仕事に興味がないんじゃない、推しに興味がありすぎるだけ。クリエイティブディレクター・コピーライター 鶴見至善
ここで発信していくのは、GOメンバーのポートフォリオ。
コーポレートサイトだけでは伝えきれないメンバーたちの強みや私生活について、できるだけくわしくお伝えしてまいります。
The Breakthrough Stories第12回は、クリエイティブディレクター/コピーライターの鶴見至善(つるみいたる)。
GOの提携クリエイターであり、株式会社ひろろの代表を務める鶴見。企業やサービスのブランディングを得意とし、様々な案件に携わる一方で、私生活では推しに熱狂、オタク活動ではGOで右に出るものはいないという強者(曲者?)でもあります。
そんな鶴見のキャリアとキャラクターに迫ります。推し活エピソードも聞けるのでしょうか……? ぜひご覧ください。
ツールや思考法としてのクリエイティブを学べた
——鶴見さんはご自身で会社をされていて、GOでは提携クリエイターという位置付けなんですよね。
はい。提携クリエイターとして、GOでクリエイティブディレクター、コピーライターのお仕事をしています。
主に担当している内容は、自身の得意領域でもある企業やサービスのブランディングです。最近参加しているプロジェクトでいうと、Sony Network Communications、Abeam Consulting、FC琉球の案件などがまさにブランド変革の仕事で、SKE48などがプロモーションによって話題をつくっていく仕事です。
——GOに参画したきっかけはなんだったのでしょうか?
元々、代表の三浦と博報堂の同期だったこともあり、GOの立ち上げ時から色々とお手伝いをしていました。2018年、自らも独立するタイミングで正式にGOの提携クリエイターとして携わらせていただくことになりました。
——これまでのキャリアで、ターニングポイントとなった仕事について教えてください!
博報堂の社内ベンチャー・子会社である2社、「HAKUHODO THE DAY」「ALL BLUE」の創設メンバーとして参加できた経験が大きいと思います。
自分が代理店に入社した頃は、クリエイティブは専門職としてキャリアを積んでいくことが一般的だという空気がありました。そんななか、クリエイティブの技術を活かして経営視点でブランドの成長をつくったり、海外に向けて日本カルチャーを輸出したりするなど、クリエイティブを広告制作の技術としてだけでなく、あるべき未来をつくるためのツール、思考法として活用できる環境に早くから身を置けたことは幸運でした。仕事全体に対する視座が広がる大きな経験だったと感じています。
——GOでのベストワークを教えてください!
それぞれのプロジェクトへの思い入れがありますが、GOのブランディング領域の仕事として成功したSony Network Communicationsの仕事だと思います。
ビジネスプロデューサーの岩本さん、クリエイティブディレクターの松田さんを始めとするチームの皆様の姿勢が素晴らしいのですが、企業ブランドから、サービスブランド、採用、社内コミュニケーションなどに至るまで360°で改革に現在進行系で向き合えている、とても良い仕事だと思います。
ここからは、推しごと(おしごと)について。
——ここからは鶴見さんのキャラクターについて深堀りしたいと思います。GOではよく、どんな人だと言われますか?
アイドル、推し活に注ぎ込んでいる時間とお金が大きいので、仕事にあまり興味がないのではと言われることが多いのですが、実際は仕事に割いている時間の方が多いですしちゃんと熱意をもって取り組んでいるつもりです。
(編注:ちなみに記事の見出し画像は、推しとウェディングケーキ入刀の気分を味わっている様子とのこと)
——推し活ではGOで右に出るものはいないんじゃないでしょうか。
そうですね。女性アイドルグループに関する知識とオタク活動のスキルではまず負けないと思います。
——好きなものには惜しみなく時間とお金を注ぐ鶴見さんの“マイベスト”なコンテンツ3つ、あえてあげるとしたら?
①「推しが武道館いってくれたら死ぬ」(漫画)
アイドルの推し活の理想像が描かれたバイブル。僕の推し村田寛奈ちゃんがドラマ版、劇場版(23年5月12日公開予定)に出演しています!
②「soda shower!」(音楽)
僕の推し村田寛奈ちゃんが作詞作曲、台湾のアイドルグループに提供した楽曲。初の楽曲提供でトルコのiTunesチャート2位を記録する天才ぶりです!
③「新世紀エヴァンゲリオン」(アニメ)
最も好きなアニメでありつつ、シディ・ラルビ・シェルカウイ演出、窪田正孝主演で舞台化される「舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド」に僕の推し村田寛奈ちゃんも出演します! 東京大阪長野59公演全通を目指します。
——今すぐ平日に3連休をとれるとしたら、何をしますか?
休暇には妻と旅行に行くことが多いので、予定を合わせて一緒に旅行に行きたいです。
——最後に、GOのミッションは「変化と挑戦」です。鶴見さんにとって「変化と挑戦」とは?
前職の会社から独立してGOのみなさんと一緒にさまざまなプロジェクトに参加することもそうですし、あらたに飲食や芸能事務所などのビジネスをてがけていることなどもそうですが、
毎年、ビジネスでのあたらしい変化と挑戦ができていることが、とてもありがたいと感じています。