、まずはこのスクールが「より学び多い場になること」「より学びやすい場になること」を目指して取り組んでいます。
受講者の体験価値を高め、そしてそれらを運営・展開するプラットフォームや仕組みが強固かつ拡張性の高いものになるように。また、事業の拡大に向けても新たなチャレンジをあれこれと構想しています。やるべきこと、やりたいことは尽きないですが、これまでのキャリアで培った自分の守備範囲の広さとマネジメント力を武器に、同じ想いを持つメンバーとともに日々邁進しています。
「共感」と「大義」2つの軸はぶらさない
——これまでのキャリアで、ターニングポイントになった仕事はありますか?
やはり立ち上げ当初から携わった「スタディサプリ」です。私が退職するまでに60万人以上が利用するサービス規模になり、事業の成長期に事業づくりの当事者として関われたことは大きかったですね。
そんな貴重な経験を積めたスタディサプリでの仕事は、今では何ものにも代え難いものになっていますが、当時、スタディサプリチームにジョインするかどうかは私にとって大きな選択でもありました。
というのも、ちょうどその時期、結婚をしたタイミングで、夫から言われたある言葉によって自身のキャリアについて悩んでいたからです。それは、「仕事を続けても辞めても、好きなようにしたらいいよ」という何げないひと言だったのですが、働くことが当たり前だった私にとって、「仕事を辞める」という選択肢があると知った途端、「何のために働くのか?」がよくわからなくなってしまっていたんです。
自分なりに考えた末、「自分の意思で仕事を続けるのなら、次の世代に残せる、より良い未来を創っていく仕事をしよう」と心が決まり、スタディサプリに携わることを決めました。仕事において、「自分が共感できるか」「大義があるか」はずっと変わらずとても大事にしている軸であり、だからこそ今もこうしてスクール事業に携わっているのだと思います。
10年間で身についたマルチタスク
——ここからは最勝寺さん自身のキャラクターについての質問です。GOではよく、どんな人だと言われますか?
「人の良いところを見つけるのが得意」だと言われます。誰しも得意不得意はあるので、せっかくなら長所に目を向け、それを活かし合えるといいですよね。
あと、この間、三浦さんに「人との距離感が絶妙」と言われ、ハッとしました。親しみやすいけど冷静さもあって、付かず離れずですねって。基本的には人を受容するので、人からもそういう印象を持たれやすいのですが、実際は結構、客観的に見ていることも多く冷静な判断や対応をすることもあります。三浦さんには、そのバランスを見抜かれているんだなと。褒め言葉だったのかはわかりませんが(笑)。
——GOの中で「これは負けない」と思うスキルはなんですか?
マルチタスクをこなす能力。家事・育児をしながら仕事をするようになって10年経ちました。仕事の時間・家庭の時間という区切りはあまりなく、常に両方に向き合い続けています。
——“マイベスト”なコンテンツを3つ、あげるとしたら?
①THREE TREASURES(セレクトショップ)
デザイナーズブランドとコラボプロダクトを展開しているショップ。私も3年前からマネジメントで関わらせてもらっています。デザイン性がありながら、手に取りやすいプロダクトばかりでおすすめです。
②kermistokyo(飲食店)
東京・白金にあるフレンチレストラン。なのですが、一人でもふらっと飲みに行けるくらい自由な雰囲気が心地よいです。お料理もお皿も内装も素敵。飾らず気さくで本当にいい店。大好きです。
③wineshop flow(飲食店)
東京・幡ヶ谷にあるワインセラー併設の角打ち。壁一面無垢でできた角打ちスペースと円形のガラス扉のワインセラーがかっこいい。カウンターでワインも飲めるし、音楽も楽しめます。
——今すぐ平日に3連休をとれるとしたら、何をしますか?
家族で旅行に行きたいです。娘が小学校の地理や歴史を学ぶのに合わせて、ザ・教科書に出てくる観光スポットを巡っています。去年は、平等院鳳凰堂、日光東照宮、二条城、厳島神社、平和記念公園に行きました。次は、松島と兼六園に!
——娘さんが持ち上げられているのがほほえましいです。さて、最勝寺さんが人生でいちばん負けられないと思った勝負について教えてください!
何か勝負事に挑んだり、絶対に手にしようと思って取り組んだ感覚がないかもしれません(GOぽくなくてすみません(笑))。
ただ、常に目の前にあることに真摯に全力で取り組むことを意識しています。その結果が全てであり、とはいえそれも通過点でしかないので、変わらず前に進み続けていきたいといつも思っています。
——GOのミッションは「変化と挑戦」です。最勝寺さんにとっての「変化と挑戦」とは?
変化の激しい時代だからこそ、自分の大切にしている感覚をぶらさずに、とはいえ水のように柔軟にカタチを変えながらしなやかに生きていきたいです。今やっている新規事業開発もそうですが、きっとそう簡単には結果は出ないし、大変なことのほうが多いはず。でも、日々夢中で過ごし、気づけば違う景色が見えるようになっている、という生き方が理想です。